在りし日の夜に縦書き表示RDF


在りし日の夜に
作:さきと


 


消えていく てのひら まぼろし

崩れた 遠く続く 小さな光と影

見上げてみれば そこは星の雨

指さした空 降り注ぐ 月明かり


季節の風は泳ぎ

流れる思い一つ

揺れて揺らいで

今 心は何処へ



繋ぐ言の葉 寂しさ募る

月明かり映す 二人の影

何処までも 歩いていく

小さな手 引かれながら



残された 過去と足跡 何を思い

浮かぶ星 示す明日 それだけで

無くなったもの 指の隙間から

落ちていく かけら 儚さと消え


肩を寄せ合って

明日を誓い合う

欠け満ちる月は

二人を照らして



紡ぐ言の葉 温もり求め

星は廻り それでもまだ

手を繋いで 歩いていた

静かに 思い出を託して



触れては消える小さな光

その先にある小さな幸せ

星々に導かれ気付いた夜

ここから始まっていく夢


消えてしまいそうな

空へ鏤められた想い

てのひらへと落ちた

雪は溶け涙に変わる



星は照らす



繋ぐ言の葉 夜風に乗り

月明かり注ぐ 頬を染め

何処までも 歩いていく

優しい手に引かれ


紡ぐ言の葉 未来を求め

星は瞬き 見守り続けて

これからも 歩いていく

手を繋ぎながら


伝う言の葉 心を重ねて

離れぬよう 離さぬよう

強く想い 歩いていこう

星空の隙間を



寄り添う二人



在りし日の夜に
















ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう