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てんぐ探偵  作者: 大岡俊彦
二章 火の剣暴れ旅
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 【 心の闇とその倒し方 】

【 心の闇とその倒し方 】(1-13話まとめ)


妖怪「心の闇」は、つまりは人の負の思考や感情だ。

それは、そうではない「ふつうの心」に戻ることで、体外に排出できる。

てんぐ探偵はすなわち、心のありようを整え、宿主の心を転換するのである。



【誰か】 他の誰かに責任を押しつけて、思考停止する

【心の転換】 すべての人は名前があり、「他の誰か」ではないと気づくこと。自分にも名前があると気づくこと。


【めんくい】 イケメンしか愛せない

【心の転換】 そのイケメンは神様ではなく、ただの人間だとわかること。


【いい子】 親の期待するいい子を演じ続ける

【心の転換】 未来の自分に全力でやった結果、過去の呪縛は意味がなくなる。


【弱気】 自分に自信がなくなり、何も出来なくなる。ついには自殺

【心の転換】 何も出来ないのは弱気に取り憑かれてるだけだと自覚する。調子のよかった自分を思い出す。


【あとまわし】 何でもあとまわしに

【心の転換】 全てをあとまわしにすると、呼吸も心臓の鼓動もあとまわしになり、死ぬだけだと気づく。


【若いころ果たせなかった夢】 出来なかった夢を、子供に託す

【心の転換】 もし叶えていたら、現在の自分が得たものは得ていないと知る。自分の現在と、過去の夢との距離の取り方を改めること。


【さみしい】 友達がいない

【心の転換】 ほんとうの友達をつくること。つまり、ケンカしても仲直りして、同じ方向を一緒に見れる友達をだ。


【ねたみ】 誰かを妬んで、自分を破滅させる

【心の転換】 ねたみを追跡するとループになっているかも知れないと気づくことで、それは堂々巡りに過ぎないと俯瞰すること。


【なかまはずれ】 いじめ

【心の転換】 全員が違うことを知り、そもそも「均一な集団の異質の排除」の前提を崩すこと。


【アンドゥ】 人生をやり直したくて、前に出れずひきこもる

【心の転換】 命はアンドゥ出来ないことを知る。死の間際に、人生を完成させようとした犬を知ることで。


【横文字】 横文字ばかりでしゃべる

【心の転換】 横文字で盛っていたことを自覚する。それは無知ゆえの不安であったことを認める。それは(日本独自の)「恥ずかしいこと」だと気づく。


【上から目線】 やりもしない評論家ぶり

【心の転換】 やった上でしか分らないことを知り、実戦と批評を回転させる。


【どうせ】 自分を卑下し、全てをあきらめる

【心の転換】 やるだけやってみたら、それはみっともない結末に終わったが、またやりたくなった。



妖怪「心の闇」は、まだまだ出てくる。

倒し方に法則はない。シンイチは毎回機転を利かせ、心を砕くのみだ。


増々はげしさを増す「心の闇」との闘いにご期待ください。

第二章、はじまります!

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