第6話:召し使い
…[本物]…
…[本物]の魔女には召し使いがいる……
私の召し使いも私と同じように苦しまなければいけないのなら、私なんかに会わなければいいのに……
私は、昨日[本物]の魔女になった。
体には、変化はないが力にはすごく変わってしまった所がある。
前までの私は人が思っていることが分かったり、探し物がどこにあるか分かったりしたけど今の私は予知夢もできたり次々と魔術や魔法が使えたりした。
エリーヌが言うには、これが私の本当の魔力らしい。
[本物]の魔女になると、今まで教えてもらえなかったことをたくさん教えてもらった。
もちろん、魔術の勉強のこともだけど魔女の生き方なども教わった。
そして、魔女には召し使いがいることも知った。
召し使いの事は、アンネから聞いた。
召し使いは、主に人間で魔女に憧れているものや魔術を使いたいもの達がなると言う。
しかし、魔女の召し使いになりたい人なんてこの世の中にそういるわけない。
なので、今はある一族が必ず魔女の召し使いになるように決まっている。
その一族は、魔女の家の近くに住んでいる。魔女の家は、森の中にあって周りには木しかない
でも、1〜2件だけ家がある。それが召し使いの家だ。 いく日か前、窓の外をみると5歳〜8歳ぐらいの子供達が遊んでいたときがあった。その子達もきっとその一族なのだろう。
と、そうやって今まで言われてきたことを思い出し、整理した。
正直、ものすごく疲れている。最近寝れてないせいでもあると思う。
気分転換に外に出ることにした。
外は、まだ明るくてお日様がきらきらと光っている。朝なのだろうか。
魔女の家にいると、朝なのか夜なのか分からないし夏なのか冬なのかもよく分からなくなってしまう。だから、こうして外にでることもだんだん日課になっている気がする。
あくびをしながら、歩いていると後ろから声が聞こえた。
「あ!…あなた魔女??」
その声にびっくりして私が振り返ると、見知らぬ女の子が一人立っていた。
その子は、私と同じぐらいの身長をしていてとても可愛い女の子だった。
茶色いローブを着ていて、片方の手にはホウキを持っていた。
なんだか魔女みたい。そう思ったが違かった。
「私は、召し使いだよ」
その子がそう言った。そして、
「私の名前は、ガーノって言うの。 よろしくね、魔女さん。」
ガーノはそう言い、私の前に手を差し伸べた。
私が初めてあった召し使い……
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