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ひよたま天使
作:晴天



クリスマス会


クリスマスの朝がやってきました。

カズヨとユカリのまくら元には、サンタクロースからのプレゼントが置いてありました。

カズヨのプレゼントには、こんなカードがついていました。

<メリー・クリスマス    元気なカズヨちゃんが、みんなを幸せにする絵をかけるように絵の具のセットをプレゼントするよ。>



ユカリのプレゼントには、こんなカードがついていました。

<メリー・クリスマス   やさしいユカリちゃんの歌声が、みんなを幸せにするように大好きな歌手の楽譜をプレゼントするよ。>



二人は、大切にプレゼントを開いて机の上に置きました。




二人は、朝ごはんを食べて着がえると学校にいきました。

ユカリは、音楽室で最後の練習です。

カズヨは、体育館でイスを並べるお手伝いです。

お母さんは、焼いてきたクッキーを小さな紙に少しずつ包んでいます。

スーパーの店長さんは、体育館の入口に大きなポットを置いてお茶を配る準備です。


会場の準備はできました。あとはお客さんを待つばかりです。



最初にきたのは、お坊さんでした。

お坊さんは、舞台の絵を見て言いました。

「こりゃかわいい絵だね。」


次に来た牧師さんは、カズヨを見つけて言いました。

「メリー・クリマス。こんなにすばらしいクリスマスをありがとう。」


それから、幼稚園児をつれた幼稚園の先生。


となりのきれいなお姉さんは、やさしそうな男の人と一緒にきてくれました。


次から次と来てくれる町の人たちで、体育館はいっぱいになりました。


最後に、お父さんに案内されて老人ホームのお爺ちゃんやお婆ちゃんが真ん中の招待席にすわりました。



体育館の窓は黒いカーテンがされ、電気も消されました。

真っ暗な体育館の後ろの扉がゆっくりと開かれました。


きいよし。
このよる。
ほしは、ひかり。
・・・・・・

真っ白な衣装にピンクのリボンをつけた可愛らしい女の子5人がロウソクをもって歌いながら入ってきました。

まるで、5人の天使が一列に天を歩いているようです。

そして、全員が舞台に上り横一列にならんだときに、照明がつきました。

こんなに、たくさんの人がいるとは思わなかったのでユカリもヨーコもヨリエもノリコもアキノもビックリしてしまいした。

5人はドキドキしながら一生懸命に笑顔をつくって元気にいいました

「メリー・クリスマス!!」

部長のヨーコは一歩前に出てあいさつをはじめました。

「今日は、クリスマスの歌をお爺ちゃん、お婆ちゃんに聞いてもらいたくて一生懸命練習しました。上手に歌えないかもしれないけど、聞いてください。」

ヨーコはペコリとおじぎをして後ろにさがりました。

次にヨリエが出てきました。

「次の曲は、吹奏楽部と一緒に【聖者が街にやってくる】を歌います。」


そういい終わると吹奏楽部が賑やかな演奏とともに舞台の横から出てきました。

ユカリたちは、音楽に合わせて手足を動かしながら歌いはじめました。


・ ・・・・・・・サンタクロース イズ カーミング・・・・・・・・


一番が終わったところで、元気にユウジたち男の子がステージに飛び込んできて、一緒に歌い始めました。

お客さんは大喜びで手拍子をしたり一緒に歌ったりしました。

大きな拍手と歓声が体育館をしばらく包みました。



「次の曲は・・・・・」ユカリが小さな声で言ったので体育館はしずかになりません。

「ユカリちゃん、もっと元気な声で」<ひよたま>がユカリの肩に飛んできていいました。

「うん。」ユカリは勇気を出していいました。


「次の曲は、英語の曲です。一生懸命練習しました。意味も先生に教えてもらいました。
うまく歌えないかもしれないけど、聞いてください。」ユカリはさけぶようにいいました。

ユカリの大きな声に体育館はシーンとなりました。












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