真夏の扉(2/3)縦書き表示RDF


真夏の扉
作:D.E.A.T.H.



第二話 あの世


「ここはドコだ?」

邪道は目を覚ますと、
赤い空
冷たく漆黒の地面
汚い空気
という悪環境の場所に立っていた。

邪道は思い返す。
そうだった。

自分は暴行を受けた、そして死んだのだ。

じゃあ何故、自分はここにいるのだろうか。

「これが…あの世って奴なのか?」

そう呟いた。


「ピンポーン♪」

「わっ!」

誰も居ないはずの目の前に現れた一人の美少女。
邪道と同年齢の様だった。

「誰だよ、お前!?ビビらせやがって」

「私は、ミーナ。あの世の案内人よ」

「案内人?マンガの読みすぎか?」

「いや、マジだから」


邪道はハッとする。
そういえば、幽☆○☆白書の浦○も、
ぼ○んっていう霊界の案内人に出会っていた。

そんな感じだろう、と勝手に納得する邪道。


「で、俺は生き返る試練を受けれるのか?」

邪道は聞くとミーナは吹き出す。

「プッ、それマジで言ってるの?そんなワケないっしょーー!」

ムッとする邪道。
ミーナは話を続ける。

「あたしはアナタを閻魔様のトコロにつれていくだけ。」

「そうなのか。」

少し残念そうに言う邪道。
なんだかんだで生き返りたかったのだろうか。

「じゃ、付いてきて。ここから10キロくらい歩いたら閻魔城よ。」

「10キロぉ!?たっるー…」

「はい、さっさと付いてきなさい!」

「へいへい」


辺りには何も無いはずなのに、妙な圧迫感があった。
悪い予感がする、そう思った邪道だが、
止むを無くミーナを信じるしかなかった。













ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう