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ネクストライフ 作者:相野仁

おまけ・番外編

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頑張ろうデカラビア

「お前の名は?」

 アウラニース様の問いにそいつは堂々たる姿で名乗った。

「メリンダ。メリンダ・ギルフォード」

「メリンダ・ギルフォードか。覚えたぞ」

 アウラニース様はとても楽しそうに笑っている。
 アウラニース様、アイリス様とソフィア様の名前しか覚えないって事はないんだな。
 俺達は今、メリンダ率いるパーティーの襲撃を受けているのだが、緊張感というものはほとんどない。
 アウラニース様が一緒で緊張しろって言う方が無茶だ。
 でも、メリンダって奴はいいなあ。
 アウラニース様に名前を覚えてもらえて。
 俺だって覚えて欲しいよ。

「【アニヒレーション・ダブル】」

 黒い風がアウラニース様を飲み込む。
 一体どういう修行をしたのか、かつてアウラニース様に簡単にあしらわれたはずのメリンダは、まともに戦っている。
 あのアウラニース様がまともに攻撃を食らっているのだ。

「いったいなー。よくぞ強くなった!」

 アウラニース様は特級魔法とやらをガンガン食らいながら、メリンダを褒め始めた。
 よっぽど嬉しかったんだろうなぁ。
 ただ、言わせてもらうなら、攻撃を食らいまくっているアウラニース様はまだ余裕があり、攻撃を当てまくっているはずのメリンダが疲労している。

「化け物め」

 竜人がうめくように言ったが、アウラニース様が化け物ってのは今更すぎるんじゃないだろうか。
 あの人が攻撃をまともに食らうのは実のところ珍しくないんだが、ダメージを受けるのは凄く珍しいんだぞ。

「なあなあ、他にどんな事を覚えた?」

 アウラニース様は目を輝かせながら尋ねている。
 まるで好奇心いっぱいの子供だ。
 メリンダはそれを見て悔しそうに唇をかむ。
 そりゃ必死の攻撃をまともに食らった奴が、楽しそうにしていたらなあ。
 同情の余地はあるけど、文句があるならアウラニース様に喧嘩を売らなければいい。

「とっておきはあります。私の力では滅ぼせない相手に使う、正真正銘の奥の手が」

 絞り出すようにして言う。

「へえ、見たいぞ。是非見たい」

 アウラニース様、はしゃぎすぎじゃないだろうか。
 メリンダは目を閉じ、詠唱に入った。

「<光を飲み込む墓標、闇が朽ちる断罪の地。咎人よ、審判の時は来た。其の身、其の知、虚無へと消えよ>【ケーラ】」

「まさか、封印魔法ッ!」

 ソフィア様が驚いたように叫ぶ。
 珍しく焦ってさえいるようだ。
 そんなに凄いのか? 
 アウラニース様なら、普通に破れるんじゃないの?
 と思っていたんだが、光が消えた時、アウラニース様の姿はどこにもなかった。

「……あれ?」

 俺もザガンも目を疑ったね。
 アウラニース様、何かの悪ふざけなんだろうか。
 頭がついてこない。
 何が起こったんだ?
 メリンダは顔が真っ青になっていて、汗をいっぱいかいていて、その場に両手と両膝をついてしまう。
 何だかものすごく疲れているな。

「まさかアウラニース様が封印されてしまうとはな」

 アイリス様がこれまた珍しくうめくように言う。
 え、アウラニース様、封印されちゃったの?

「レッキングを使えば防げたでしょうに、わざわざまともに食らうなんて……」

 ソフィア様がため息をつく。
 どうやら、防げる手段があったのに、それを使わなかったせいで封印されちゃったらしい。
 何と言うか、アウラニース様っぽいよな。
 実力で負けたって言われても信じられなかったけど。
 でも、封印されちゃったなら、助けなきゃいけないよな。
 アウラニース様の事だから、そのうち自力で復活しそうだが。
 そのせいか、アイリス様やソフィア様は動こうとしない。
 俺がやった方がいいかな?
 でしゃばりすぎにならないだろうか?
 ……おうかがいを立ててみよう。

「あの、アイリス様、ソフィア様、メリンダを殺して封印を解かないんですか?」

 俺の言葉を聞いてメリンダの仲間達が、メリンダを守るような位置にを取る。

「お前達は逃げろ。復讐されるのは、私だけでいい」

 そんな事を言い出すメリンダだったが、仲間達は誰も逃げ出さない。

「お前に命を預けたのだ。お前だけ残して逃げられんよ」

「死ぬ時は一緒だと誓おうって言い出したのはお前じゃなかったっけ?」

 こいつら、敵ながら格好いいなぁ。
 こういうのを英雄とか言うんだろうか。
 とは言え、アウラニース様がやられた以上、見逃すわけにもいかないはずで。
 なんて考えていたら、ソフィア様が黙って首を横に振る。

