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 S6 Restaurante 『DIFORE』
 スティアルーフ、ショッピングストリートに存在する洒落た外観のレストラン。
 安価な食材から高級食材まで、その幅広いバリエーションとその味には定評がある。

――Restauranteレストランテ 『DIFORE』――

 洒落た外観もさることながら、中へ入るとそこにはアンティークで固めた雰囲気のある内観が楽しめる。壁に掛けられた絵画を楽しみながら、ちょっとしたコーヒーブレイク。そんな楽しみ方から、腹に食事を溜めたいそんな冒険者には肉厚のBaffarawバッファローのステーキを。『全てはお客様のために。我々はお客様のニーズに出来る限りの誠意を持ってお応えします』そう掲げられた店の文句に相応しいサービスを堪能した客はまたこの店へ足を運ぶ事になるのだ。

「うわ、お洒落だな」

 受付から席へと通されたエルツは、キョロキョロと店内へ視線を振り回す。
 出された水には、ほんのりとレモンの香りが。エルツは小さな銀のトレイを持ち上げて光に翳しながらその水の正体を解き明かそうと必死に眺めていた。
 そんなエルツの様子を不安そうに眺める一同。

「なんだよ、その目?ふっ、ちょっと待ってくれよ、皆。流石にそれは馬鹿にし過ぎだって。いくらこういうお洒落な店に疎いからって、たかがレモン水くらいにビビりはしないさ。はっはっは。全く参るよな〜、ほんとにもう」

 そう言って銀のトレイの水を口に含むエルツ。

「お、おいしい!店員さんおかわり!」
「やめんか!」

 スウィフトの突っ込みがスパンとエルツの頭に炸裂したところで、店員は微笑みながらやってきた。

「あのそちらはフィンガーボールと申しまして、お客様のお指を洗って頂くためのものなんです。パーソナルブックのメニューの方からフィンガーボールは新しいものと交換させて頂きますので、宜しければどうぞ」

 そう言って微笑む従業員に、スウィフトははぁっと溜息をつき「ほら、笑われたじゃないか」と言ってもう一度エルツの頭を叩いた。

「全く、お前恥さらすなよ。顔から火が出るかと思ったよ」

 スウィフトの向かいでリンスも俯いて周囲から赤面を隠していた。
 チョッパーが不思議そうな顔をして銀のトレイに舌を出したのを見て、慌ててリンスが止めに入る。

「お前のせいでチョッパーが真似するだろ」
「チョッパー、男なら飲め」
あおるなっつうの!」

 再びスウィフトの鋭い突っ込みが飛ぶ。
 そんなこんなで一同はパーソナルブックでメニューを開いた。

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〆Restaurante
『DRFORE<ディフォーレ>』
 LUNCH MENU<ランチメニュー>

▽本日のお勧め
□×1 おすすめランチコース 77 ELK

▽前菜
□×1 エルム産シャメロットとマニ貝のムース 21 ELK
□×1 ホワイトアスパラガスのアラバスタ仕立て 18 ELK
□×1 スキュワーレとカッターのアスメル風ヴィオレット 19 ELK

▽スープ
□×1 グリーンビーンズとコンソメの冷製スープ 11 ELK
□×1 赤瓜とトマトのフォルガンディ風 13 ELK
□×1 海の幸香るスープ シトラスの風 17 ELK

▽メイン

□×1 エイビス産 綿兔の香草グリル 26 ELK
□×1 コカトリスのマニュアブル風ロースト 36 ELK
□×1 DIFORE特製バッファローステーキ 66 ELK

▽デザート

□×1 果実の宝箱 プルティアプレート 20 ELK
□×1 アプリコット風アイス チョコレートソース添え 15 ELK

▽ドリンク

―ノンアルコール―

□×1 ミネラルウォーター 無料
□×1 アイスカフェ 10 ELK
□×1 ホットカフェ 10 ELK

―アルコール―
□×1 グラスワイン 赤 15 ELK
□×1 グラスワイン 白 15 ELK

 ●注文する
 ●設定クリア

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 メニューと格闘するエルツ。

「へぇ、どれも美味しそうだな。でも思ったよりメニューの量少ない気が」
「ランチメニューだからでしょ。夜はもっとメニュー増えるんだと思うよ」

 スウィフトの言葉に納得するエルツ。

「あ、なるほど。そういう事か」

 メニューを前に再び悩みだすエルツ。

「どうしようかな。自分だと変な組み合わせで頼むと格好悪いから、いっその事このおすすめコース頼んじゃおうかな」
「そうだね、悪くないかも」とスウィフト。
「レディース・コースは無いのかな」とリンスがメニューに目を沿わせる。

 パーソナルブックを見つめながら欠伸をするチョッパー。

「じゃ、皆コースにする?どんくらいの量なんだろ。チョッパー食いきれるかな」

 そんな事を呟きながら、一同は本日のおすすめコースを結局注文する。
 エルムと比べると若干値は張るが、それでもその内容は前菜から一同を満足させるには充分過ぎるものだった。前菜からデザートまで、決して量が少なかったわけじゃない。だが小柄なチョッパーですら完食を見せる程、その味は確かなものだった。

――Restauranteレストランテ 『DIFORE』 恐るべし――

 そんな感想を残し、一同は料理に心までも満たされて店を後にするのであった。
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