表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/54

第二十話 ユズと、謎が解ける時

設定を一気に放出し過ぎて説明しそびれたところとかあるかもなんで、そういうのあったら感想で教えてくださると助かります

 

 ――――()()()()()


「ティザプター戦の後にもう一回気絶して、ニンカさんに抱えられた時点で、やっぱり俺がいるのはここだよな……」


 我ながら早えよとツッコみたくなる状況理解速度だったが、お陰で自分の状況をパニックにならずに把握できる。

 見渡せば目に入るのは、一人で寝るに異常にデカい天蓋付きベッド、その他諸々高級そうな家具。まるで中世ヨーロッパの王城のような雰囲気の室内。


 間違いない。なんちゃら王国の神殿だ。俺がこの世界に来て初めて目が覚めたときも、場所はここだった。


 そしてあの時も――――


「お目覚になりましたか、ユヅキ・ヒガミ様」

「アネモネさん」


 この人はこんな風に、突然背後から声をかけてきたっけ。

 相変わらず包帯を全身に巻き付けたメイド服の女性、アネモネさんが俺の容態を尋ねてくる。その声色は、心配が含まれているように聞こえた。


「歩けますか?」

「えーと、大丈夫みたいです」


 流石に痛みは残っているが、絶望的な大怪我だったにも関わらず大方完治している。


 その理由として挙げられるのは、ラゼの回復魔法。

 もしくは、


『さすがノノと園芸ちゃんお手製の回復ポーション』


 ニンカさんが言っていた回復ポーションによるもの。そして出てきた『ノノ』と『園芸ちゃん』の名前――――聞き覚えしかねえな。


「やっぱり、そういうことなんだろうな……」

「ユヅキ様?」

「いえ。とりあえず、『降神の間』まで案内してくれません? さすがに一回行っただけじゃ道分からんので」

「……畏まりました」


 まるで会話を先回りしたかのような俺の発言に戸惑いながらも、アネモネさんは了承してくれる。どの道『降神の間』には、話さなきゃならない人がいるだろうから……あのパツキンは今度こそ、きちんと説明してくれるはずだからな。


 痛みに耐えながらもなんとか立ち上がり、何かを察したような表情(見えないが)で先導するアネモネさんに付いて行く。

 そうそう、こんな感じの通路もあったなー、とか呑気に物思いに耽りながら、神殿の中をアネモネさんと共に歩いていた。


 その時、


「あ」

「ッぐ」


 廊下の突き当たり――――とある人物と目があった。

 その人物は背が高く、荒々しさを感じる相貌。しかしどこかカリスマに似たものを感じるその少年の名前は、鈴木有吾。

 男子のクラスカーストの頂点、俺を転移直前にパシリのように扱い、あろうことか更に俺の追放に一躍買ったクソ野郎――――多分そんな風に()()()()をしている奴だ。


 そいつは俺と目が合うと、気まずそうに目を逸らして、俺の視界から消えるかのごとく走り去ってしまった。


「ユウゴ様は、ずっと自分を責めておられました。『転移に巻き込んだ上に追放に加担してしまうなんて、合わせる顔がない。原因となってしまった自分が全てを終わらせて、元の世界に帰ったら土下座でも切腹でもして詫びる』という旨を、常日頃から仰っていました」

「あー、言いそうですね」


 アネモネさんが鈴木有吾の行動原理を補足する。アイツは割と元の世界にいた頃からそんな感じの奴だったし。


 鈴木有吾。粗暴な見た目と語調のせいで色々と誤解を受けがちだが、その実態は、真っ当な性格の良さでクラスの中心へ君臨したカリスマリーダー。その本性は、自責の念を擬人化させたら出来上がるモンスターだ。別に責めてるわけではない。間違いなく加減ができていれば美点だったのだが、ちょっと責任感の重さが異常だ。

