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ここから始まった
作:魔法戦隊三輪野助



23☆蘭さんは私の前から消えていく


蘭さんがどこか遠くへ

行ってしまうような気がする。

私の知らない世界へ行ってしまう。

蘭さんとは二度と会えない気がする。

もうこれっきり私の前には現れない気がする。

それがとっても怖い・・・

さようなら…だなんて、

もう会えないような口調じゃないの。

寂しいよ・・・

つらいんだよ・・・

組織のあの方であったって

蘭さんは蘭さんのままなんだよ・・・

別の人では、ない。

蘭さん……行かないで・・・

遠くへ行かないで・・・

灰原の気持ちは揺れ動いている。

一瞬だけ灰原の脳裏には

明美さんと重なった蘭がうつっていた。

「行かないで・・・

蘭さん、あなたが遠くへ行ってしまいそうで怖いのよ・・・」

灰原は必死に蘭を引き止める。

「哀ちゃん・・・私はもう新一と戦わなければいけないのよ・・・

彼とは、敵同士なんだから・・・

私は戦うためにここを去るのよ。
その前にあなたに真実を伝えたかったの・・・」

蘭さん・・・それだけなの・・・

あなたはパソコン室から

去っていくの?

あなたの存在が私を大きく変えたのよ。

お姉ちゃんのような光を持っているあなたがいたから

私は生きのびることができたのよ。

蘭さんのおかげで真っ黒な私にも

少しだけ白が入ったよ。

そんな蘭さんの存在は必要なの。

私じゃなくても

工藤君だって

あとのそのほかの人々も

きっと蘭さんの存在は

必要なんだよ。

「蘭さん・・・やっぱり行かないで

あなたの存在は人々にとって大切なんだよ。

ねぇ…お願い」

哀ちゃんは泣き崩れた。

たくさんの涙を流し、

私だけを見ている。

とっても切ない。

でも…私だって

私だって、

新一や志保ちゃんたちと

このまま普通に何事もなく

過ごしていきたいのよ。

それは私があの方であるから、

無理なの・・・

私は今までの平和な生活は好きなんだよ。

志保ちゃん……

それだけはわかってほしいの・・・

「志保ちゃん…
やっぱりごめんなさい・・・

私は、志保ちゃんが思っているほどいい人じゃないのよ。

あなたのお姉さんの明美さんとは違うわ。

彼女のような純白の心じゃないわ。

時には憎しみっていう感情もあった・・・

自分なりに光を追い求めていたけど、

結局は見つからなかった。

今じゃ罪人と同じよ。」

「でも・・・私は、」

「志保ちゃん…

今こうして別れるのは運命なのよ。

そして私と志保ちゃんが

組織のあの方と構成員っていう関係なのも

運命……。

運命には逆らってはいけないのよ。

でもこれは永遠の別れではないの。

またいつか違う場所で会える可能性はあるよ。

それが今ではないけど・・・・

私達が会えるって信じていればきっと

今までと同じように過ごしていけるよ。」

蘭さんが工藤君と戦う。

大切な仲間を次から次へと失ってしまう。

そんな気がして怖い・・・

でもそれは私達には

最初から決められていた

運命……。

工藤君の言葉どおり今の状況からは

逃げられない。

大切な仲間を失っていくかもしれない。

でも彼らの無事を信じてあげることは

私にだってできるよね…‥。

「最後に志保ちゃんにこれをあげるわ。」

蘭が丸めてある何かを灰原に渡した。

何だろうと思い灰原は

開けてみた。

それは天使の絵だった。

「これ、天使の絵なんだけど……美術の時間に書いたんだ。

志保ちゃんこの絵でいいかな?」

その天使の絵はとても輝いていた。

光をたくさん浴びている。

そう……蘭さんのように・・・

光輝く美しい天使。

「こんなに美しい絵

私にはもったいないわ。

蘭さんが持っていていいよ・・・」

蘭さんは首を横にふった。

「ううん…‥その天使の絵は志保ちゃんが持っていていいよ。

私は今まで志保ちゃんにつらい思いばかりさせていたのだから

謝るついでにあげるわ。

それに私には天使は似合っていないわよ。

その天使の絵を見て私のこと思いだしてくれたら嬉しいわ。

では、いつか会う日がきたら

その時はまた一緒に

遊んだりしゃべったりしようね!」

蘭さんは笑顔でドアを開けた。

本当は無理して涙がでるのをこらえているくせに..

さよなら…蘭さん

でも永遠の別れなんかじゃないって信じているよ…。

蘭さんはゆっくりとドアを閉め

地下室から去った。







三輪野助「すみません。ものすごく下手&話が強引で本当に申し訳ないです。

コナンはきっと次の話に出てくると思います。
天使の絵のネタって誰かが使っていた気がするのですが・・・
もし使っていたらすみません

パクリではないので・・・」

評価お願いします
m(_ _)m











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