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…冬物語…
作:かなん



34.頬キス


「な…何笑っとんねん!!」

「だってえ…あははっ」


も〜とまらん!!
あたしは笑いのドツボにはまってしもうた。

だって…
あの負けず嫌いで意地っ張りな平次が…


「平次が…めっちゃかっこ悪いんやもん!!」

「な…ッ」


平次が体を起こしてあたしの顔を覗き込む。
怒った顔をしながら。
まだ…顔を赤らめながら。


「か…堪忍〜ッ」


あたしは笑いながら謝る。








笑いをやめて、息を整えた。


「でも…平次の本音聞けてよかったわ。なんか…めっちゃ嬉しいし…」


「…ぼけ」








「和葉」

「ん?何?」


ちゅ


平次はあたしの頬にキスをした。









「へ…いじ…?」

「笑った罰や…あほ」






すぐ顔をそむけたけど、横顔でわかる。
優しく微笑んだ平次の顔。
まだ赤らめてるであろう顔を隠してるのだろうか。

真っ赤に染まった耳たぶ、隠せてへんよ。



愛しくて、たまらない。

その仕草。



好きやで、めっちゃ。
めちゃくちゃ好きやねん…





言葉にするより遥か先に、平次の頬にキスをする。






見ないで、と言わんばかりに、布団の中へ逃げ込むあたし。
…恥ずかしいねん。

平次の顔は見れへんけど、布団の中で背を向けてるあたしの後ろから、ゆっくり手を回してきた平次はきっと、嬉しそうな顔してるに違いない。









…そう願って平次のぬくもりを再確認しながら、ふたりで眠りについた。


…さぼりまくッてました(^^;
楽しみにしてくださった方々
申し訳なさすぎでース(´Д`)



かなん











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