 しかし、その言葉遣いと過剰な責任感以外、欠点のない皆の人気者である。


 転移当日、()()()()()()()()鈴木が弁当を忘れ、ちょうど通りかかった俺が物凄く申し訳なさそうに懇願された結果、謹んでパシられることにしたわけだが、その後の記憶がないから鈴木に巻き込まれたのかどうかが分からん。だがアイツのことだから、どうせ大して責められるべきことなんてしてないのだろう。


 そして、自分を責めているのは、鈴木だけではなかったらしい。『降神の間』がいよいよ近付いてきたあたりで、アネモネさんは苦渋の決断をしたかのように重苦しい声で口を開いた。


「ユヅキ・ヒガミ様。私たちはあなたに、とても許されざる行為をいくつも重ねています」


 それは、贖罪。自らの行いを悔いながらも、されどどうすることもできないジレンマに陥り、葛藤の末に選択した答えも、尚悔いたのだろう。そしてその想いを、今彼女は吐露したのだろう。


「ですから――――」

「気にしなくていいですよ」


 しかし、アネモネさんの心からの言葉を遮ってしまうのは非常に心苦しいとは思うが、俺が気にしていないのだから仕方がない。


 それにアネモネさんには、そんなことよりも言わなければならないことがあったのだ。


「皆さんが俺にとんでもないことをしているのはなんとなく察していますけど。でも俺は全く怒ってないですし、それはアネモネさんのお陰でもあるんですよ?」

「え?」

「『助けたい人が現れたら、迷わず手を取ってあげてください』……俺、実はあの言葉にすごい救われているんです」


 それは、転移前にアネモネさんから最後にかけられた言葉。まあ、今から思えば打算だらけの言葉だった可能性が高いが、どうあれ俺は牢獄迷宮で、迷わず手を取りたいと思える人に出会えた。そして、ラゼとその言葉を頼りに精一杯生きていたから、あんなにも死ぬかもしれないような極限空間に閉じ込められていたのに、人生で一番楽しい3週間だったと本心から思う。


「俺、アネモネさんには本当に感謝してるんですよ」


 具体的には、()()()()()()()。確証はないけどね。


 俺はそうアネモネさんに伝えると、アネモネさんは振り返ることなく、呟いた。


「……ユヅキ様は多分、相当な馬鹿なんでしょうね」

「えぇ……!?」


 メイドという役職についているとは思えない当然の罵倒に絶句していると、ふとアネモネさんが立ち止まり、首の後ろにあった包帯の結び目に手をかけ、ほどいていく。


 露になったのは、位置関係的に女性の後頭部だけだが、それでも深い紫色の綺麗な髪は、人を惹き付けるに十分な魅力があると感じた。


「あの……」

「……気にしないで下さい。目が痒いだけですので」


 いや、鼻すすりながら言われましても。


 なんとなく顔を見ちゃいけないというオーラは察しているので、特に動くことも出来ずアネモネさんの後方で待機していると、アネモネさんも落ち着いたのか、包帯を再び巻き直してから振り返る。


