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碧い月へ
作:フレーズ



相性


人には相性と言うものがある

私が書いたものに心が動かされる人もいれば

くだらないと舌打ちする人だっている

私が選んだ言葉で深く考えてくれる人がいれば

いつもの見飽きたCMのように聞き流されたりもする

全ては相性が関わっているようだ

身近な中で自分の価値観と同じ人を探してみる

すると驚くほど苦労する

うまくめぐり逢えない場合

孤独を味わうことになる

それではどんな状況が孤独なんだろう

どんな状況が孤独じゃないんだろう

周りで一番価値観の近い人と適当に合わせながら付き合うことか

どこの人か分からない同種の人と機械を通して裸で付き合うことか

それも人によって様々なんだろう

私はどちらか・・・

どちらもそうであって

どちらもそうではない

つまりはいつも孤独であるということだ

でも心のどこかでいつも願っている

何も言わなくても通じ合える人

何を言っても許される人

いつかそんな人に巡り合って

朝から晩まで語らい

ずっと傍に寄り添って

細胞の生まれる音を一晩中聴きながら

夜が明けるまで体温を感じていたい

二人でただ息をして

二人で静かに時を過ごしたい

そこにあるのはやっぱり愛かな

それとも究極の楽かな

そんな事はどうでもいい

そんな人が現れた時に考えよう

今はまだ

自分にもきっとそんな人がいるだろうと

希望を捨てずにいるだけで精一杯だからね

信じるだけで精一杯だからね












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