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なろう読者が求めているのは物語ではなく、ゲーム的快楽なのではないか

作者:天井を見る
 はじめまして。つい1ヶ月ほど前になろうにハマった超新参です。
 ID的にはそこまで若くはないですが、2、3年ほど前にIDを取って放置してたのを今になって再利用してます。
 この文章は、そんな新参の拙い考察でしかない、と前置きしておきます。

 なろう読者に対してよく言われるのが「ストレス展開を嫌う」ということです。
 修行パートは求められず、主人公が苦戦したら大ブーイング、ヒロインが主人公以外のキャラに惚れるような展開なんてした日には感想欄は荒れに荒れ……。

 それらに対して「今の現代人は情けない」と嘆く人もよく見掛けます。
 そういう逆境があるからこそ後のカタルシスが生まれ、面白い物語になる筈なのに……と。

 しかし、そもそもなろう読者は「面白い物語」とやらは求めてないのではないか?と僕は思います。
 なろう読者が求めているのは、主人公の視点を自分に合わせて見た時の気持ち良さ……なのではないかと思います。

 "読者"の視点から見る、ワクワクするような世界観。
 ハクスラ的に強くなっていく気持ち良さ。
 或いは、最初から最強の状態で敵を薙ぎ倒していく無双感。
 これらの面白さは、ゲーム的な快楽に類似しています。

 ゲームはひたすらプレイヤーを褒めるし、ご褒美を与えます。
 敵を倒したので先に進めます、コインを手に入れたのでスコアが増えます、etc。
 プレイヤーに対し、ある程度の努力は求めます。特に大目的の達成(ゲームクリア)にはそれなりの苦労を強いてきます。
 しかしその過程でゲームはプレイヤーを大量に褒めまくります。至る所で褒めます。
 なので、プレイヤーは最後までゲームをクリアすることができるわけです。

 物語だと、見てる人を楽しませるような事はあっても褒め称えるということはしません。
 別に観客は褒めて欲しくて物語を見ている訳ではない、ということが分かり切ってるからです。

 なろう小説だと、ひたすら主人公を褒める形で話が進行していく……物が多い様に思えます。勿論例外もあるでしょうが。
 これらはゲームを楽しむように読んで貰おう、と作者が意識して書いてるのだと思うと腑に落ちます。

 しかしゲームに求められるような最低限の努力すら、なろう小説では描かれてないのではないか……と思う人もいるかもしれません。
 これについては恐らく、ゲームの快楽を小説という形で落とし込む際に不必要……というか文字で再現し辛い部分は排除し、最適化されたのだと思います。
 一切の努力すら必要なく、快楽だけを味わえるように。
突っ込み大歓迎です。

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