「申し訳ありません。では、参りましょうか。ユヅキ様」


 そう言い、『降神の間』の扉の前へと再び歩き出した。

 そこで、俺は先程からどうにも拭えなかった違和感の正体にに気付く。


「あ、せっかくだしアネモネさんも、俺のことはユズって呼んでください」


 ずっとラゼにユズ君と呼ばれていたから、そっちに慣れたのだろう。そうでなくとも、いちいちユヅキ・ヒガミ様なんて呼ばれたらむず痒いったらありゃしない。


「……畏まりました、ユズ様」


 表情は2つの理由で見えないが、その声はどこか呆れたような、それでいて笑っているように感じた。よく分からんけど、泣いてるよりかはそっちの方がずっといいよね。


 そして、二度目の『降神の間』の扉の前に辿り着く。相変わらず重厚そうな扉だ。

 そして、アネモネさんが扉に手をかける。


「アネモネさんも入るんですね」

「はい。『降神の間』には、特に()()()()()()()()()()()()()()()()――――」

「なるほど?」


 ……俺の勘だが、もしかしてアネモネさんは凄まじく優しい人なんじゃなかろうか。


 そして、アネモネさんが先導し、俺は再び、あの因縁の『降神の間』へと入る。


 そこにいたのは、


「……いらっしゃい、ユズ君」


 俺を唯一『ユズ君』と呼ぶ愛しき人、ラゼ。


 そして――――


「この度はっ! まッッことに、申し訳ありませんでしたあああああああああああああああああ!!!!!」


 そう言いながら土下座する、長い金髪が美しい少女、リルティア。

 実に3週間ぶりの、感動の再会の瞬間である。この世界にもジャパニーズドゲザって存在するんだ……そう思いながらも、少しからかってみることにした。


「いやいやぁ? 貴女の言うことは絶対ですもんねぇ~? メ・ガ・ミ・サ・マぁ?」

「ぅあ゛ぁァ――――ッ!?」


 真っ赤になった顔を両手で押さえて、しかして言い返すことも出来ずにただただ叫びながら悶えるリルティア。


「うん……言いたいことは色々あると思うけど、リルティアを責めるのはやめてあげて」

「まあ分かってるよ、ラゼ」


 ラゼがリルティアを庇ったことだし、意趣返しはここまでとしておこう。リルティアに思うことがないわけではなかったから意地悪をしてみたが、今は別段そこまで怒っちゃいない。


 周りを見渡してみると、メイド服を来た女性がアネモネさんも含めて5人。

 1人は俺をティザプターから助けてくれたニンカさん、もう1人は一瞬しか見てなかったけど、多分レトさんって人だろう。

 あと二人、左足に包帯を巻いた緑色の髪の女性と、左腕に包帯を巻いた空色の髪の少女がいた。一律同じく包帯を巻いている。今さらだが、何を意味しているんだ。


 そして、俺のクラスメイトも全員いるようだった。先程見かけた鈴木も、金崎先生もいた。全員、どこか俺と目を合わせないというか、なんとなく気まずそうな顔をしている。


 全員集合感漂う『降神の間』、その中でラゼが口を開いた。


「うん、とりあえず紹介するね。こちらリルティア。固有スキル以外はごく普通な、私の友達」

「ごめんなさい、女神じゃないです。人間です……」


 かつて、自身を女神と()()()()()()ラゼの友人が、人間であることを告白した。因みにまだ土下座している。


「そうだね。改めて、私からも自己紹介をしておこうか」


 そしてラゼは、今までずっと右手だけに装着していた手袋を外す。

 そして右手の甲に見えるのは――――まるで刺青のような、青い剣の紋章。


「私の名はラゼ・カルミア。()()()()()()()()()()()()、勇者が1人。一応この神殿の住人のリーダー的な立ち位置で」


 少し言い淀んだラゼは、決意したように俺に続きを告げる。


「――――そして、君を牢獄迷宮に追放した、黒幕でもある」



 ●


 おかしいと感じる箇所は、いくつもあった。


 そもそも俺のクラスメイトが俺の追放に進んで加担している時点でおかしいとは思っていたのだ。理由とか根拠とかというより、単純に()()()()()()()()()


 だからこそ、俺のクラスメイトは俺の追放のために操られているんだということは、追放前から分かっていた。

 恐らく、逃げようとした俺の動きを止めた能力と同様のもの……恐らく『言ったことが現実になる』みたいな固有スキルか何かをリルティアが持っていたのだろう。


 次に、ラゼが牢獄迷宮にて言うには、固有スキルは女神によって与えられるとのことだった。しかし、その言葉を信用するならリルティアが俺の固有スキルを悪く言うのはおかしい。自分で好き勝手に俺の固有スキルを書き変えればいいのだから。


 どちらかが嘘をついていると考えたときに、勘とか独断とかで判断した結果、リルティアが女神ではないという可能性に行き着いた。

 しかしラゼはリルティア=女神の前提で話している俺に合わせている。


 つまり、ラゼとリルティアは以前から知り合いであり、口裏を合わせて俺を牢獄迷宮に追放すること――――というより、追放させられたと俺に思い込ませることによって、強くすることが目的だったと考えられる。

