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温もり
作:グリコ





――好きだよ。



ずっと



悲しいときは泣けばいい。大丈夫だよ。声が漏れるのが心配なら、布団に潜ればいい。そしたら君も安心だろう?

『明日顔が腫れるから』
大丈夫。泣いた顔だってキュートだよ。

苛苛する?
それはきっと悪魔のせい。悪魔が君を悪い方へと向けるんだ。

そんなときは、おもいっきりお母さんの背中に抱きつきなよ。

君の甘い可愛い声で、
『何でもいいから抱きつかせて』って呟いて。そしたらきっと分かってくれる。君の頭を撫で撫でして、冷えた体を暖めてくれる。

悪魔だって消え去るさ。

もし君のお母さんが、それでも君を放っておいたら、その時はココに来ればいい。

きっと美味しいお菓子と暖かい紅茶で、君を迎えるよ。約束する――

君は尊い存在だよ。
嘘な訳ないよ。
今はきっと、ガラスみたいな君の心に、切り傷がついたんだ。だけど、それは誰にでもある傷なんだ。

君はその切り傷を、人より何倍も痛がっただけ。


傷は治るって知ってたかい――?


白い泡を吹き付けて、誰かの息で染み渡る。治る寸前が痛いんだ。じっくり心を落ち着けて。



僕はいつでも君を見てる。泣いて笑う君を見てる。


――君が産まれた時からずっと……




君が この世に

生まれた瞬間

いろんな幸せが生まれた

それは両親の幸せでもあるし

地球の幸せでもあった

だから君は生きていける


――好きだよ。





ずっと


自分で実に気持ち悪い作品だと思いますが、感想頂けたら光栄です…(-_-;)













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