◆訪問者◆マーモン 標的3
帰って行く二人を玄関で見送るとツナのズボンを 『ちょんちょん』っと誰かが引っ張った。
ツナが慌てて足元を見るとマーモンがツナのズボンを掴んでいた。
「ねえ、頼まれたもの届けに来たよ」
「えっ!?マーモン!?なに!?どうしたの!・・届け物って・・?」
「リボーンから依頼があって完成したから届けに来たんだよ 直接渡したいから呼んで来てよ綱吉」
ツナは見上げてくる赤ん坊の前に座り
「出掛けてて、今リボーンいないんだよ」
「そう。じゃあまた明日くるよ」
そう言って帰ろうとするマーモンを慌ててツナが呼び止めた。
「待って!夜には帰ってくると思うからさ 家で待ってなよ!な?」
(また この状況で一人で居るのなんて冗談じゃない!もう誰でもいいから一緒に居てよ!(泣))
マーモンはチラッと 今だ戦っている二人を見て
「・・・・・・・・・・・そうだね・・・・じゃあ中で待たせてもらう事にするよ」
そしてツナの部屋で再び 今度はマーモンとのおやつタイムを始めた。
マーモンは両手でお茶を啜りながら
「綱吉。今回だけだからね 次はいくらあの状況で一人で居たくないからって この僕を引き止めるなら今度からは 幾らか支払ってもらうよ わかった?」
(げっ!バレてる)
「・・・・はい・・・わかりました・・・・・|||||||;」
再びお茶を飲んでいるマーモンをツナは無意識のうちに『じーー』と見ていた。
「ム、なに綱吉。言いたいことがあるならハッキリ言ってよ」
「えっ!?ご、ごめん!ただ・・同じ赤ん坊なのにリボーン達とはちょっと違うかなって・・思って・・(焦)」
実はお茶を飲んでるマーモンを見てて『可愛いかも・・♪』とか思ってたのは流石に言ったらマズイと思い慌てて誤魔化した。
「当たり前だよ。あんな奴等と一緒にされたら迷惑だよ」
そして またお茶を飲み始めるマーモンを見てツナは恐る恐る手を伸ばしマーモンの頭を軽く撫でてみた。
「?・・綱吉・・・どうしたのさ?いきなり・・何かあったの?」
マーモンは不思議そうに首を傾げツナに聞いた。
「あれ?怒らないの?」
逆にツナも不思議そうに聞いた。
「何?綱吉は僕が怒らなきゃいけない事したのかい?」
「い、いや・・そうじゃないけどリボーンとコロネロは触るとスゲー怒るからさ・・俺・・アルコバレーノに好かれないタイプみたいで・・スカルも俺見ると『俺に近寄るな!』って逃げてくし・・ちょっと寂しいかなって思ってて・・」
そう 何故か結構ランボやイーピン、フウ太を初め結構子供から好かれるツナなのにリボーン達はツナが構おうとすると怒って全力で逃げて行くのだった。
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