住職の 娘の死体で 喜びあらわすな
宇宙内に攻めてきた宇宙外人はたったの6人
【聴くもの】マインドコントロール
【場操作】全ての力を支配する
【エントロピー】物理現象が崩壊する
【瞬間移動】テレポーテーター
【無敵】幸運による不死
【重力子使い】重力操作 時空操作
である。
守るは
『宇宙内一位の頭脳』 アンジェント博士
『欲しいのものは金を使い切るの時間《I want 566year》』陳真
『最も雄方に遺伝子を望まれる歌姫』 ビーシャス カンニ
『宇宙外でブーム』 マツダザコメディアン
『ハンマの血』 ザキ ハンマ
『計算では唯一侵略を逃れるであろう土地の地主』 ファンファ
『救世主』 イエス クライスト
『ラストワン』 有月
『リフレチウス』リフレチウス
である。
「お言葉に甘えて」という言葉は甘えすぎだと思う。せめて「平素よりお世話になっております。お言葉に甘えさせていただきます」ぐらいはしてほしい。それでもまあ甘えるというのはそういうことなのかもしれないな。そういうものでござりましたか。精査加療いたします。
能力系の頂点に立つ精神干渉
全ての物理現象を操る場操作
全ての物理現象を崩壊させるラプラスの悪魔
単純に最速最利最強瞬間移動
無敵
重力子使
それでは、こいつらに勝てる方法を精査加療目的で戦闘させていただきます。
強すぎる能力に勝つにはどうするか。
まず、勝つには勝つだけのプロセス、方法が必要である。そして実現するだけの計算と運が必要だ。
つまり、運を上げる、確率を高めるには分子を多くするか、分母を小さくするかしかない。
分子とはすなわちプランの多さ、主張点の多さ、武器の多さである。
分母とは相手の情報、行動制限、環境の固定。
宇宙内の要する主張点は数である。
宇宙外の要する弱点は目的の欠如である。
ならばとりあえずと人を5000人ほど集めてみた。宇宙外の人外能力者は一人一人洗脳したり焼き殺したりはしない。とりあえず皆殺しだろう。5000人という値は強者に考えさせることを鈍らせるのだ。
宇宙外は9人の存在を知らない。これはもう一つの分母である。
そして、5000人の中に8人はいない。一人。
マインドコントロールに匹敵する能力をもつ人間。
『最も雄方に遺伝子を望まれる歌姫』 ビーシャス カンニ、
彼女だけが勇気と色気を持っていた。5000人は彼女の魅力を引き出すのにちょうどいい。
それ以上多いと、血と肉しぶきで完全にお顔が隠れてしまうからだ。
体の残骸とか白い虫の卵のようなおたまじゃくしにまみれてなんとか彼女は立っていっていた。
敵に立ち向かう彼女は最後の聖騎士である。
どこでもいっちゃう女騎士となったのだ。
彼女の恍惚とした姿に宇宙外はいった。実は宇宙外は全員女だったが関係なくいった。そのほうが興奮するからだ。
彼女の吐くと息は、血濡れでも作動する高い高い《I want 566year》』陳真の買ったスピーカーで流された。
調子に乗ったマツダザコメディアンも自身の漫才をスピーカーで流す。
「今ズブリにじっぽりはまっててな。ちょっとやってみたいねん」
「ジブリにずっぽりはまってるんやな。まあやってみよか」
「蛍の墓やらせてくれ!」
「ええよ」
「(1人でピラミッドつくる)はよのって」
「墓のほうをやっちゃた。しかも二人じゃピラミッドつくれへんし、しかもなんでエジプトスタイルやねん」
「あっそか小樽の墓やもんね」
「ちがうよ。蛍の墓ゆうたら有名なんがせちこの台詞や。なんで蛍すぐしんでしまうん?ってやつや」
「蛍の成虫は寿命が1週間ほどで水しかのまず・・」
「何真面目に答えてんの!」
「まあわかったわ。俺にせちことやらせてくれ」
「それは全力で阻止するけどな」
「(プーン)→(手で叩いてなんどもすりつぶす)→なんで蛍すぐ死んでしまうん」
「けっこうがんばってたな蛍」
「な・・ななんで・蛍はゴハッ・・すぐ・・・」
「なんでお前の方がすぐ死にそうなん!?」
「さっき赤飯食べたらおなか痛くなって」
「それ赤飯にゴマ塩じゃなくて蛍のすりつぶしたやつかけたやろ!」
