ラクーンシティTHEサバイバル(9/11)縦書き表示RDF


何かここまできたらストーリーが全く思い浮かばないっす。
ラクーンシティTHEサバイバル
作:風柳



第9話 暴君


ディラン達は先ほど無線の言っていたラクーン中央のビルに急いでいた。
無論、アンブレラの人間を信用するわけにはいかないがすでに思い当たる脱出手段は無かった。
このビルはアンブレラシャの中枢ともいえる施設なので当然大きい。
なので階段があるとはいってもエレベーターを使わないわけにはいかない。
エレベーター階層を表す表示が最上階に来たところでドアが開く。
屋上へと続く階段を上り、ディランは屋上へ出るためのドアを蹴飛ばす。
勢い良くドアを開けディラン達は銃を構える。

そこにはアンブレラ社の者と思われる白衣姿の男が1人、サブマシンガンを持った警備員が4人、そして兵員輸送用のヘリが一機。
白衣の男はこちらに気付くと片手をあげながら薄気味の悪い笑みを浮かべた。
『やあ、やっと来てくれたか。誰も来ないから皆死んだかと思ったよ。それよりそんな物騒なものおろしてくれないかね』
ディラン達は警備員に警戒しながらも銃をおろした。
『それでいいんだよ。私はいわば今回の事件を起こした張本人でね、君達を投入した後少し君達がかわいそうになったんで連れて帰ったあげようと思ったんだよ。』
「ふざけるな。お前のせいで一体何人の人間が死んだと思ってるんだ」
白衣の男の笑みは一層気味が悪いものになった。
『私が作ったウイルスの致死率は100%だから多分ラクーンの市民全員じゃないかな』
『この野郎!』
アンジェラが銃を向けると警備員が前に出た。
白衣の男はまだ笑っている。
『まあまあ落ち着いて。私も罪悪感を感じたから、こうして君達を迎えに来たんじゃないか』
白衣の男が踵を返しヘリに近ずいたとき男がポツリと言った。

『まあ、死体としてだけどね』
その時背後で大きな音がした。
振り返ってみると、そこには壁に巨大な穴が開いており先程のあの怪物が立っていた。
白衣の男は充分に距離をとってこちらを見ている。
『そいつは私の作った傑作でね。タイラントと呼ばせてもらっているよ。君達にはそいつの遊び相手をしてもらいたい』

タイラントはじりじりとこちらに迫って来ている。
ナオコは一番後ろにいて、突き飛ばされて転んだのか鼻血を垂らしている。
『それじゃあ宴の始まりだ』
男がそういうと同時に、タイラントが凄まじい速度で突っこんできた。
先程吹き飛ばしたはずの足は全快していた。
それを察したのか男はすかさず、『そいつには回復能力が有ってね。足くらいならすぐに治るのさ』と言った。
タイラントは距離を詰めるのと攻撃を兼ねたタックルを連発してきた。
素早いが、動きが単純であるためかわしやすかった。
タイラントのタックルをかわしたアンジェラは片方の膝で体重を支ええる射撃姿勢をとった。
その直後タイラントは少し屈んだ後、姿を消した。
いや、空高く跳躍していた。
一行がそのことに気付いた時にはタイラントはアンジェラを踏み潰さんと空中で狙いを定めていた。
タイラントを見失った後、アンジェラはほとんど勘で横に転がった。
その直後、先程までアンジェラの居た位置にはタイラントの青白い足が立っており、コンクリートには荒いヒビが入っていた。
『チッ』
アンジェラは持っていたサブマシンガンを捨て、ハンドガンに持ち替えた。
そしてたて続けに引き金を引いた。
しかしタイラントは全く動じずアンジェラの首を掴み、持ち上げた。
『グッ』
アンジェラは驚異的な握力で首を絞められ、持っていたハンドガンを落とした。
一瞬、彼女の体から力が抜けた。
しかし彼女は胸元から大型のサバイバルナイフを取り出し、渾身の力でタイラントの腕に突き刺した。そのまま腕を引き、タイラントの腕の肉を深く引き裂いた。
タイラントの腕は二の腕の辺りから手首の辺りまで切り裂かれていた。
タイラントも流石にそれには堪えたのかアンジェラを放す。
アンジェラは地面に叩きつけられたがすぐに落としたハンドガンを拾い、横に転がって距離をとった。
タイラントの腕は既に出血が止まっていた。
ディラン達は先程からタイラントの体に銃弾を浴びせているがあまり効果がない。
ディランは急いでいたためにショットガンを先程のアパートに置いてきたことを後悔した。
このままではらちがあかないと思いディランはグレネードランチャーにグレネードを装填した。
「ナオコ、グレネードを使うぞ。アンジェラ、援護を頼む」
『了解』
『任せな』
ナオコがグレネードを装填してる間、アンジェラはサブマシンガンを拾い、特有の素早い動きでタイラントを翻弄する。
援護に回ったアンジェラは走り回ってタイラントの攻撃をかわし機動力を奪うために足に銃弾を集中させる。
アンジェラが前に出てタイラントと戦っていると、ナオコがグレネードの装填を済ませた。
『隊長いつでも撃てます』
そう聞いてディランは確実にタイラントにグレネードを命中させるべく、アンジェラの後ろに立つ。
「ナオコは俺が当てた直後に当たるように撃ってくれ。・・・よしアンジェラ、下がってくれ」
それを聞いてアンジェラが斜め後ろに下がる。
その瞬間ディランはグレネードの引き金を引いた。

タイラントの体にグレネードが直撃し、爆炎に包まれた体は大きく仰け反り、体勢を立て直す前にナオコの放った第二射を受けそのまま吹き飛ばされる。
タイラントはヘリの近くまで吹っ飛ばされ、その結果に白衣の男は不満に顔を歪める。


自分では少し戦闘の描写が雑かと思うんですが、何か意見をお持ちの方はお願いします。











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