「封印魔法は、基本的に術者を殺しても解けないのです。特殊な解き方を見つけねばなりません」

 そういうものなのか。
 解き方ってどうなんだろう。
 それより、メリンダ達はどうすればいいんだ?
 アイリス様、ソフィア様に俺とザガンが力を合わせれば、皆殺しに出来そうではあるんだが……。
 ソフィア様は俺の様子から言いたい事を察したらしい。

「メリンダ達は見逃しましょう。その方がアウラニース様のお心に添えるはずです」

 復活したらもう一度戦いたがるって事かな。
 アウラニース様なら、確かにあり得ると思う。
 だってアウラニース様だしな。
 メリンダ達は俺達を警戒しながらも撤退して行った。
 ぼろぼろなのに隙を見せようとしなかったのはすごいな。
 見習うべき点は多い。

「俺達はこれからどうすればいいんですか?」

 ザガンがそう尋ねる。
 俺も同感だった。
 アウラニース様を復活させなくてもいいなら、特にやる事がないような。
 あ、いや、別に強くなる修行が嫌だと言っている訳じゃないぞ。
 誰ともなしに言い訳をしてみる。

「好きにしなさい。ただし、復活したアウラニース様を失望させないように」

 ソフィア様はそう言い、アイリス様と共に去って行った。
 どこに行くんだろう。
 俺達は連れて行ってもらえなかったが、それがよかったのか悪かったのか。

「よかったんだよ。俺達は自由になったんだ」

 ザガンは嬉しそうに言う。
 でもなあ、アウラニース様は確かにムチャクチャだったけど、俺を拾って育ててくれた恩人だからなあ。
 いや、恩魔王の方がいいのか?
 失望させないってのはかなり大変だと思うけど、頑張ってみようと思う。

「はあ? お前、正気か?」

 ザガンは驚いていた。

「え? お前だってアウラニース様達に拾われたんじゃん? 何で恩返しをしようとか考えないの?」

 俺だってびっくりだよ。
 それともへカトンケイルって、恩を恩と思わない種族なんだろうか。

「嫌だよ。アウラニースにくっついていたら、いくつ命があっても足りないわ。俺は自由がいいね」

 それは否定できないな。
 俺も何回も死にかけたし。

「でもさ、それだとここで別れる事になるぜ?」

 ザガンは一緒に育った仲だし、喧嘩はしたくない。
 喧嘩をするくらいなら、寂しくてもここで別れた方がいいだろう。

「それがいいだろ。俺だって別にお前と喧嘩がしたいわけじゃねえ」

 ぶっきらぼうに言ってくる。
 よかったよ、お前も俺を友達って思っていてくれたんだな。

「どっちが先に魔王になれるか、競争でもするか?」

「競争するのはいいけどよ、別れるんだからどっちが早いかなんてわかりっこないじゃん」

 ザガンの提案にそう切り返す。

「じゃあ、次会ったら魔王じゃなかった奴が負けってのはどうよ?」

「二人とも魔王だったり魔王じゃなかったらどうするんだよ」

 俺は思わずツッコミを入れる。
 いつ会うか分からないんだから、ありえない話ではないと思う。

「その場合は両方勝ちか負けでいいだろ。そこまで深く考えるなよ」

 ザガンの奴、実は何も考えていないな。
 となると、真面目に反応するのも馬鹿らしいか。

「じゃあ、それでいいや」

 俺が受けるとザガンは嬉しそうに笑う。
 五十の頭から同時に笑い声が漏れるから、ちょっとした迫力だ。

「じゃあまたな、デカラビア」

「元気でな、ザガン」

 こうして俺達は別れた。
 ……そして、二度と顔を見る事はなかった。




 俺は一人で各地を旅している。
 と言っても、一人でレベルアップするには限界があった。
 むやみな殺生はよくないから、腹が減ったら食うって感じで。
 そしてある時、森の中で騒ぎに気が付いた。
 人間らしき声、そして何者かの悲鳴。
 行ってみようか。
 俺が近寄っていくと、ニヤニヤしている人間が十人。
 そして死にかけのバジリスクが二頭、その側に小さなバジリスクの子供が一頭。
 子供がぴたりと寄り添っているところを見ると、親なのかな。
 きっと人間と戦って殺されたんだろう。
 心情的にはバジリスクの味方だけど、だからと言って殺されたのは仕方ないとしか言いようがない。
 それがこの世の掟みたいなものだし。
 悲しそうな声を出し、必死に親を呼んでいるらしい子供は可哀相だから、助けよう。

