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保育園に我が子を預けているあなたへ

作者:EITO
 今日は保育園に子供を預けたとき、お子さんは泣きましたか?

「ママ行かないで!」と、涙を流して縋りつきましたか?


 とても胸が痛みますよね。
 なんだか、「子供を預けてまで仕事をする事ないんじゃないだろうか」、そんな事まで頭をよぎりますよね。

 でも大丈夫です。

 子供たちはみんな、パパやママと泣きながらバイバイしても、すぐにおもちゃで遊んでますよ。

「ママにおいていかれたー!」「パパにおいていかれたー!」

 悲しいですよね。
 でも大丈夫ですよ。 保育園に置いていかれた大切な我が子たちは、それを三〇秒で忘れています。


 安心してください。
 子供はこの場所で楽しく過ごす方法を、パパやママよりも知っています。
 保育園に子供を預けたことは、何一つ間違っていない正しい決断です。

 僕たちは、パパやママにそう思ってもらえるよう、全力を尽くして子供たちを笑顔にします。


 中には「自分の時間がほしいから」、そんな理由で子供を保育園に預けている方もいらっしゃるかもしれません。

 それでいいんですよ。
 あなたが自分の時間を過ごし、子供に笑顔を向けられるのなら、それは決して間違っていることではありません。
 それは正しいです。

 保育園に子供を預けている間、あなたは家事をこなし、買い物をして、余った時間はソファーでお昼寝しているかもしれません。
 それでいいんです。

 その時間があることによって、あなたの負担は少なくなり、我が子にたっぷりと愛情を注ぐことが出来る。
 それが何よりも子供は嬉しいんですよ。
 あなたの笑顔が、子供にとっては最大の幸せです。 


 中には仕事をしているから保育園に子供を預けている方もいらっしゃるかもしれません。
 ほとんどの方はそうですよね。

 お仕事お疲れ様です。
 家事に育児、お仕事も。

 働くママは大変なんです。
 たまに平日、子供は保育園に預けているのに、仕事がお休みなんて日はありませんか?

 そんな日は少し罪悪感があるでしょうか。
 大丈夫。 子供は保育園で元気にお友達と戦いごっこをしていますよ。 今日はおままごとかもしれません。

 だから、あなたもそんな日は遠慮なくお友達とランチに行ってきてください。
 久しぶりに長い時間ゆっくりと大人の時間を過ごしたあなたはとても輝いています。

 そんなあなたが保育園にお迎えに来ると、どんなママよりも美人に見えて、子供は大喜びするでしょう。
 あなたは今日、大切な休みを優雅に過ごし、世界一輝いているのですから。


 子供は美人なママが大好きです。
 あなたが綺麗になるのなら、エステに行きたいから、美容室でヘッドスパをしてもらいたいから、ネイルチェンジをしたいから、そんな理由で一時保育を利用したっていいのです。

 綺麗になってお迎えに来たあなたを見た子供は、目を輝かせてあなたを見つめ、にっこりと笑うでしょう。
 あなたは今日、贅沢な時間を過ごし、世界一美しくなったのですから。


 あなたが大切な我が子を保育園に預けている間、子供たちは元気に駆け回り、元気に過ごしていますよ。
 今日は天気がいいですから、園庭で走っているかもしれません。
 雨の日は、お部屋で絵をかいたり絵本を読んだり、それともみんなで歌を歌ってダンスをしているかもしれませんね。


 子供は子供どおしで過ごし、沢山のことを学び、沢山の事ができるようになりますよ。
 保育園に通っていなければ知らなかったこともあるかもしれません。


 安心してください。 僕たちは保育のプロです。
 保育園で預かった大切な命は、あなたがお迎えに来るまでに、僕たちが必ず笑顔にしてみせます。


 たまには少し怪我をしていることもあるでしょうか。 
 小さい子は噛んだり噛まれたりもありますね。

 そんなときは僕たちを遠慮なく罵倒してください。
 それは事前に防ぐ事が出来なかった僕たちのせいで起こってしまったことです。

 本当に、ごめんなさい。

 僕たちはあなたの子供が傷つかないように、見守っています。
 二度と怪我をしないように、ずっと子供たちを見守っています。

 それでも転んですりむいてしまったり、お友達と喧嘩をして泣いてしまったりすることも、正直あります。

 悲しいですよね。 悔しいですよね。

 自分の子供が傷ついて、腹が立たない親なんてどこにもいません。
 その想いが晴れるまで、僕たちを罵倒してかまいません。 悪いのは僕たちです。 これは重大なミスです。

 僕たちは二度と同じことが起きないように、話し合い、対策を練ります。


 そしてまた明日、元気に登園してきてください。
 僕たちは反省しきりで、照れながらあなたを迎え入れるかもしれませんが、今日は子供を泣かせません。

 あなたの不安が消えるまで寄り添い、消えた後も同じように寄り添います。


 僕たちが受け入れているのは、子供たちだけではありません。
 あなたも受け入れています。

 僕たちは保育のプロです。 保育園に入園した日からずっと、あなたに寄り添い、ともに子供を育ててゆきます。
 もっと、僕たちを頼っていいんですよ。


 安心してください。 あなたの子供は今日も、保育園で笑っていますから。


 また明日も、元気に登園してきてください。 
 僕たちは子供に会えるのも、あなたに会えるのも、楽しみに待っています。



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