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三田一族の意地を見よ  作者: 三田弾正
第伍章 坂東怒濤編
99/140

第玖拾玖話 人手が来ても役に立つとは限らない

お待たせしました。

GWは全て仕事でした。


永禄元(1558)年七月二十二日


■相模国西郡小田原 三田康秀


「今日も朝から仕事ばかり~♪」

「旦那様、大丈夫ですか?」

「旦那よ、疲れているか?」

「長四郎、ヘロヘロではないか?」

「ご主人様、イモリの黒焼きと赤蝮焼きです。これで疲れなど飛びますから」


妙は良いんだ。直虎さんも良いだろう。千代女も何とかなるが、美鈴、それは元気になるところが違う物だろうが。

「殿、お食事の用意が出来ております」

「葉、ありがとうな」

「いえ、これが仕事でございますから」

葉、まともな応対に涙が出るぞ。うちの嫁は肉食系だからな。


朝餉を食べるために座敷へ行くと、今日も客が来ていた。

まあ、家は食事時に客が来るのがデフォだからな。以前は氏照が率先して食事に来ていたのだが、近日中に二条の京子姫と結婚して征東大将軍家付きの家を立てるので、その準備が忙しくて来ていない。たまには食事会をするけど、アタフタしていて大変そうだったな。


そして、今日の客は彼だ。

「三田殿、お疲れのようだな」

「松田殿は、元気そうだな」

「ああ、朝稽古で軽く汗を流してきたばかりだ」


松田孫太郎康郷、俺の不倶戴天の敵ともいえる松田憲秀の従兄弟だが、竹刀の件以来、何かと付き合いがある御仁であり、里見の襲撃時に妙や直虎さんを護ってくれた恩人でもある。尤も長谷寺では直虎さん無双だったそうだが、その後の防戦で正木大膳亮殿を倒した猛者だ。


そのうえ、史実じゃ下総臼井城の戦いで白井胤治殿と共に上杉謙信率いる越後勢を見事に撃退し、五千近い損害を与え、謙信から岩船山の赤鬼と言われたんだよな。その赤鬼がここ数日喜んで飯を食いに来るのは、葉目当てだろうな。


直虎さんから聞いた話じゃ、鎌倉の時に葉の武者振りに惚れ込んで本気で口説き始めたって言うんだから、この連続襲撃も判る気がするがね。孫太郎殿は松田一族の中では俺に好意的だし、葉が良ければ応援しても良いんだが、身分の差があるし、下手に情に絆されて婚姻を応援したとして、葉がいびられるはめに為ったら目も充てられない。ここは素知らぬ振りでどの程度本気かを調べさせて貰おう。


「所で、松田殿、最近朝餉にちょくちょく来るのは何故かな?」

「それはそれ、御屋形様より三田殿の手伝いをするようにと命じられたからだ」

如何にも自分の意志では無いぞと言う言い様だが、俺は氏康殿から事の次第を聞いているからノリノリで手を上げたことを知っているぞ。


「松田様、御味御汁です」

「これは、葉殿自らとは忝い」

おいー、赤鬼さんや、お前さんは中学生かい葉が味噌汁を持ってきたらニコニコしながら受け取って。初々しいと言うか、奥手というか、話に聞く赤鬼とは思えないぞ。


「お味は如何ですか?」

「いやー、これほど旨い味噌汁はここでしか味わえません。流石は葉殿ですな」

「お恥ずかしい。松田様ならもっと美味しいお食事を為さっていますでしょう?」


葉の言葉に赤鬼が反応しているんだが、んー見てて胃炎になりそうだ。

「とんでもない、これほどの食事は実家では味わえませんぞ、家は分家ですから侍女は本家でお役御免になった婆さんばかりで味が古くさくてたまりません。それに糠味噌汁だの芯の残った玄米なんぞばかりで生まれてこのかた旨いと思った事などありませんでしたぞ」


「旦那、赤鬼殿が葉の逆鱗に触れたみたいだ」

直虎さんがボソッと耳元に囁いたので、よくよく葉を見たら笑顔の中に静かな怒りが見えてるよ。

「松田様」

「葉殿、何でしょうか」


「失礼は承知の事ですが、敢えて諫言させて頂きます。松田様があからさまにご実家の悪口を言われるのは聞くに堪えません。侍女たちとて好きで老婆に成った訳ではありません。それに、私の実家も糠味噌汁に堅い玄米を食しておりました。それが普通なのですから。今は、お殿様のお書きになった医食同源によって豆味噌や発芽玄米、麦飯などが体や頭を育てるために良いと判ったからこそ、こうした献立を出しているのです。それを知らない方々を馬鹿にするのは如何様と思います」


