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傀儡師紫苑
作:秋月あきら



夢見る都(10)


 研究所内に侵入した紫苑は辺りを見回した。
 金属でできた冷たい廊下に警報音が鳴り響き、遠くからは大勢の走る音が聴こえる。
 紫苑の前に現れたのは、黒い防護服で身を固め、ビームライフルを構えた一団だった。その数約七名。
 紫苑を確認した一団はビームライフルによる一斉射撃を開始した。
 収束された光の粒子が一直線に伸び、紫苑の顔の横を掠め飛び、紫苑は横の通路に手から飛び込み、身体を回転させながら逃げ込んだ。
 逃げて来た横の通路の床を見ると、超合金の床が溶けている。もし、ビームの直撃を喰らっていたら、ただでは済まなかっただろう。敵は建物を多少壊しても侵入者を抹殺する気だ。
 廊下を駆け抜ける紫苑の後ろからは追っ手の足音が聴こえ、ビームが紫苑の身体を掠め飛んで行く。
 無くしたはずの紫苑の『右手』が動いた。
 廊下を塞ぐように張り巡らされる妖糸――それはまるで蜘蛛の巣のようだ。
 追っ手たちはナイフを構え、張り巡らされた妖糸に切りかかるが、妖糸はびくともしない。それどころか、妖糸は蜘蛛の巣のように手や腕に絡みついてしまった。
 妖糸は外そうとすればするほど身体に絡みつき、妖糸に捕らわれた仲間を助けようとした者の身体にも妖糸は絡みついた
 妖糸は普通の人間には切断することはできない。それができるのは人間外の力を持った者たちだけだ。
 獲物が自分の張った巣に掛かったことを確認した紫苑は、空に魔方陣を描いた。
 奇怪な紋様から〈それ〉の呻き声が聴こえた。その声を聴いた追っ手たちの顔からは血の気が失せ、身動き一つできなくなってしまった。
 空に描かれた紋様は〈死〉を呼び出した時とは異なっている。つまり、〈死〉とは別の者を召喚しようとしているのだ。
 〈それ〉は汚らしい嗚咽を漏らし、この世に巨大な蜘蛛の怪物を生み出した。
 五つの妖しく光る眼が獲物を捕らえ、蜘蛛は迷うことなく六本足で巣に掛かった獲物を喰らいに行った。
 生きたまま喰われる人々。背中で苦悶の叫びを感じながら紫苑は先を急ぐ。
 だいぶ走ったところで、追っ手の足音がまたも聴こえる。
 紫苑が横を見るとそこには金属でできた扉があった。扉には電子ロックが掛かっているが、妖糸を忍ばせることにより、いとも簡単にロックは解除された。
 部屋の中に飛び込み、再び妖糸を忍ばせロックを掛ける。扉の向こうからは大勢が走り去る足音が聴こえた。
 部屋の中は薄暗く、淡く青い光が各所に灯っている。その中でも最も輝いているのは部屋の中央にあるガラス管だった。
 ガラス管の中は液体で満たされ、裸の幼い子供が浮かんでいた。
 紫苑は妖糸を放ち、目の前にいるモノをガラス管ごと破壊しようとした。だが、急に開かれた子供の瞳を見た紫苑の腕は止まった。
 哀しそうな瞳で紫苑を見つめる子供。その哀しそうな表情を見た紫苑は、鏡に映った自分を見ているように思えてならなかった。
 そっとガラス管に触れる紫苑。
「おまえの運命はすで呪われている。だが、おまえがこれからどう生きるか、組織に飼われるか、私のように飼い主に噛み付くか、それとも別の道を選ぶかはおまえ次第だ」
 だが、紫苑にはわかっていた。この子供は一生組織からは逃げられないと……。
 部屋の奥にはいくつかの扉があり、紫苑はその中の一つに入った。
 何者かが侵入して来たことにより、その部屋の中は耳を覆いたくなるような鳴き声で満たされた。
 鳴いているのは動物たちだ。紫苑が部屋に入って来たことにより、動物たちが喚きだしたのだ。
 この動物の中ではチンパンジーが一番うるさい。金切り声をあげて、檻を手で揺さぶっている。
 犬は喉を鳴らし警戒している。猫は尾を立てて怒っているのがよくわかる。
「ここの動物たちは、人間を憎んでいるらしいな」
 紫苑はすぐにわかった。ここにいる動物たちはペットとして飼われているのではもちろんない。生物実験のためにここに閉じ込められているのだ。
 墓場で見たゾンビたちやここの動物たち、そして、さきほどの子供。この研究所はいったい何を研究しているのか?
