すっぱだか
「もうボク帰るよ」
わかめが帰ろうとすると、まぐっさんはあわてた。
「待て。待て。待て。今からぶっこみに行くんだからよ」
「行くからって、もう大根食べちゃったじゃん」
そう。まぐっさんは結局大根を一本平らげてしもうたのだ。
「す、すまん。めっちゃ腹へっててん。ちょい兄さん」
シェフに言った。「ゴーヤある?」
シェフは、あるよと言ってまぐっさんに渡した。
「ぐふふふふ。このゴーヤをぶっこんでやる。ぐふふふ。イボイボがいいぞ。これは」
わかめは本当に帰りたかった。
「ん。これはんまい」
「あー! また食べてる!」
わかめは、もういやんなっちゃう。
その頃、もっこスケはミシシッピ姫に服を全部脱がされていた。股間を両手で押さえる。
「ちょ、ちょ。みっちゃん。落ち着いて。落ち着いて」
「ぶふふふふふ。もっちゃん。いい体してるねえ。ぶふふふふ」
かなりキテる。このまま行くと、もっこスケは確実にミシシッピ姫に犯されてしまう。
もちろん、もっこスケとて男だ。ミシシッピ姫ほどの美人とヤレるなんて嬉しいものだ。
しかし、酔っ払った結果ヤルなんてそんなの冴えない。
「みっちゃん。落ち着いて。落ち着いて」
「ぶふっふっふふうふふ。もっちゃん。いいでしょう。いいでしょう」
ミシシッピ姫は自分のボインをもみ始めた。鼻息荒らし。
犬は日本酒をちびちびやりながら亀たちと談笑してる。
「うィ。チベット問題はどうなるんじゃあ?」
「日本政府も弱腰ですねえ」
その頃まぐっさんはゴーヤを平らげてしまっていた。
「もう! まぐっさん。あんた本当にやる気あるの!」
「す、すまん。おい兄さん。バナナはあるか」
「ないよ」
「じゃあ、キュウリは?」
「ないよ」
「じゃあ、ナスビは! ソーセージは!」
「ないね」
「あーもー!」
まぐっさんは頭を抱えた。自分の食いしん坊を呪った。
「ね。まぐっさん。あきらめて帰ろうよ」
「いやだ。いやだ。ボインの小学生なんてめったにいないよ。絶対に強姦するんだい」
だだをこねるまぐっさん。
「もう」
「ようし。こうなったら。わかめ。来い」
「ええ!」
わかめはひっぱられてまたロッカールームへ戻った。
「これをぶっこむ」
「そ、それは」
それは、そう。まぐっさんが甲子園に行った時使っていたと言われる黄金のバットであった。
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