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作:春晴秋明


扉を開けると、そこにあなたが立っていて、心待ちしたあなたの笑顔に会える。

私は、あなたの笑顔を見て、自然に笑顔がこぼれるの。

すぐに、あなたは両手を広げて、私はその腕の中に飛び込む。

時間はたっぷりあるはずなのに、二人は、必ずそうしてしまう。


あなたが自然に私を抱き寄せるから、私も自然に目を瞑るの。

そして、二人は唇を合わせる。 

そのまま、ずっと、抱き合って、キスをして、そうしていることが二人の幸せ。


もしも・・・

もっと早く出会えていたのなら。

二人でいつも話すこと。

もしも、あなたと私がもっともっと昔に出会っていたら、どうなっていたかしら?


きっと、もっともっと、ずうっと昔に出会っていても、二人は扉を開けた瞬間に

抱き合っているでしょう。

あなたは、その大きな懐を広げ、大きく腕を広げて、私が飛び込むのを待ってくれて。

そして私は、その後、どれだけ二人で抱き合えるのかを知っていながら、すぐに

あなたの腕の中に飛び込むでしょう。


もしも、あなたと、今、時間をどれだけ使ってもいいんだよ、って、神様が許して

くれるとしたら・・・

私は、あなたの腕の中で、ずっとずっと、幸せを噛み締めていたい。

そして、飽きるまで、あなたと二人でずっとずっと、話していたい。



でも・・・

きっと、神様がそんな素敵な時間を下さったとしても、二人には時間は足りない

ぐらい、抱き合って、キスをして、そして、語り合うでしょう。


だから、今度、二人の魂が出会うときが訪れたら・・・

必ず二人見つけ出して、そして、その長い人生を二人で過ごしましょう。


きっと、その時にも、飽きることなく、ずっとずっと、抱き合い、キスをして、

語り合うのでしょう。



『もしも』を考えることが、大嫌いだった私は、今、あなたとの『もしも』を考えることが、

とても幸せなの。


遅すぎる出会いでも、あなたと出会えてよかった。

ずっと、ずっと、二人が一つになるまで、一緒にいようね。














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