第3話 鬼兵隊特別部隊
「武市変態・・・じゃなかった先輩、本当に行かないッスか?」
「私はどうしても、研究したい物を見つけてしまいましたからね。」
また子は武市に聞いた。そこに高杉が入ってきた。
「ククッ・・・夜兎か?」
「はい。あれと交わると、夜兎と同等の力が手に入るとか・・・。それを確かめたいのです。他にも色々と・・・。夜兎はまだまだ研究し甲斐があるのです。」
「武市変態・・じゃなかった先輩。まさかあの小娘ッスか?ロリコンも大概にしてほしいッス。」
「いい加減にしなさい。私は変態でもロリコンでもない。あくまで研究です。」
「もし、本当に夜兎と同じ力が得られる事が証明されたら知らせろ。俺が試す。」
「晋助様!あんなのとそんな事するのは、嫌ッス!!」
「そういう事で、私は別部隊として江戸に残らせてもらいます。」
そう言って鬼兵隊と別れたのは、1週間前の事だった。
それから、武市は神楽の捕獲を計画していた。
◆
「武市さん、捕まえて来ましたよ。」
そう言って入ってきたのは、神楽を肩に担ぎ笠をかぶった男だった。
「ご苦労様でした。こちらの台に寝かせてください。」
「暴れだしたらどうしようかと思いましたよ・・・。」
「大丈夫ですよ、私が調合した薬ですから。それよりも誰にもつけられなかったでしょうね?」
「大丈夫です。周りには誰もいませんでしたから。」
「それなら良いのですが。」
そう言いながら、武市は神楽を台に固定した。
「すばらしいですね。この透明感のある白い肌・・・。これは夜兎にしかないですからね。」
「武市さん、ロリコンですか?」
「ロリコンではありません!子供好きのフェミニストです。」
「・・・ここは・・・どこアル・・?」
「おや、起きましたか。さすが、夜兎の回復力はすばらしい。薬の切れるのが普通の人間より早い。」
「なんだこれ?放すアル!!」
神楽はバタバタと暴れだした。
「無駄ですよ。貴方の破壊力に耐えれる様に作りましたから。」
「黙れ!!放すネ!!」
「少し、静かにしてもらいましょうか。」
おもむろに、注射器を取り出して神楽の腕に点した。
神楽は、ガクンと頭を垂れた。
「さぁ、研究を始めましょうか。」
武市は、神楽の頬をなでた。
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