 動物たちを尻目に紫苑は別の部屋に移動した。
 部屋の中に入った瞬間に泣き叫ぶ人間の声が聴こえた。
「お願いだから家に帰して!」
 牢屋の中には若者や幼子をひとまとめにして大勢入れられていた。
「ここから出して!」
 紫苑の視線の先で泣き叫んでいるのは若い女性だった。牢屋の中に入っている人々の中で唯一この女性だけが泣き叫んでいる。
 この女性以外の者たちは痩せこけた顔をして、何も言わず地面に座り、生気の失った顔をしていた。もう、泣き叫ぶ気力も残っていないのだろう。
 泣き叫んでいる女性の顔にはまだ精気が見受けられる。ここに入れられてまだ日が浅いのだろう。
「出して、出して、出して……」
 鉄格子に手を掛けながら泣き崩れて地面にへたり込む女性。その女性に紫苑は声を掛けた。
「ここから出たいのか?」
「ここから出してくれるの? あなた、ここの人じゃないの?」
 女性の声には少し歓喜が混じっている。
「私はこの研究所の人間でない」
「もしかして、私たちを助けに来てくれたの!?」
「違う。この部屋には立ち寄っただけだ」
「でも、ここの人じゃないんでしょ。お願いだから私をここから出して!」
「用が済んだらまたここに来る」
 冷たく言い放った紫苑は女性に背を向け歩き出した。
「待って、いかないで! ここから私を出して!」
 悲痛の叫びなど耳に入っていないように紫苑は淡々と歩き、部屋の外に出た。
 仮面の奥から深い息が吐き出された。紫苑は何を思ったか?
 沈黙が落ちた。誰も入り込めない沈黙。この場の時間は紫苑のためだけに存在を許された――。
 ふと、紫苑が顔を上げた。部屋の電気が点けられ、大勢の戦闘員が部屋の中に駆け込んで来た。
 ビームライフルが紫苑に向けられる。だが、発射される様子はない。この部屋にある機具にビームが当たることを危惧しているのだ。
 敵が自分に攻撃できないことを悟った紫苑は疾風のごとく走った。敵も紫苑を向け打つためにライフルからナイフに武器を持ち替えた。
 光の筋が走った。先に攻撃を仕掛けたのは紫苑の妖糸であったが、敵には何ら変化が見受けられない。戦闘員はナイフを構えたまま立っている。
 しかし、次の瞬間!
 戦闘員がナイフで紫苑に切りかかろうとした刹那――その者の胴体が滑らかに地面に崩れ落ちた。紫苑の妖糸はたしかに敵を切っていた。だが、その切り口が滑らか過ぎたために切られた本人も気づかず、動いた時にはじめて切られたことを知ったのだ。
 残った戦闘員たちは動けなかった。自分たちも動いたら、今の者ように胴が地面に滑り落ちるのではないかと考えたからだ。
 戦闘員たちの身体が恐怖で震えた。その瞬間、音を立てて全員の胴体が地面に滑り落ちた。――やはり、全員切られていたのだ。
 床に落ちたモノは少しの間苦しみもがいていたが、すぐに動きを止めた。
 床の上を浸蝕した紅の絨毯の上を紫苑はぴちゃぴちゃと音を立てながら歩いた。
 部屋の外に出ても、紫苑の歩く後には紅い模様が残る。紫苑は過去を引きずっているのだ。――血塗られた過去を。
 この後、紫苑は出遭う敵たちを無感情に切り刻んでいった。紫苑の通った後には肉塊だけが残っていた。
 紫苑の内に潜む者が言う。
 ――おまえは傀儡だ。傀儡に感情はいらない。
 自分を言い聞かせるために紫苑は小さく呟いた。
「私は人間だ。だから『その』心を知りたい」
 目の前にあったドアを紫苑は開けた。
 部屋に入った紫苑を出迎えたのは、ビームライフルの照準だった。
 並び立つ戦闘員を掻き分けて、後ろからナディラ副所長が姿を現した。
「ついにここまで来てしまったのね。でも、どうしてこの研究所の場所がわかったのかしらね?」
「私の知り合いの情報網に引っかかった」
「それは、どこのどなたかしら?」
「それは言えないな。言ったとしても、貴様たちはここで死ぬ運命にあるがな」
「物騒なこと言うのね。でも、あたしたちの研究を邪魔されるのは困るわ」
 妖艶な笑みをナディラが浮かべた次の瞬間、ビームライフルが発射された。
 身に纏うぼろ布に穴を空けられながらも、紫苑は辛うじてビームを避けた。しかし、ビームは連続で発射される。
 妖糸が煌き、ビームが伸びる。
 戦闘員たちの腕が飛び、頭部が飛び、胴が地面に落ちた。が、発射されていたビームが紫苑の左肩を掠め、布と肉の焦げた臭いが鼻を突いた。
「くっ……」
 紫苑の口から苦痛が漏れた。
 最後にただひとり残ったナディラは不適に笑った。
