あわれなジョビさん
ポンちゃんは家に戻った。ボロボロの外見だが中は整理されてキレイだ。
「どうしよう。フォアさん殺したのバレちゃうべ」
ポンちゃんは大柄の割に小心者。
「特にあのトーヨーから来たモッコーってやつ。なんか頭がよさそうだから・・・・」
ポンちゃんは頭を抱えた。
その時、くしゃみをしたのはご存知若き日のモッコリ公である。
「おいおい大丈夫べか? 風邪ひくんじゃないべよ」
「ひくかよ。こんなクソ暑い国でよォ」
ジョビジョビさんはもっこり公にビールを差し出した。
「あ。ありがと」
二人して死体の前でキューッとやってた。インド警察が現場検証している。
その時、ジョビさんの頭に巻いてたバカでかいターバンのすきまからコブラがにゅっと出てきた。
「ひゃっ! なにそれ、ジョビさん」
「ああ。こいつはわすのペット、コブーくんだべ」
「コブーくん????」
もっこり公はビールを地面に置き、腕を組んだ。
「ひょっとして、ジョビさん。あんたがコブーくんを使ってフォアさんを殺ったんじゃないのかい?」
「え。なに言ってんの。違うべ」
「あやしいなァ」
「違う。違う」
警察たちがジッとジョビさんを見つめてる。
「違うべ。違うべ。違うべ。わすじゃないべ」
その頃、まだ家で頭を抱えてるポンちゃん。
「ああ。フォアさん離婚してくれるって言ったのに、約束やぶるから」
その頃、ジョビさんとコブーくんは警察に取り囲まれていた。もっこり公のせいだ。
「違う。違う。わすじゃない。わすじゃないんだべええええええええええええええええええええ」 |