第3話:あの声
・・・・・私の誕生日に私の家で私の家族が死んでいた ・・・・・
・・・・・今でも、ものすごく思い出したくないけど消えない思い出・・・・
・・・・あの不思議な声を初めて聞いたのもこの日だった・・・・・
後ろで物音がした。 でも私は振り向かなかった・・ 怖さより悲しみの方が多かったからだ
・・・・・もう何がなんだかよく分からない・・・・・
悪夢なら、早く覚めて!! 早く私を起こして!!!!
でも何も変わらない・・これが夢じゃないってことは、自分がよく分かってる。
私は認めたくないだけなんだ・・・家族の死を・・・・
「まだ人間がいるわ!!!!」
知らない人の声が聞こえた。ふと、我に返った・・・・
そうだ!!!まだ忘れてはいけないものがあった・・・・・
私の家族は、私の家族は!!
・・・・殺されたんだ!!!!!!!!!!!
私はすぐに後ろを振り返った・・・
そこには、知らない女性が二人いた。その二人の女性は黒いスカートを穿いていて、一人は60代くらいのおばあさんで、私を睨んでる・・・
もう一人は20代くらいの美人な女の人だった。さっきの知らない人の声はこの人の声だろう
「あんた達、誰??」
私は、つぶやくように聞いた・・・・・・・
「あんた人間かね??」
おばあさんが私の質問を無視して、質問した。
普段の私なら、無視したことを怒っていたと思う。でも、今は普段の私ではない・・・・
「・・・はい。」
いつのまにか私は敬語になっていた。おばあさんがすごく睨んだからだろう・・・・・
すると、二人はものすごく驚いた顔をした。
私が何かいけない事を言ってしまったのだろうか??
・・・しばらく沈黙が続いた。
その後、おばあさんと美人な女の人が勝手に話し合いをした。
声を潜めてたのでよく聞こえなかったけど、私のことでなにか話してるみたいだった・・・
その話し合いはなかなか終わらなかったけど、ぼぉ〜としている私に美人な女の人が気付いて、笑顔で声をかけようとしてくれた。
「ねぇ、あなた・・・・・・」
________________さびしい。
そのとき、美人な女の人が話す前に違う声が聞こえた。
おばあさんでもなく、私でもない声だ・・・・・・でも、美人な女の人は話し続けている
どうやら、私にしか聞こえないらしい
_____________助けて
また聞こえた・・・・・・その言葉が頭の中に響いていく・・・・
最後にとても残酷な言葉が頭に響いた。
____________みんな死ねばいいのに・・・・
そのあと私は、突然の頭痛がして気を失ってしまった。
私に幸せなんかやって来ない・・・・
あのときから、そう感じてたと思う。
|