「いやそれは、えーと・・・・・・」


「旦那、赤鬼殿もそうとう慌てているな、そろそろ助け船を出してやればいいんじゃないか?」

直虎さんの話に頷いて助け船を出す事にした。

「葉、確かに松田殿の話は聞くに耐えぬが、松田殿とて、書の存在を知らぬのであろう、ならば葉が懇切丁寧に松田殿に教えて差しあげよ」


「殿の命であれば吝かではございませんが、私の様な者が松田様にものをお教えするのはご無礼ではございませんでしょうか?」

「と、とんでもない、葉殿が教えて下さるなら、一字一句声色まで完璧に脳裏に焼き付け一生涯忘れぬように致しますから、何とぞ何とぞ御教授頂きたく御願い申し上げる」


「判りました。若輩者ですが松田様に確りとお教え致します」

「おお、葉殿、忝い一生懸命致します故、宜しくお願い致します」


おい! あまりの必死さに葉だけじゃ無くこの場にいる全員が驚いているか、笑いを堪えているぞ。

「旦那、松田殿は完全に葉にお熱だな」

「お熱いことですね」

「情熱と言う事かの」

「ズバットやればよいものを」


直虎さん、妙、千代女、美鈴がそれぞれ笑いを堪えながら小声で話してきたが、確かに赤鬼殿が顔を真っ赤に染めて懇願する様は見物だ。


一件落着で食事が終わると、松田殿は葉と個人授業の日時を決めてルンルンで外へ出て行った。

「それでは、葉殿、明後日に御願い申し上げます」

「はい」


「旦那、面白くなりそうだな」

「祐子、葉の気持ちは?」

「んー、長年連れ添った俺だから判るが、憎からず思っているかな」


「祐子姉さん、それならば良いですね」

「まあな」

「あとは少しずつ考えよう」

「じゃあ御茶でも飲みましょう」

「それが良いですね」



暫く食後の御茶を楽しんでいると、外に出ていた千代女配下の侍女くのいちが帰って来て千代女に何やら耳打ちすると、千代女が俺に話した。


「所で、松田殿じゃが、そのまま家に帰ってしまったそうだ。そうなると、今日の練兵は誰がやるのじゃ?」

「はぁ?」


千代女の話に驚いている最中に金次郎がやって来た。

「殿、練兵教官の松田様はまだでしょうか、皆既に準備運動が済んで練兵場で待っているのですが」


金次郎は、氏康殿から派遣されてきた松田殿の補佐をしている。

何故かと言うと、今回の京都行きで北條家や三田家などが召し抱えた出身も身分もてんでバラバラな家臣たちの紐帯や連携を図る訓練をするためだ。


「戻って来ていないのか?」

「何がでしょうか?」

「松田殿だが」

「本日は見ておりませんが」


あちゃー、舞い上がって忘れやがったな。

「旦那、仕方が無い、俺と一緒に頑張ろうぜ」

「昼餉は任して下さいね」

「結局はこうなるのか、仕事が押しているのに」

「たまには体を動かさないと鈍るからな」


結局この日は、半日間訓練に付き合わされてヘトヘトに、赤鬼殿もやる気が無いのでは無く、普段は確り教えてくれているんだが、今日は完全に舞い上がって忘れやがった。


「ちくせう、人手が来ても役に立つとは限らないぞ!」



永禄元(1558)年七月二十六日午前


■相模国西郡小田原 三田康秀


「あー、統治機構の刷新が必要だ!」

この前は、赤鬼殿のせいで酷い目にあったぞ、それにしても人手が足らん! 


鋳銭の件は安藤殿に任せる事が出来たので何とか成ると、検地や戸籍も奉行衆がやっているのでOKで、戸籍が出来たら各村落に警邏の為の駐在所と初等教育の為の寺子屋を設置しなきゃならないし、それ用のマニュアルと教科書の原稿も必要だから作らなきゃならないし、文官が育っていないからその他の雑用まで全部俺の所へ来る訳だ。


以前からの文官は安藤殿とか奉行衆だから雑用をして貰う事が出来ないし、かといって孤児たちは未だ育ってないし、新参の堀尾泰晴親子、堀尾方泰、平塚、森、平野、水口、河田重親たちを使うにも、未だ未だ、機密文書を見せる訳にも行かない、それ以外の経理とかなら堀尾泰晴、水口盛里、河田重親が使えるんだが、吉晴、方晴、平塚、森、平野は武辺者だから訓練にしか役にたたん。


