ひっぷほっぷ武将(6/21)PDFで表示縦書き表示RDF


メタフィクションはやらないって誓ったのに・・・・
ひっぷほっぷ武将
作:ごはんライス



ライス


 ジョビさんが留置場に入れられた時の話。あるいは、ポンちゃんの自宅近くにUFOが墜落した時の話。
 を途中まで考えてたんだけど、あまりにも作者がインドの風俗を知らなさ過ぎて書くのが辛くなってきた。
「途中で放り投げるんですか?」
 編集者の山本くんがライスの後ろで原稿をチェックしながら、いやみっぽく言った。
「だって、オレ、インドのことよくわからんのだよ。書けねェんだよ」
 山本くんはため息をついた。
「あのねェ。わからなきゃ調べなさいよ。わからないものに挑戦するのが作家ってもんでしょう」
 ライスはわめいた。
「わかった。わかったよ! じゃーオレ今からインドへ取材に行ってくる!」
「へ?」

 現場検証に混ざるライス。
 ジョビさんの立場が悪いのは変わってない。
 警官の一人がジョビさんに詰め寄った。
「おっちゃん。あんた、ほんとにそのコブラでガイシャを殺害したのか?」
 ジョビさんは泣きわめいてる。
「違うべ! 違うべ! おらもコブーくんも無実だべよォ!」
 コブーくんもジョビさんのターバンから顔をのぞかせて一緒に泣きわめいていた。
「ジョビさん、いいかげん吐いちまいなよ。ラクになるぜ」
 もっこり公はそう言う。
 ほんとにムカつく東洋人だ、とジョビさんは心の中で思う。
「まァとりあえず、おっちゃん、署まで来なさい。それと、コブーくん・・・・だっけ? 君も来なさい」
 コブーくんはシャーとやりたかったが、そうやるとますます立場が悪くなる気がしたのでできなかった。
「いやだべ! いやだべ! おら、行きたくなべ!」
 ジョビさんは木にしがみつく。警察とライスがジョビさんを木から離そうとひっぱる。
 ジョビさんは腕が疲れてきて木から手を離した。
 すると勢いで、警察もジョビさんもコブーくんもライスもガンジス河にどぼーん!
 それを見てげらげら笑うもっこり公。
 おぼれながら、(わっぷ。わっぷ。こいつ、マジで殺してやりたいべ・・・・わっぷ)と思うジョビさんであった。
 一方、ライスはカナヅチなのですでに沈みかけている。
 次回までには岸にたどり着けよ! 


早く続きを考えろ!











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