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スイテキくんの大冒険

作者:Jun

 僕の名前はスイテキくん。今、雲のお家にいるの。これから下の世界へ初めて行くんだよ。僕の他にも兄弟や友達も一緒に出発するんだよ。みんなとお別れするのは寂しいけど、下の世界も楽しみなんだ。
 あ、もう時間みたい。これから雨になって下の世界へ行ってきまーす!

 ワアアアアァァァァ!!
こ、怖かった……
いきなり雲の上からダイブだもん。でも、もうすぐ地上に着くみたい。周りは山かなぁ? あ、あそこに川がある。よし、川めがけて飛び込もう。

◆◆◆

ふう……何とか着いたみたいだね。ここはどこかの山にある川の中。僕の仲間も沢山いてよかった。これなら寂しくなんかないからね。


ワッ!?

び、びっくりしたぁ……
急に出てくるんだもん、サカナさんが。
サカナさん、こんにちは!
えっ? 一緒に来てくれるの? この川を案内してくれるんだ! ありがとう!

サカナさんが教えてくれたんだけど、サカナさん達は水がきれいじゃないと住めないんだって。この川はとてもきれいだけど、汚い川も沢山あるのか……。本当かな? でも、やっぱりきれいな水のほうがいいよね。汚いと病気になっちゃうもんね。

しばらく行くと、あれ? どうしてみんな前へ進まないんだろう? あ! あそこで僕たち水を通せん坊している。どうしてそんなことするんだろう? あ、あそこに水博士がいる。博士に教えてもらおう。

ふうん、僕たちがみんなで川を進むとあふれちゃうんだね。だから、入口を小さくしているんだ。しばらくここに住むのかなぁ? 
そういえばもう暗くなってきたね。わぁ、お星様がきれい。何だか眠くなってきちゃった。お休みなさい。

◆◆◆

おはよう! 昨日早く寝たから早く起きることができたよ。早寝早起きって大切だなぁ。やっぱり早起きするときもちいよね! そういえば、アクア姉ちゃんはちゃんと起きたかな? お姉ちゃん、いつもお寝坊さんでお母さんから怒られていたっけ。お母さん、怒ると怖いんだ……。だから僕はいつでも早寝早起きさ! 偉いでしょ!

おや? どうやら通せん坊していた扉が無くなっているね。
さあ、冒険再開だ!

あ、あそこに村がある。
3人が魚釣りをしているね。ええと……男の子と女の子、それにお父さんかな? 何か話しているみたいだ。行ってみよう。

「ご飯を食べるときに『いただきます』 っていうよね。何で『いただきます』 って言うのか分かるかな?」
 お父さんが2人に話しかけているね。でも、ご飯を食べる前に「いただきます」 って何で言うんだろう? 
「うーん、分からない」
「私もお兄ちゃんと同じ。何でそう言うのかな」
 男の子も女の子も分からないみたい。でも不思議だよね。何でだろう?
「2人は今日のお昼ご飯は何を食べたかな?」
「ええとね……あ、お魚を食べた」
 そっかぁ、お魚を食べたんだ。そう言えば昨日お友達になったサカナさん食べられていないよね……?
 「そうだね、お魚を食べたよね。でもお魚も本当は川や海で楽しく泳いでいたかったんじゃないかな?」
 お父さんの言うとおりだよね。サカナさんだって川で楽しく泳いでいたいよね。おっと、お父さんがまだ話しているね。
「お魚も生きているんだよね。命があるよね。でも、みんなご飯を食べないと死んじゃうでしょ? だからお魚を食べるんだ。このときに『私の為にご飯になってくれてありがとう。あなたの命をいただきます』 という意味があるんだよ。だからね、食べ物は残したら駄目なんだ。食べ物を食べるのは命をいただくことだからね」
 そうなんだ。そうか、だからお母さんは「ご飯を残さずに食べなさい」 と言ってたんだ。みんなもご飯は残さないで食べようね。

◆◆◆

 あれ? また雨が降ってきたよ。沢山の友達や家族がお空からやってきた! やったね!
 あっ! みんな走り出した!
 友達がたくさん集まると僕達はかけっこするんだ。みんなで競争するの楽しいからね。
 よ~し、行くぞ!

 よーい、どん!

 みんな早いなぁ……。僕だって負けないからね。
 あ、そうだ。雨が降るとみんなで競争するから、川の水が増えたり速くなったりするんだ。よい子のみんなは危ないから雨の後は川に近付いちゃダメだからね! 溺れちゃったら僕も悲しいし……。

 はあはあ、ずいぶん長い時間走ったよ。
 あれ? 何だかお塩の味がする。
 もうすぐ海だ!
 それじゃあ、そろそろお別れかな?

 みんなも僕に会いに来てね~。
 それからきれいな水を大切にね!
 ばいばい。

 おしまい

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