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…冬物語…
作:かなん



07.御一行




「うわあ〜ッ見てえな、めっちゃ雪積もっとるよ!!」


横に座ってる寝起きの平次の服をひっぱり、飛行機から見える景色を見せようとする。


「雪ぐらいで…騒がしいやつやなあ…」


平次は興味なさそうな声で、それでも外を見る。



「平次も素直やないなあ…」



聞こえないように小声で呟く。






平次はよく事件で雪ん中とか行くけど、あたしはあんまりないねん。

やから…楽しみやってん。



綺麗やし…

神秘的やん…









飛行機からおりて、手荷物受け取り口から出た。





今は…01時02分前。

もうちょいやなああ…





そう思ってロビーに座ってると…






「和葉ちゃ〜ん、服部く〜ん」



蘭ちゃんの声が聞こえた。



「久しぶりやなあ〜工藤君も!!」

「久しぶり」

「工藤〜俺には〜?」

「よう」

「相変わらずそっけないやつやな〜」



久しぶりのメンバー。
久しぶりの空気。


なんか、居心地が良いねん。









「じゃあ、送迎バス待たせてるし、そろそろ行こうか?」


…工藤君たらいつの間に…


送迎バス用意してるなんて…

やっぱ気が利く人やな。








ロビーを出て、[遠山様御一行]と書かれた、四人乗るには丁度いいバスに乗った。





なんであたしの名字やねん…



なんか恥ずかしいわ。汗












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