クリスマスイブ
明日はクリスマスです。
ユカリは晩ご飯を食べて布団に入りましたが、なかなか寝むれません。
となりでは、飾りつけに疲れたカズヨがスヤスヤと寝むっています。
〈ひよたま〉は、寝むれないユカリの布団にフワリと、とまりました。
「ユカリちゃん、大丈夫だよ。あんなに練習したんだから。」〈ひよたま〉は言いました。
「ドキドキして寝むれない。それに、明日で終わりだと思うとさびしくて。」ユカリは言いました。
「中学生になっても歌えばいいよ。」〈ひよたま〉は言いました。
「でも、ユウジ君は違う中学なの。」ユカリはさびしそうに言いました。
「ユカリちゃんは、ユウジ君が好きなのだね。明日はクリスマスだから、ステキな奇跡がきっとおこるよ。」〈ひよたま〉はパタパタと羽を動かして巣にもどりました。
リビングでは、カズヨとユカリのお父さんとお母さんが、お茶を飲みながら話をしていました。
「ユカリもカズヨも明日のクリスマス会を楽しみにしているね。」お父さんが言いました。
「ユカリは、小学校最後の合唱だし、カズヨもポスターを一生懸命かいていたわね。」お母さんは言いました
「僕も明日は、お年寄りたちの迎えにいくよ。」お父さんは二人のために、なにかしたくて老人ホームに手伝にいくことにしました。
「私は、クッキーをたくさん焼いて来てくれた人に食べてもらうわ。」お母さんはうれしそうにいいました。
スパーの店長は明日のクリスマス会に来てくれる人に、あたたかいお茶飲んでほしくて夏のバーゲンの時にお店で使った大きなポットを洗っていました。
それを、見ていた店員さんたちも仕事が終わると手伝ってくれました。
洗い終わった、たくさんの大きなポットがお店にならべられました。
クリーニング屋さんは歯医者さんからもらってきた古い白衣を、きれいにクリーニングしました。
そして、えりにはピンクの可愛いリボンぬいつけました。
お坊さんは、筆と墨で
【楽しい歌の会 12月25日 午後1時から 小学校の体育館】
とかいた紙をお寺にくる人にくばりました。
牧師さんは、クリスマスイブのお祈りに来ていた人に言いました。
「みなさん、明日は小学校の体育館ですばらしいクリスマス会があります。ぜひ、来てく
ださい。みなさんに神の祝福がきっとありますよ。」
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