「化け物でも、親が死んだら悲しいのかねえ」

 人間がそんな事を言う。
 何を言っているんだか。
 親が死んだら悲しいのは当たり前だろうに。

「おい、さっさと連れて行くぞ。子供のバジリスクは高く売れるんだ」

 斧をかついだ男がいらついたように言う。
 なるほど、子供目当てで殺したんだな。
 怒りがないと言えば嘘になるけど、俺だってアウラニース様の命令で、結構殺したしなぁ。
 一人が子バジリスクを捕まえて持ち上げる。
 なかなかの腕力だな。
 鳴き声が更に大きくなるが、親は応えない。

「その子を離せ」

 俺がそう呼びかけると、人間達は驚いて周囲を見回す。

「あれ、誰かに話しかけられたような気がしたんだが」

 なんて失礼な奴らだ。
 俺は目の前にいるだろうに。

「俺だよ、俺」

 再度声を出すと人間達は再びきょろきょろし、そしてやがて俺に視線が集まる。

「あれ、スライムなんていたっけ?」

 ようやく気が付いたか、と言いたいところだが、まだ分からんのか。

「さっきから俺が話しかけているんだが」

 もう一度話しかけるとやっと俺が話していると理解したらしく、とても驚いていた。

「スライムのくせにしゃべるのか?」

「スライムのくせに俺達の邪魔をする気なのか?」

「スライムのくせに偉そうだな」

 何だよ、スライムのくせにって。
 俺はスライムだけど魔人だぞ。
 そりゃ、威張ったりする事じゃないかもしれないが……。

「スライムは黙って引っ込んでいろよ、後で構ってやるから」

 俺は人間達を無視してバジリスクの子供のところに行く。

「おい、大丈夫か?」

 バジリスクの親は魔人並みに強い奴もいると聞いた覚えがあるんだけどな。
 アウラニース様が「弱くてつまらない」と文句を言っていたけど。
 となるとこいつらの強さはかなりのものかもしれない。
 メリンダ以外にも強い人間っているんだなぁ。
 アウラニース様が知ったら喜ぶだろうか。
 子バジリスクは震えながらすがるような目で見てくる。

<父さんと母さんが、捕まった僕を助ける為に……>

 要は子バジリスクが捕まっていたせいで、親は戦えなかったらしい。
 何だそりゃ。
 知恵が回るけど、あまり好きじゃないな、そんな戦い方は。
 アウラニース様に影響されたかな。

「おら、どけよスライム」

「どかないとお前からやっちまうぞスライム」

 うん、ここまで言われたら喧嘩を買ってもいいよな。
 別に俺、人間と仲良くしたいわけじゃないし。
 それにこの子の親はもう死んでいた。

「返り討ちにしてやるよ、人間達」

 俺は宣戦布告をする。
 人間達は相変わらずにやにやと笑っていて、俺を馬鹿にしている事が見て取れた。
 さっさと倒してしまおう。
 俺はアシッドブレスを吐き出す。
 不意をうつ形になり、人間達の半数は悲鳴を上げてのたうち回る。

「な、何だこいつ?」

「スライムじゃないのか?」

 どうやらスライムも強くなればブレス攻撃ができるって事を知らないらしいな。
 アウラニース様が覚えろと仰っていた「ヴォルケーノブレス」とかは無理でも、アシッドブレスくらいならいけるんだぜ。
 それでも全滅させるには至らなかったようで、半数ほどが立ち上がる。
 やっぱりアウラニース様みたいにはいかないな。
 まだまだ精進しないと。
 とりあえず、人間達には教えておいてやろう。

「俺はスライムだが、魔人だぞ?」

 一斉に真っ青になる人間達に対し、俺はあきれてしまう。
 まさか今の今まで気がつかないとはな。
 とは言え、逃げ出すなら追いかけたりはしない。
 アウラニース様は基本的に、戦意をなくした奴は相手にしないし。
 俺がそんな事をしていると知られたら、多分ボコボコにされるだろうしなあ。
 ところが、人間達は逃げなかった。

「魔人かよ。でも、大した強さじゃねえな」

 肩で息をしながらそんな事を言う。
 そりゃ、強い魔人なら一撃でお前らをしとめていただろうさ。
 だからと言って、何でそんなに強気なんだ?
 もしかして何か奥の手でもあるのか?
 ……警戒はしておくか。
 アウラニース様みたく、うっかり不覚を取るのもなんだし。
 人間達は陣形を作って戦いを挑んでくる。
 残っているのは六人。
 四人が前に出て、二人が後ろから援護という形のようだ。
 かかってくるなら、叩き潰しちゃうけどいいよな。

「きえええっ!」

 斧を振りかぶり、奇声を上げながら突進してきた男にブレスを浴びせようとした時、その背後から火の玉が飛んできた。
 火の玉は男を飲み込み、俺の体に当たる。

「……おい」

 今のはアウラニース様が「ふれんどりーふぁいあ」とか呼んでいた、仲間を攻撃するやつじゃないか?
 驚いて固まっている間に他の連中が棍棒で殴ってきたり、剣で切ってきたり、魔法を撃ってきたりしたが、正直全然こたえない。 

「お前ら、仲間じゃないのかよ?」

 俺は思わず叫んでいた。
 こんな戦い方ってあるのかよ。
 囮に使うならありだろうが、仲間ごと攻撃するなんて何を考えているんだ!