 もし仮に俺を殺すことが目的だったとしたら、態々ラゼが俺を助けたりすることもないしな。


 正直随分なことをされたと思わないでもないが、そのことに気付けた時には、俺は既にラゼにベタ惚れ状態だったのだからしょうがない。惚れた弱みというやつだ。

 実際俺は強くなれたしな。


 しかし、まあ……


【《勇者》ラゼ・カルミア Lv.92(初期Lv.8)】


「マジで勇者だったんか……てかレベル高くね?」

「私の情報を出しすぎちゃうと、緊張感が途切れちゃうから……その、ごめん」


 俺がラゼのステータスを覗き込みながら言うと、ラゼは本当に申し訳なさそうな顔をする。

 いやクソ高いやん。ゴブリンウォーロードとか一方的にボコれるくらい高いやん。


 因みに、牢獄迷宮の中で起こったアクシデントは全て、ラゼたちの想定外の本当のハプニングだったらしい。フォールンセイントや偽ゴーレム、ウィザリアなどがそれに当たる。

 ティザプターに関しては牢獄迷宮にいることは知っていたが、絶対に俺と戦わないようにしていたようだ。ニンカさんの固有スキルを使って、枷で封印していたらしい――――あれニンカさんの固有スキルだったのかよ。


 しかし相手もボスモンスター、思ったより抵抗力が大きく、最終日に封印を無理やり解いてしまった。そしてウィザリアの襲来と重なるという大事件が起こったため、急遽レトさんとニンカさんが牢獄迷宮に救援としてやって来たというのが経緯だ。

 うん。俺、ボスモンスターとかいう単語、初耳だけどね。俺ってばとんでもない奴と戦ってたのね。そらボロ負けするわ。


 とにかく、牢獄迷宮の中では、絶対に俺が死なないように、ラゼは勿論、外界からも監視していたらしい。あの空色メイドのシハロって女の子が固有スキルで俺を見守っていたらしい。ティザプターの異変に気付けたのもあの子のお陰なのだそうだ。俺、命の恩人多すぎない? 正直マッチポンプ感はあるけど。


 そして、ラゼのステータス画面の下の方に、気になるものを見つける。


【固有スキル:『転移(マジックウォーク)』】


「ラゼさん? あなたの固有スキルは魔法の適正を上げるってやつでは……ラゼさん?」

「……魔法は、元からこのくらい出来た。多分だからこそ勇者になったんだと思う」


 俺の追求に、気まずさからかメチャクチャ顔を背けながらも真摯に答えるラゼ。


「まあ簡単に言うと、『印』をつけた場所に瞬間移動できるって能力。単純な移動とか、攻撃の回避に使える……それに、魔方陣によく似ている印だけ残しておけば、自分以外を転移させることもできる」

「魔方陣……他人も……あ、俺が牢獄迷宮に転移させられたやつ!」


 なるほど、追放前はリルティアによるものだと考えていたが、リルティアが女神でないと判明した時点で、あの魔方陣は俺たちを呼び寄せたものではない。加えてリルティアの固有スキルが別物である時点で、確実にあの魔方陣は別口だ。あれはラゼの固有スキルだったのか。


「まあ、というわけで、勇者は私。この中で唯一の、本物の勇者だよ」

「じゃ、クラスメイトは……」

「頑張って紋章はシールで作った」


 確かに、よくみたらクラスメイトたちの右手の甲から、あの時あった紋章が消えている。はー、シールですか。全然気付かなかったわ。焦りすぎだろ俺。


「そりゃ当然ですけど、固有スキルを解除した直後、クラスメイトの皆さんは本当に怒ってて……特にユウゴさん辺りは、私は今から殺されると思うくらい……ユズさんの安全を守ることに尽力しているということを説明して、なんとか許して貰えました……」


 正座したままのリルティアが震えながら言う。鈴木、お前良い奴すぎない? 他人のために怒れるの、俺はすごいと思うよ?