何れは士官学校、術科学校だけじゃなく経理学校とかも作らにゃあかんかな。


次は武器か、これに関しては情報漏れは確実にあるから刀槍に関しては地元で作らせて、鉄炮、大鉄炮に関しては雑賀衆が連れてきた職人衆が製造すると、これに関しては雑賀衆、根来衆が監督管理する事で普通に生産が可能なんだが、ライフリング式狙撃銃に関しては儀右衛門に指導させなきゃならないし、野砲の開発をするにあたっては、最初はフランキ砲の改良型で対処しなきゃだな。


フランキ砲の場合は原始的な後装砲なんだが、装填筒と砲身に加工精度の問題で隙間が空いてガス漏れや強度不足が生じるからな。まあ加工に関しては日本のお家芸である職人の手作業で精度を上げるし、既に加硫法によるサブゴムの試作も完成している以上はガス漏れをパッキンで止めることが出来るはずだ。


尤もサブゴムは代用ゴムだから強度なんかでは石油系人造ゴムには敵わないが、鉱物油だけではなく植物、動物系の油と硫黄で作れるから北條領内には材料なら腐る程有る。フランキや後装銃のパッキンとしてなら使い捨てで行けば良いから、先ずは強羅で実験して貰って、出来上がったら量産と言う形にしていこう。


火薬に関しても、人造硝石製造が完全に軌道に乗ったから、ロケット砲だけじゃ無く、今では田畑の肥料としても一部使用している程だ。それに鉄炮用の火薬は黒色火薬から燃焼速度の遅い褐色火薬に変更している上に、発火装置は火縄式から紙火薬に変更したからな。


紙火薬は癇癪玉の仕組みを応用して作っているが、材料が火薬と柘榴石を細かくしたものだけだから比較的簡単にできるので模倣される可能性が高いんだが、製造自体を秘匿して全て完成品で供給する形にしているからな。そのうえ天神玉という名前にして、製造は早川口と箱根口の間、南町にあった寂れた天神社を再興して城内に内包し、風魔の女衆が巫女姿でお祈りをしながら天神様の雷パワーを小さな紙包みに封じ込めている霊験あらたかな物だと噂を流している訳だ。


あの小さな紙火薬で大音量と火花が出るから、噂を皆が信じているようだ。それにしても、天神玉とは俺の青梅時代の渾名から名付けられた訳だが、幻庵爺さんは笑いながら名付けていたな。こっちとしては黒歴史を穿り返された様で何かなーって感じだけれども。


で午後からは改良型鉄炮と天神玉について孫六たちに説明する事になっている。



永禄元(1558)年七月二十六日午後


■相模国西郡小田原 三田康秀


未だ整備未了の練兵場の道場では鈴木孫六、佐竹源左、土橋平尉、岡太郎次郎の四将と組頭が座って俺の説明を聞いている。


「三田様、これが改良された鉄炮ですか?」

「孫六殿、そうだ、これこそが新しい機能を盛り込んだ鉄炮だ、今から説明するので忌憚なく意見を言って欲しい」

「無論です。我らの命を預ける鉄炮、いい加減な物ではたまりませんから」


鈴木孫六、佐竹源左、土橋平尉、岡太郎次郎の四将と組頭が頷く。

「先ずは、形だが、以前話したように肩撃ちが可能な様に銃床が付いているが、これは南蛮でもごく普通の姿だそうだ」

「南蛮でごく普通と言う事は、種子島はどう言う事なんですかい?」


普通は不思議に思うよな。

「それなのだが、種子島に漂着した南蛮人は葡萄牙人と言うのだが、彼らが持っていた鉄炮は彼らの国製造では無く、マラッカと言う天竺より日本寄りの地域で作られた物だそうだ」

「なんと」


「つまりは、鉄炮の本場では無く田舎で作られたために、簡易版だと言う事らしい」

「なるほど、それで三田様が新たな形を」

「まあ、全ては水無瀬様と相馬小太郎様のお蔭だが」


「流石は、霊験あらたかですな」

「左様じゃ」

「天神玉も驚きましたが、流石は天神様の加護を受けていらっしゃるだけはありますな」

凄く恥ずかしいが、神仏のお蔭という方が信じて貰えるから、頷いておくしかない。


「さて次だが、これは弾き金と言う。これが装備されたことで引き金を引くとほぼ同時に火鋏が落ちるようになっている」

「おお」

「これならば、狙うことも可能では?」


弾き金は信長が死んだ後に発明されたらしいから、この時期には存在していなかったんだよな。だからこそ狙撃は難しく長篠とかでも兎に角前に撃ちまくって弾幕を張る戦法だったんだ。まあ黒色火薬の煙で戦場が見渡せなくて狙えないって言う事も要因だけど。考えると、石山合戦で信長を狙撃した雑賀孫一、今の孫六とか、失敗はしたが千草越えで信長に掠り傷を負わせた杉谷善住坊は相当な名手だったんだろうな。


