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ひよたま天使
作:晴天



クリスマスの飾りつけ


カズヨは、朝早くから<ひよたま>を肩にのせてポスターを張りにいきました。

スーパーの店長さんもクリーニング屋のおばさんも、よろこんで張ってくれました。

怖い歯医者さんにも、カズヨとユカリが卒園した幼稚園の門にも張りました。

駅員さんに、たのんで駅にも張りました。

日曜になると賛美歌が聞こえる教会にも張ってもらいました。

いつもニコニコと庭のそうじをしているお坊さんにもたのみました。

「カズちゃん。お寺にクリスマスのポスターは張れないよ」お坊さんは言いました。

カズヨが困っていると<ひよたま>は、フワリとカズヨの肩からお坊さんの肩に移りました。

「お坊さん、楽しい歌の会だからポスターを張らせて。」<ひよたま>はお坊さんに言いました。

お坊さんは、目をパチクリさせながらキョロキョロと周りを見ました。

「それじゃ、楽しい歌の会というポスターに変えてもいいかい?」お坊さんは、いいました。

カズヨはお坊さんがもってきた、半紙に【楽しい歌の会】とかいてポスターに張りました。



7枚のポスターを張りおわると<ひよたま>はカズヨに言いました。

「カズちゃん、次は会場の飾りつけだよ」

「どうすればいいの?」カズヨは<ひよたま>に聞きました。

「カズちゃんの友だちを集めて大きな絵をかこうよ。その絵を舞台にかざろうよ。」

「どんな絵をかくの?」

「クリスマスの絵だよ。」

「なんだか楽しいそう。さっそく、みんなを集めるね。」



音楽室では、ユカリたち合唱部と男の子が、朝早くから夕方まで一生懸命に練習をしました。

体育館では、カズヨとカズヨの友だち10人がユカリたちに、内緒で画用紙にクリスマスの絵をいっぱいかきました。

サンタクロースの絵

トナカイの絵

クリスマスツリーの絵

プレゼントの箱の絵

天使の絵



たくさんの絵をテープで張り合わせて体育館の舞台の後ろに飾りました。

これは、校長先生と図工の先生が手伝ってくれました。












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