「蛍は何で死んだらゴマ塩になるん?」
「お前のさじ加減で粒あんみたいにもなるよ」
「あ~おなか痛い。これはホタルの痛みじゃねえよ絶対。俺結構ホタルをバター焼きで食うけどこんないたみはじめてやもん」
「ホタテとホタルまちがってるやろ!もしくはホタルイカと」
「いたたた」
「お前実は初潮きたやろ!」
「これでせちことやる準備は整ったわけだ」
「おい!ゴマ屑野郎!」
「せちこも死んでしまうんやからいいやんか」
「アホ。蛍の墓は生の大事さをテーマにしとんのや」
「性の」
「クズ野郎!生きるの方や」
「蛍も生きてるの?」
「そうや」
「あめんぼもおけらも?」
「そうや」
「とんぼだっておけらだってあめんぼだって~(手拍子しながら)」
「みんなみんな生きているんだ」
「友達なんだ~(手拍子した後すりあわして)」
「友達じゃなくてゴマ塩やろ!」
「まあそんな悲しむなって、私のお墓の前で」
「ゴマ塩が千の風になったー!」
「お前塩呼ばわりすんなよ!アメンボ君を」
「甘くはねえよ!虫も漫才も!」
マツダザコメディアンは滑って死んだ。その罪をイエスはお被りなされてゴルゴダへ向かわれた。
宇宙外はすごくエロい気分でそれどころじゃなかった。しかし、この計画には誤算があった。
まず、この計画を立てた『宇宙内一位の頭脳』 アンジェント博士はビーシャスカンニのあまりのエロさにこの計画をたてたということ。単に血まみれのカンニのまんかすが食べたかっただけである。生理的に生理が待てなかったのであります。これを新三大小説家になろうクソ文章の一つとさせていただきます。
そして、『ハンマの血』 ザキ ハンマの持つ血の濃さである。ハンマの血は彼女を求めた。
「うおおおおおおおおおーん」
彼女のまんかすはザキに食いつかれたのだ。きしゃん!
人の女になりさがったやり棄てられ女にみむきもしないのは女だ。宇宙外たちは再び殺戮へと歯車がカタリ一つ。
そこで有月は思っていた。
「人の名前と顔が覚えられない」
なぜだろう。おそらく他人に興味がないのだ。興味があることはすぐ覚えていられる。はたして、この小説を覚えてくれる人はどれだけいるのか。マンこ嫌いはおらんじゃろ。まんまん!
「お前ら!」有月が叫ぶ
【聴くもの】「はい」
【場操作】「はい」
【エントロピー】「はい」
【瞬間移動】「はい」
【無敵】「はい」
【重力子使い】「はい」
『宇宙内一位の頭脳』 アンジェント博士 「はい」
『欲しいのものは金を使い切るの時間《I want 566year》』陳真 「はい」
『最も雄方に遺伝子を望まれる歌姫』 ビーシャス カンニ 「はい」
『宇宙外でブーム』 マツダザコメディアン 「はい」
『ハンマの血』 ザキ ハンマ 「はい」
『計算では唯一侵略を逃れるであろう土地の地主』 ファンファ 「はい」
『救世主』 イエス クライスト 「はい」
「はじけて混ざれ」
【聴くもの】「はい」
【場操作】「はい」
【エントロピー】「はい」
【瞬間移動】「はい」
【無敵】「はい」
【重力子使い】「はい」
『宇宙内一位の頭脳』 アンジェント博士 「はい」
『欲しいのものは金を使い切るの時間《I want 566year》』陳真 「はい」
『最も雄方に遺伝子を望まれる歌姫』 ビーシャス カンニ 「はい」
『宇宙外でブーム』 マツダザコメディアン 「はい」
『ハンマの血』 ザキ ハンマ 「はい」
『計算では唯一侵略を逃れるであろう土地の地主』 ファンファ 「はい」
『救世主』 イエス クライスト 「はい」
そして後には肉塊がごろりと残された
ブーンンーーンンンンブーーーンーンブーーンンー
甘くはないのだ。人のお言葉も、漫才も、小説も。
今日わかったこと
・「お言葉に甘えて」という言葉は甘えすぎ。そんなに甘くない。
・人の名前と顔が覚えられないのは他人に興味がないから。
・漫才のコンビ名は「アタッチメント」
・ここの所30秒前後で読んだ文章ではこの小説が一番おもしろい。(特に「・ここの所30秒前後で読んだ文章ではこの小説が一番おもしろい」ってとこ
・仕事が始まったら小説書くのは大変だ。