 しかし、当の鈴木の怒りはまだ収まっていなかったらしい。


「あァ、樋上の安全を守ろォとしたことは分かった。事実、樋上が強くなったことも認めてやる。だがなァ、そこから先の説明がまだだろォよ」


 クラスメイトの皆も、ここまでの説明しか受けていなかったのか、何も言わずとも気持ちは同じというようにラゼを見つめている。


「俺らもテメェらに修行をつけてもらってるがよォ、そもそも目的が分かんねェんだ。女神のために魔王を倒すとか言っておきながら、そこの勇者サマは神を憎んでるって言うじゃねェか」


 確かに、ラゼとリルティアが目的を同じとする友達同士と分かった今、この2つの言葉に矛盾が生じる。

 まあリルティアの女神モードの時は、俺を騙せさえすればよかったのだから適当に言っていたと考えることもできるが、それでも目的が不明瞭なのは確かだ。


「テメェらの目的は、一体何だ? ここにいる俺らはともかく、樋上に関しちゃァ、テメェらの勝手で死にかけてんだ。答えによっちゃァ、全員許さねェぞ」


 待って、知ってはいたけど鈴木が良い奴すぎる。なんかちょっと泣きそうになってきた。


 その言葉を受けて、ラゼの表情が変わる。

 俺以外の人も気付いているかは分からないが、僅かな感情の機微が見えた。具体的に言うと、怒りが混ざった。それは恐らく、俺らではない、何かに向かって。


「この世界に存在する二柱の神――――()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。それが私たちの――――いや、私の目的。あなたたち異世界人を巻き込んだ理由は、私と目的が一致すると思ったから」


 リルティアのことではない本物の女神、そして邪神の名前が明らかになった。そして、ラゼの神に対する怒りも本物であると分かった。


 そして俺らの目的――――でも、俺の目的は多分違うよな。いやまあ俺の目的とも一致するんだけど。

 恐らくは、皆が思っているであろう――――元の世界への帰還。

 これと神殺しは、繋がる……か?


 俺の疑問を余所に、ラゼの続いた言葉が、俺たちに異世界人に激震を走らせる。


「皆は、一度はこう思ったことがない? 『この世界は、()()()()()()()()()()』って」

「え!?」


 だって、そうだろう。中世ヨーロッパ風のこの世界において、ゲームという言葉があるのかを俺は知らない。だが、どちらにせよこの場合の『ゲーム』という単語の使い方は、明らかに俺たちの元の世界での言葉のニュアンスだ。


「ステータス、経験値、ドロップアイテム、レベル――――この辺りは、皆の世界だとゲームの中での概念なんだっけ」


 俺たちは唖然としたまま、何も言えないでいる。

 急に話が変わった気がするのに、その言葉が持つ情報のあまりの大きさに、思わず全員が言葉を挟むことを躊躇い、ラゼの言葉を聞くことしかできない。


「その答えは、とても単純」


 そして――――
































「この世界が、君たちでいう『ゲームの世界』だからだよ」


 ――――電脳の少女は、世界の正体を告げた。


やっとここまで書けた……


……まあでもそこまで衝撃の展開でもないよね。出尽くされた設定な気もしてきた。


とりあえず一章終了までは明日以降も更新遅れないように頑張ります。次回も恐らく説明回となりますが



三話の後書きでちらっと触れた話題になぞらえて説明すると、リルティアの固有スキルはだいたい呪術○戦の犬○先輩と同じです。あちらのようなリスクはありませんが、代わりに制限と条件があります。




『面白かった!』


『続きが気になる!』


『さっさと続きを更新しろやブン殴るぞ』



とお思いいただけましたら、【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、応援していただけると幸いです。


あと、感想とかブックマークとか頂けると、作者が嬉し泣きしながら踊ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