第五話:指令クリア
「シレイ クリア」
全員がテレビに目をやる
「クリア オメデトウ」
何か不思議に思いつつも全員がホットした表情に変わった。
キーンコーンカーンコーン
又鐘が鳴るとスピーカーからアイツの声がした。
「すごいね残り一時間もあるよ。やっぱ簡単すぎたなぁ」
後悔した感じもあったが何か楽しんでいる用にも感じた。
「じゃあ予定よりも早く終わっちゃったから一時間休憩ね」
そういうとスピーカーから音が消えた。
「とりあえず一件落着で良いんだよな?」
田代さんが皆に聞いた。
「これで良いんですよ」
岩隈さんが答えると周りの人達も首を縦に振った。
すると後ろから大声が聞こえた。
「イッテェ」
大声の犯人は加藤だった。
「お前キズ口触んなよ」
そこには加藤を看病している桜木が居た。
「うるせぇな。やって貰って文句言うな」
桜木は怒りながらも手慣れた用に看病を続けた。
「よしっ!これでOK」
そう言うと桜木は満足そうな顔をした。
「ありがとうな」
加藤は恥ずかしそうにお礼を言った。
すると田代さんが
「お前大丈夫か?悪いなケガさして」
「大丈夫です。これぐらいのキズすぐに直ります」
すると桜木が加藤のキズ口を蹴る。
「イッテェー」
加藤が苦しむ。
「何が大丈夫だよ。バッカ見てぇ」
桜木が笑いながら言う。
それを見ていた周りの人も微笑ましそうに笑う。
夢組が何か良い感じになった。
「あの・・・ちょっと良いですか?」
自分は今まで思っていた事を言った。
「今まで自分は毎日学校に来てました。
でも今まで誰とも話した事がありませんでした。
正直夢組に入学した事を後悔していました。
でも今日の皆さんを見ていたら何か・・・入学して良かったと思いました」
自分の気持ちを皆にぶつけた。
「実は自分も同じ事思ってました」
「私も同じ気持ちです」
「俺もだよ」
周りの人が一斉に口を開いた。
皆同じ事を思っていると分かったら嬉しかった。
「皆の事をもっと知りたいです。
正直名前を聞きそびれた人が一杯います。
個人的な事で悪いんですがもう一度自己紹介してくれますか?」
周りの人達の事を知りたい。その気持ちしか無かった
「お願いします」
皆に頭を下げた。
すると周りから次々と自己紹介が始まった。今度は聞きそびれが無いように真剣に聞いた。
「俺は山本哲也17歳」
バンドのボーカルみたいな人は俺と一個下だった。
「私は加西優子です18歳です」
クレープ屋を開くのが夢と言った人だった。
「自分は木村優矢18歳」
体形は何か格闘技をやっている用で中々のガタイをしていた。
「山田太郎です20です」誰よりも笑顔で喋った。
次々と自己紹介をしてくれた。
「ありがとうございます」
深々とお辞儀をすると 自分も自己紹介した。
「自分は飯田和樹18歳です本当にありがとうございました」
それを良い終わると
キーンコーンカーンコーン鐘が鳴るとアイツの声がした。
「休憩終了!じゃあ次の指令を出すね」
よっぽど自信があるのか言いたくてムズムズしている用だった
「待て!」
田代さんが話を無理矢理止めた。
「お前は俺達の名前をしっている。ならばお前も名前を教えろ」
そう言うとスピーカーから冷静な声で答えた。
「名前ねぇ・・・その内分かるよ。」
軽く笑いながら言った
「ふざけんな」
田代さんが激怒した。
「そんな事より次の指令の内容はある人を一週間以内に捜してもらいます」
「・・・・」
周りが黙り込む。
最初の指令の内容とは打って変わって急に難しくなった。
「探す人はヤマナカ ショウタ君です」
(誰だ?)
全員がそう思う。
「たなみに今からこの地球にあなた達を助けてくれる人はいません。居るとしたらここに居るメンバーだけです」
いきなり意味の分からない事を言い出した。
「何言ってるか分からないでしょ?まぁ行動に移すと分かるから」
話だけが進んで頭が着いて来ていない。
「ちなみに君達が失敗して殺される人はサクライ ヤマト君です」
「じゃあ勝負開始」
そう言うとスピーカーから音が消えた。
「・・・・」
全員が今起きた事を理解出来ていなかった。
「とりあえず今起きた事を整理しましょう」
岩隈さんが言うと全員が整理し始める。
(ヤマナカ ショウタと言う人を一週間以内に捜す。そして助けてくれる人は一人も居なく夢組のメンバーだけでどうにかしないといけない)
整理は出来たが意味が分からない。
そして数分経った頃全員が顔を上げた。
「皆さん大丈夫ですね」
岩隈さんが言うとテレビから又ロボットの用な声が聞こえて来た。
「アト イッシュウカンデス」 |