ある少女のお話
はじめましてちょめ介です。
前書きですが読んで下さるとありがたいです。
今から読もうとしているこの小説はハッキリ言ってこれだけじゃ意味不明です。
深読みしてくださっても構いませんし、流し読みして下さっても構いません。
この小説を読んで下されれば解る事もあるかもしれませんし、
解らないことが逆に増えてしまうかもしれません。
それでもいい、と言う方はどうぞお進みください。
長くなってしまいましたが、では、またあとがきで
私が目を覚ましたらこの場所にいた
大きい石と嫌なにおい
「あれ?ここは?」
答えてくれる人がいるわけでもないのについ声を出してしまう
「まあいいや」
ここにいてもつまんないし遊びに行こうっと
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町に出るとおっきい建物がたくさんあった
その中でも目に付いたのが
「おっきい建物だなあ」
建物の中にはたくさん人がいた
ここにいるとなんだか元気になってくる
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いろんな場所にある鏡を見て回ったり
何も書いてない本を拾ったり
長い長い階段で遊んだり
突然聞こえてきた人の声に驚いたり
本がいっぱい置いてある部屋に入ったり
真っ白いきれいな板に落書きしたり
それにとっても高い場所はとっても気持ちがよかった
なんだかとても楽しかったな
「ああ、面白かった」
もうすぐ暗くなっちゃうみたいだし帰ろっと
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道を歩いていると
一人の男の人と一人の男の子が目に入った
ふと、突然、急に思い出す
―――女の人が赤ん坊を抱いて泣いているところを―――
―――男の人が泣いているところを―――
―――女の人が赤ん坊を抱いて笑っているところを―――
―――男の人が笑っているところを―――
なんだかよくわからない
けど、一つだけわかった気がした
そう…カ
わたし…ハ
自分でもよくわからない
なぜかとても悲しかった
色々な【感情】が私の中で鬩ぎ合っている
来ていた白い着物が黒く染まっていく
私は願った
心の底から湧き上がってくる【感情】呑まれて
【願い】を―――
――――――――――――――――
気が付いたら家の中にいた
目の前には女の人が倒れている
血だまりの中で女の人が倒れていた
どうして?
どうしてどうして?
どうしてどうしてどうして?
呆然としていると少年が入ってきた
また、突然、急に思い出す
―――お母さんの事―――
―――お父さんの事―――
分からない
八つ当たりかもしれない
それでも【感情】が湧いてきた
あなたのせいだ
あなたさえいなければ
また【感情】に呑まれそうになった時
―――ごめんね―――
小さい、とても小さく弱々しい声だったけど
ハッキリと、そう聞こえた
――――――――――――――――
再び気づいた時には、この前遊んだ建物の中にいた
「きれいだな…」
屋上から見える景色に無意識に言葉を出してしまった
「もう…どうでもいいや」
なんだか【感情】が薄れてきちゃった
「また…会いたいな」
―――そうしテ―――
「ご―――――い」
―――わたシノ―――
「ごめ――――さい」
―――いシキハ―――
「ごめんなさい」
―――トギレタ―――
どうでしたでしょうか?
意味不明?そうです、意味が解りません。
しかし、これでいいんです。
いろいろと修正したりもしましたがこの形で落ち着きました。
さて、この少女とは一体誰だったのか。
他の作品を見て行けば解るかもしれません。
その作品もまだ執筆中ですが…
感想をお待ちしています。
では、機会があれば、またいつか。