クエスチョンマーク
キーン コーン カーン コーン
下校のチャイムが鳴り響く
いつも通り、少年探偵団の5人で帰り道を歩いていく
元太 「なぁ、なぁ、昨日のサッカー見たか!?」
光彦 「はい!!もちろん見ました!東京スピリッツ、4連勝ですね!」
歩美 「ほぉ〜んと♪最後のヒデのシュート、かっこよかったなぁ〜」
元太 「だよなぁ〜☆」
昨日の、サッカーの試合のことで盛り上がっていた
歩美 「ねぇ、哀ちゃんとコナン君は見た?」
哀 「えぇ、博士も1人で盛り上がっていたわ」
光彦 「コナン君も、見ましたよね?!」
コナンはどこか遠くを見ているような目して、ボーっと歩いていた
光彦 「コナン君?」
元太 「おい!コナン!!」
コナン 「えっ!?な、何?」
歩美 「どうしたの?コナン君。昨日から元気がないみたいだけど…」
哀も、心配そうにコナンの顔を見ていた
光彦 「何かあったんですか?」
コナン 「べ、別になんにもねーよ」
歩美 「本当に?」
コナン 「あぁ」
歩美 「あっ、じゃあ歩美達こっちだから…またね☆コナン君、哀ちゃん」
光彦 「また明日!灰原さん、コナン君、元気出して下さいね!」
元太 「じゃ〜なぁ〜」
そう言って、3人と別れコナンと哀の2人で歩いていく
2人とも、黙ったままだった
コナンは、今もボーっとして歩いている
哀も、話したくても話せなかった
コナンの雰囲気がいつもとはまったく違う
目には輝きの色もない
そのまま何も放さずに別れ、お互いの家に帰っていった
コナン「ただいま」
コナンは探偵事務所のドアを開ける
蘭 「おかえり♪」
そんな満面笑顔の蘭とは正反対に、コナンは無表情のまま自分の部屋に向かっていった
蘭 「コナン…君?」
PM:7:00
蘭 「コナン君〜ご飯できたよ!」
コナン「はぁい」
部屋には、おいしい香りがただよっている
今日の夕食は、「ハヤシライス」
コナン「あれ?小五郎のおじさんは?」
蘭 「あぁ、お父さん今日は、仕事で遅くなるみたい」
コナン「ふぅん」
コナンと蘭は、ハヤシライスを口に運びながら話していた
蘭が、あっ と思いついたように言った
蘭 「ねぇ、コナン君」
コナン「………………」
蘭 「コナン君!!」
コナン「えっ!?」
蘭は、コナンの顔を心配そうに少し見つめてから話しはじめた
蘭 「コナン君ってさ、好きな人……いるでしょ♪」
コナン「!?」
コナンは、のどにつまりそうになり、急いで口の中に水を流し込んだ
蘭 「アハハッ 図星ね」
コナン「そ、そんなことないよ」
蘭 「お相手は、哀ちゃんかな」
コナン「!?」
コナンは水をふきだしそうになったのを、必死にこらえた
コナン「ンハァ……そ、そんなんじゃないよ!」
蘭 「見てれば、分かるよ☆恋の相談なら私にまかせてっ♪」
コナン(まかせてっ♪って……んな恋の経験ねーだろ)
やはり、コナンは鈍い
蘭 「で、好きなんでしょ☆」
コナン「だ、だからそんなんじゃないってば!!」
蘭は、ニッと笑い楽しそうにしゃべりだした
蘭 「告白してみたら♪」
コナン「え!?」
蘭 「自分の気持ちは、伝えなくちゃ。後悔しても知らないよ!私は、伝えたくても伝えられないんだから……コナン君がうらやましいよ」
コナン「蘭姉ちゃん…」
後悔
後悔はしたくない
自分の気持ちは伝えたい
あの時の、あの言葉は忘れよう
自分でつい口走っただけ
あれは嘘
自分の気持ちじゃない
本当の自分の気持ち
俺は
灰原哀のことが
好き……………?
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