私が書くキャラクターやストーリーの作り方
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私の作品を見てくれた人やここに立ち寄ってくれた人に感謝申し上げます。
始めに。
この方法はあくまで個人の感想であり、必ずしも良い結果に導くとは限りません(私のやり方は大概ふざけたものですし)あくまで「ふーん。こんな奴もいるのか」と思って下されば幸いです。
まずは私の執筆している「お前は勝ち組and俺は負け組」を例にして考えてみましょう。
なに?タイトルがダサい?はっはっは!……知ってる。
そ、それでは、この物語に登場する主人公、上井草 雄平のキャラクターを見てみましょう。
上井草 雄平は幼稚園から今までイジメられていたという過去があります。
私はその過去の経験で上井草 雄平がどんな自我を持ったのかをキャラクターのキーポイントにしています。
結果的に生まれたのは、
上井草 雄平はイジメられる痛みがわかるので他人のイジメすら自分のイジメに変えてしまう自己犠牲の持ち主。
それゆえに彼は人と関わりを持つのを避けていて、あまり人を信頼しない。
イジメが身近なことすぎてイジメがあって当たり前、自分がイジメられて当たり前という思想。上井草 雄平はそんな考え方を持っているんです。
イジメは誰にも押し付けていいものじゃない。そのイジメは全部「負け組」の俺が引き受ける。
上井草 雄平は自分を「負け組」と称することで解決に徹します。その行動はやはり「負け組」に等しいもの。彼は「負け組」を軸に自我として持っているんです。
これで上井草 雄平の完成です。
雑ですかね?
次はストーリーです。
キャラクターが出来れば、私は好き勝手にストーリーを考えます。
勿論、忘れてはいけないのは自分が考えたキャラクターに基づいてストーリーを作ること。
私はキャラクターはこういった信念を持っているから、では今度はその信念を否定する物語にしています。
それでできたのは、
村川 ゆいと深城 有希というキャラクターでした。
上井草 雄平は彼女らを「勝ち組」と呼びます。
「勝ち組」は「負け組」を見下すのは当然と考える彼ですが、彼女たちは彼を決して見下したりしませんでした。
なので、そこから「勝ち組」と「負け組」の交わりが始まるわけです。
しかし、特に深城 有希は上井草 雄平と全く違うやり方でイジメを解決する人間だったのです。
彼女は第三者に助けを求め、両者を和解させ、イジメを解決するやり方でした。イジメをそもそも受け入れる上井草 雄平とは全く違うもの。
そこで彼と彼女の信念がぶつかり合うわけです。
要は心の葛藤ですね。
こういう信念のぶつかり合いを前提としてストーリーを作っています。
多分、ここからラブコメ展開にしようと思えばできるのですが、私はシリアス展開に仕立て上げました。
最後に。
何より自分が楽しんで書くのが一番です!
ストーリー?キャラクター?はあ?俺は俺の書き方を貫くぜという考え方も非常に◎
その方が良いです。
以上で終わります。
少しはタメになったなら嬉しい限りです。
べ、別に「お前は勝ち組and俺は負け組」を宣伝している訳じゃないんだからね!
勘違いしないでよね!