「あら、マシーンとの戦いでは痛みを感じてないように見えたけど、やはり痛覚はちゃんとあったのかしら?」
 マシーンに取り付けられていたカメラで、ナディラは紫苑の戦闘の様子を一部始終見ていた。その時の紫苑は機関砲で蜂の巣にされようが、平気だったように見えた。
「最初に会った時と少し雰囲気が違うみたいね」
「同じだ」
 紫苑の手が素早く動く。だが、ナディラの方がワンテンポ速かった。
 消えた――ナディラの姿が紫苑の視界から消えた。
 次の瞬間、紫苑の両腕は背中に回され、ナディラによって拘束されていた。
「可笑しいわね……左腕はもぎ取られたはずだけど、治したのかしら? もう一度もいで見ればわかるかしらね」
 紫苑の左腕が強引に曲げられ、骨の折れる音が生々しく響いた。
「くっはっ……」
 折れた左腕を胴の力で無理やり引っ張り、紫苑はナディラの拘束から逃れ、すぐさま残った腕で妖糸を振るった。
 紫苑の狙いは完璧であった。だが、妖糸はことごとく交わされてしまった。
「そんな遅い攻撃じゃ、あたしは仕留められないわよ!」
 ナディラの移動速度は、この地上最速の動物と言われるチータに匹敵する、時速約一〇〇キロメートルに達していた。
 そう、この移動速度こそがこの研究所の研究の一成果であった。
 獣のように飛び掛かって来るナディラを向かい撃つ紫苑
「だが、目で追えないほどの速さではないな」
 ナディラの頭上から股までを一筋の光が走った。
 空中でナディラの身体は対称に真っ二つに分かれ、床にずっしりとした音を立てながら落ちた。
 この場にいる全ての敵を葬った紫苑は、近くにあったキーボードのボタンを押し、コンピューターの中にあるデータを検索しはじめた。
 ディスプレイには生命科学に関するデータが表示されていく。
 片手でキーボードを叩いていた紫苑の指が止まった。画面には『アクセス拒否』と表示され、パスワードを要求している。
 パスワードを要求された紫苑は、コンピューターの中に妖糸を忍び込ませようとしたその時だった。
「くっ……まだ生きていたのか!?」
 紫苑の左腕には切断されたはずのナディラが喰らい付いていた。
 相手の肉を引きちぎり、ナディラは租借しながら後ろに下がった。
「若い男の味がするわね」
 肉を呑み込み、舌なめずりをしたナディラは妖々と笑みを浮かべたその顔には紅い線が縦に走っている。その紅い線は血だった。
 左腕から血を地面に流す紫苑は感嘆の声を漏らした。
「大した再生能力だ」
「お褒めの言葉ありがとう。あなたのお肉も美味しかったわよ」
「……だが、次はない」
 冷たい声はナディラの心を凍らせた。
 刹那、ナディラは声をあげる猶予も当てられず細切れにされていた。
 妖糸が空間を裂く。
 空間に生まれた裂け目はこの場の空気を吸い込み、細切れにされた肉を全て、血一滴も残さずに呑み込み、そして、閉じられた。
 何事もなかったように再びディスプレイに向かい、キーボードに妖糸を忍び込ませようとする紫苑。だが、その左腕からは大量の血が地面の零れ、血溜りを作っている。
 ディスプレイに表示されたものを見て紫苑の手が止まった。
「なるほど……これはおもしろい」
 再び紫苑の妖糸が動き、最後に紫苑は自らの指でボタンを押した。
 画面で数字がカウントされはじめた。
 急いで紫苑は部屋の外に出た。すると廊下ではアナウンス放送による退避命令が出ていた。
 紫苑が最後に押したボタン。それはこの研究所を破壊するスイッチであった。
 この研究所を造った組織が、もしもの時のために重要な証拠を隠滅するために設置した爆破スイッチを紫苑は押したのだ。
 廊下では戦闘員や研究所職員が急いで退避していた。紫苑はそれに見つからないように先を急ぐ。
 爆破までの残り時間がアナウンスされる。――残り約二〇分。
 廊下を走っていた紫苑の足が急に止まった。横には扉がある。
「なぜ……助ける?」
 自問しながらも紫苑は扉を開けて中に入った。
 ここはあの時の部屋だった。部屋の中央にはガラス管がある。
「爆発に巻き込まれて死ぬことが、おまえにとっては幸せだろう……」
 それ以上何も言わず、紫苑は次の部屋に移動した。
 人々が囚われていた部屋。
 紫苑の姿を確認したあの女性がすぐさま鉄格子を掴んで泣き叫んだ。
「助けに来てくれたの!? 早く、早く出して!」
「鉄格子から少し離れていろ、破壊する」
 女性が鉄格子から離れたのを確認した紫苑は妖糸を振るった。
 鉄の棒が床に一気に落ちて、鉄格子は破壊された。