「仲間だぜ」

 そいつらは笑うと仲間の死体を盾にする。

「俺に利用される、間抜けで大切な仲間だ」

 他の奴らも何も感じていないらしい。
 何て奴らだよ。
 メリンダはこんな奴らの為に戦っていたのか?
 こんな奴らを生きながらえさせる為に、あいつらは命懸けで戦っていたのかよ。
 メリンダ達は敵ながら天晴れと言えたのに、アイリス様が見逃せと言っても仕方ないって思えたのに……それなのにこいつらは!

「お前ら、メリンダを少しは見習え!」

「はぁ?」

 俺の叫びに不思議そうな顔をして、

「メリンダ? ああ、英雄って奴? 誰かの為に生きるって気持ち悪いよなー」

「そうだな。ありえなくね? 皆の為に頑張りますって」

「誰もそんな事を頼んでいないっつーの」

「自分に酔いすぎて吐き気がするわー」

 ……こいつら、メリンダとは根本的に違うんだ。
 あいつらは敬意を払うべき敵手だったが、こいつらには怒りしか沸かない。

「お前らは死ねよ」

 俺はライフドレインを発動させた。
 子バジリスクを殺さないよう、細心の注意を払いながら。

「大丈夫か?」

 俺が振り返ると、子バジリスクは悲しそうに親の頬を舐めている。
 もう動かない事が理解できないのだろう。
 メリンダのような相手に殺されたなら慰める事もできるが、よりにもよってあんなゲスどもに殺されるとはな。

「とりあえず、俺と来い」

 アウラニース様が俺を拾い、育ててくれたように。
 俺もこの子を育ててみようと思う。
 バジリスクだから、将来は強くなるだろう。



 旅を始めて、人間という生き物に驚いた。
 何で奴隷とかいるんだ?
 人間が人間を道具として扱う?
 訳がわからないんだが。
 同族ってのは異性を取り合う事はあるかもしれないが、基本的には助け合い慈しみあうべき相手じゃないのか?
 何で同族を殺して喜ぶんだろう?
 メリンダは同族を守るべく戦ったはずなんだが……。
 これじゃあの女も報われないのではと思ってしまう。
 余計なお世話かもしれないけどさ。
 そう言えばメリンダはどうしているんだろう。
 人間だからそろそろ寿命かな?
 アウラニース様はまだ復活していないみたいだから、是非とも生きながらえて再戦してほしいものだ。
 ……メリンダと再戦できなかったら、多分誰かに八つ当たりするだろうからな。
 だってアウラニース様だし。
 俺はとりあえず、スフィンクスを助けた。



 アウラニース様が封印されてから、俺達を取り巻く環境は変わったと思う。
 アウラニース様を頂点とする俺達「魔」と言われる存在が大勢力であり、人間系の種族は弱小だった。
 それが今では人間達が最大勢力と言える状態になっている。
 魔王と呼ばれる存在は皆、滅ぼされたり封印されたりしているらしい。
 ザガンも風の噂で封印されたと聞いた。
 俺も「スライム魔王」とか何とか呼ばれ、人間達が狙ってくるようになっている。  
 だが、しかし、俺は封印されるわけにはいかない。
 仲間達を集め、軍勢を作っていた。

「俺はデカラビア。魔を統べ、天地を蹂躙する者」

 部下達にそう宣言する。
 これは誓いだ。
 これくらいできないとこいつらを守れないし、アウラニース様を喜ばせるなんて無理だろうから。
 アウラニース様は不在で、アイリス様とソフィアも行方不明。
 だったら俺がやるしかない。

「お前達、俺について来い」

 部下達は一斉に喚声を上げる。
 俺がこいつらを守らなくてはいけない。
 こいつらの居場所を、安心して暮らせる場所を作るのだ。

「お供します、デカラビア様」

 そう言ったのはいつか俺が助けたバジリスクだ。

「うん、お前には期待しているぞ、ルーベンスよ」

 魔人となりたてだが、バジリスク出身だけになかなか強力である。
 後はスフィンクスのフランクリンくらいだろうか、めぼしいのは。
 元々戦力にする為に拾った訳ではないので仕方ない。
 俺が戦えばいいだけの話だし。

「行くぞ! 目標はホルディア王国とやらだ!」

 俺達の戦いはここからだ。
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