蛸飯な午後(二百文字お題小説)
沢木先生のお題「蛸飯な午後」に基づくお話です。
今日のお昼は蛸飯に決定している。
田舎の両親から蛸が届いたからだ。
開けてみた瞬間から、
「蛸飯!」
と脳内決定していた。
蛸を取り出し、下ごしらえ。
「な!」
蛸が暴走!
顔にへばりついて来た。
「おのれ!」
もの凄い吸盤の吸い付きで引っ張ると皮ごと剥がれそうだ。
「くう……」
鼻と口を塞がれた私は気絶した。
「う」
意識が戻った。
「あれ?」
何故か目の前には包丁を持った私。
ふと自分を見ると足が八本……。
ぎええ!
哀れ、お粗末でござい!