 喜んだ女性は外に出ようとしたが、その前にここにいる他の人々に声をかけた。
「早く、みんな逃げましょう!」
 誰も口を開かず、うつむいていた。
 紫苑が女性の腕を掴んだ。
「おまえ以外は置いていく」
「ど、どうしてよ、みんなで逃げましょうよ!」
 女性は床に座る生気のない人間たちに声をかけるが、誰も立ち上がろうとしない。
 紫苑は女性の腕を引っ張り、冷たく言い放った。
「ここにいる者たちは外の世界に戻っても、生きていけない」
「どうして!?」
「魂が傷つき過ぎたのだ」
 紫苑は女性を強引に片腕で抱きかかえて走り出した。女性を抱きかかえるために妖糸の補助も使用している。
 廊下に戻ると、すでに爆発まで一二分となっていた。
「少し時間がないな」
 走り続け、前方に蜘蛛巣が見えて来た。あの巨大蜘蛛もいる。
 女性を一度地面に降ろし、紫苑は妖糸を振るった。――空間を裂けた。
「行け!」
 紫苑の合図とともに裂け目から〈闇〉の触手が伸び、蜘蛛を捕らえて還っていく。
 再び紫苑に抱えられた女性は恐ろしい光景を目の当たりにして、紫苑の腕の中で声も出せずにぶるぶると震えていた。
 爆発まで後八分。
 走り続けていた紫苑の足が再び止まり、女性を床に降ろした紫苑は上を見上げた。
 天井には扉が開いている。紫苑が研究所内に侵入した外と繋がる扉だ。
 妖糸が外に伸び、紫苑は妖糸を引っ張り、何かに固定されたことを確認した。
 自分の身体に妖糸を巻きつけ、片腕には女性を抱えた状態で紫苑の身体が浮いた。妖糸によって二人の身体が持ち上げられているのだ。
 墓地の戻った紫苑はなおも女性を抱えながら走った。
 地面の底で轟音が鳴り響き地震が起きた。
 地盤が沈下していく。そして、紫苑の足元が地面の底に呑み込まれそうになった時、紫苑は高く飛翔した。
 地面に着地する紫苑。その真後ろの地面は陥没していた。
 紫苑は女性を地面に降ろして言った。
「私のこと、そしてここであった全てのことを他言するな。それがおまえのためだ」
「…………」
 女性は沈黙しながらも深くうなずいた。もし、他言すれば自分がどうなるか、この女性にはわかっていた。
 紫苑は女性をここに置き去りにして立ち去ろうとした。だが、女性ははっとして最後の気力を振り絞って叫んだ。
「こんなどこだかわかないところに置いて行かれても困る!」
 紫苑の足が止まり、仮面の顔が振り向いた。
「あと、自分の力で家まで帰れ」
「嫌よ、置いていかないで! 人がいるところまで連れて行ってよ!」
 女性は紫苑の右腕を掴み、激しく揺さぶった。
「置いていかないで、お願いだから!」
「仕方あるまいな……私の知り合いに向かいに来てもらおう」
 ケータイを取り出した紫苑はある女性に電話をかけた。
「亜季菜さん迎えに来てください」
 紫苑の口調は明らかに違っていた。柔らかな口調で落ち着いている。先ほどとはまるで別人のようだ。
《こっちは指定の場所で待っているのよ、今更替える気なの?》
「いえ、ヘリを奴らの研究所に寄越してください。僕はそちらに向かいますから」
《研究所はどうなったのよ? それにあなたがこっちに来るって、ヘリは何のために必要なの?》
「研究所は壊滅しました。女性をひとり助けたので、その人の保護をお願いします」
《ふ〜ん、あなたが人を助けた……か。まあいいわ、そっちにヘリを向かわせるわ》
「ありがとうございます」
《こっちは忙しいのだから早く来なさいよ》
 電話は向こうから切られた。
 ケータイをしまった紫苑は女性に顔を向けた。
「迎えが来る。ここで待っていろ」
 声をかけられた女性はきょとんとしている。電話で話していた紫苑とのギャップに驚いているのだ。
 返事もしない女性を紫苑は再び置き去りにして行こうとした。
「待って、行っちゃうの!?」
「向かいが来る」
「でも、ひとりでこんなところで待つなんて嫌よ!」
 夜の闇は深く、元墓地であったここは森に囲まれ静寂に満ち溢れている。こんなところで女性がひとりでいられるわけがない。
「ヘリが来るんでしょ? それまでここに一緒にいてよ」
「私にできることは終わった。連れが待っているのでな」
 紫苑の手から妖糸が放たれ女性を拘束した。
 女性は何かを言おうとするが口が開かない。
 動けなくなった女性を尻目に、紫苑は闇の中に溶けていった。












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