と思っているうちに皆が弄くり終わったようだから、話の続きをしなきゃだ。

「皆、どうであろうか?」

「これは凄い事になりますぞ」

「実際に試してみないと判らないですが、戦場に変化が起こるやもしれません」

「更に、皆は天神玉を見たであろうが、あれを小型化して火縄の代わりに使える様にしたのが、この鉄炮だ」


今まで銃床と弾き金に注意が行っていた連中がハンマー部分を見始めたな。

「これは、火挟じゃない」

「確かに、玄翁のような形だ」

「三田様、これはどの様に使うのですか?」

「実際にやってみよう」


そう言うと練兵場の射撃場へ移動した。

「これは、弾を込めるまでは通常と同じだ。その後が違う。先ず火皿を空けて小型天神玉を押し込み、火挟では無く撃鉄を引き上げ、狙いを定めて引き金を引く」

引き金を引くと撃鉄ハンマーが落ち、天神玉を叩くと火花が生じ、ドカンと言う音と共に弾丸が的へ命中した。


「おおお」

「お見事です」

「凄い」


皆が驚いた表情で俺を見ているのが判る。

「どうだ?」

「三田様、これは凄いぞ、これなら火縄で場所がバレることも無いだろう」

「見た限りでは、火縄のように火の粉が散らない様なので、密集して鉄炮が使えるのでは」

皆が喧々諤々話し始めたので、暫く待って孫六に話しかけた。


「孫六殿、これらは、未だ試作段階だが、充分に狙い撃ちが出来ることが判明している。既に改造がすんでいる三百丁を貸し出すので益々使い易く改良してもらいたい」

「おお、任せてくれ。我らの腕前見せてやるぜ」

士気が高いようで良いことだ、これだよ、これ、この仕事ぶりが欲しかったんだよ! これで鉄炮隊は何とか成りそうだ。



永禄元(1558)年七月二十六日夜


■相模国西郡小田原 三田康秀


疲れたので家に帰ったら、使いが来ていて臨時の小田原評定で城へ招集。

城に着くと、氏康殿、幻庵爺さんを始めとするお歴々が待っていた。

「遅れました」

「いや、長四郎には苦労かけている。多少の遅れなどは気にせぬ」


あー助かった。松田の馬鹿とかが嫌み言う前に氏康殿がフォローしてくれたよ、流石は親父殿だ。

月二回開かれる小田原評定に末席ながら参加する事になって以来の指定場所に座ると隣には安藤良整殿がぺこりとお辞儀してくれたので此方も返す。何と言っても安藤殿には予算や何やらで色々繋がりが有るので親しいんだよな。


「さて、皆が集まったので始めるが。先だって佐竹殿から会談の承諾を得た」

なるほど、数日前から来ている佐竹の使者との話し合いが終わったわけだな。佐竹家は信用出来るが、馬鹿辺りが危険だ何だと騒いだと聞いたからな。それの調整が付いたわけだな。


「佐竹家の本拠地太田へ行く際に、佐竹殿から是非来て貰いたいと文が送られてきたので、その者たちも一緒に行って貰うことになる」

へー、誰が呼ばれるんだろうね。まあ俺は関係無いから留守番だけどね。


「先ずは、松田孫太郎」

おう、赤鬼殿か、まあ正木大膳殿との戦いでも知りたいのかね。

「次いで、三田長四郎」

へー・・・・・・・って俺か! 何でなんだ!

俺の焦りも何のそのそのまま幻庵爺さんが発表を続ける。

「次いで、井伊祐子」

えっ、何故直虎さんが?????

あとは良く判らない状態だったが、幻庵爺さんに聞いたら、佐竹義昭殿が将軍とガチンコやった俺の噂を聞いて興味をもったそうで、直虎さんは鎌倉襲撃時の八面六臂の戦振りを林ちゃんに聞いて興味を持ったらしい、赤鬼殿もそうだって。そう言えば彼処は武辺な事に興味津々な家だったわ。


それにしても、ただでさえ忙しいのに常陸太田まで行かなきゃ駄目とはトホホな状態じゃ。

人材不足が甚だしいぞ。絶対に増員を求める!


次回予告をしてみたい。銀英伝の屋良有作氏の声で想像を。


「佐竹家との会談に向かう北條家一行に忍び寄る戦雲、その戦雲に康秀はどう立ち向かうのか、次回三田一族の意地を見よ第百話『新たなる戦い』坂東の歴史がまた1ページ。


或いは、東映マンガ祭り風に「北條氏康 対 佐竹義昭 常陸大決戦」とか


冗談ですけどね。

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