プロローグ&第一話
唐突だが・・・宇宙人、未来人、超能力者の存在を信じているだろうか?
俺は信じている。いや、信じるとかそういうモノじゃない。本当に居るのである。
最初は居たらいいとは思ってはいたが、自然と居ないのだろうという結論にたどり着いていた。
が、しかし!!現実という物は信用できん!!
何故かと言うと、俺は今、そいつらと退屈しない日々を送っていたからだ!!
ここで、普通ではないヤツらの紹介をしておく・・・。
朝比奈さんはウチの部活の癒しキャラだが、未来人である。
長門は・・元、文芸学部の部長?・・まぁ、ハルヒが部室を乗っ取る前まではな・・・あいつは宇宙人だ。
古泉は・・・超能力者だ。以上!!
さて、問題は我らがSOS団、団長の涼宮ハルヒだ・・・。
コイツは朝比奈さんや長門、古泉いわく、『願望を現実にする能力』というものがあるのだが・・
もし、俺にその力があったとしたら・・・学校がある忌々しい丘を平地にするだろう・・・
話がずれた・・・ハルヒは入学式後の自己紹介で
「東中出身、涼宮ハルヒ・・・ただの人間には興味ありません!!この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、アタシの所に来なさい!!以上!!」
と、初っ端から頭が痛くなるような自己紹介をして、周りの時間を止めた。
当時の俺はそんな事など、はなっから信じてなかったが、宇宙人、未来人、超能力者が現れ、その証拠を見せられたら、信じる事しか出来ないだろう。
一時はどうなる事かと思ったが、今はそいつらとの日常になれてしまった。まぁ、そのうち異世界人も出てくるのかと思うと頭痛がひどくなるのだが・・・
とりあえず、前置きはここまでだ・・・
ちなみに言っておくが俺の名前はキョンだ・・・ちゃんとした名前も公開されてない俺って・・・やれやれ・・・
第一話「平凡ではない日々」
ここは、どこだ・・?
俺は今、綺麗な場所に立っている。一面に広がる光・・・
それは、綺麗でもあり、恐ろしくもあった。
何故、恐ろしいのかわからないが・・・何となく、そんな気がしたのだ。
メキメキメキッ!!バリバリバリッ!!ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
「ッ!?何なんだ!?地震か!?」
今の地震のせいで地割れが出来始めている・・早く、逃げなければ・・・
俺は、どこまで続いているのか分からないこの世界をひたすらに走っている・・・
『グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ―――――!!』
「今度は何なんだ!?・・・ッ!?」
俺が見たもの・・・それはハルヒの閉鎖空間にいるはずの青い神人が、こっちに手を伸ばし、捕まえようとする光景だった。
今、この世界から助けてくれた人に、朝比奈写真集を進呈したい・・・
クソッ・・・神人の手が迫ってくる・・・俺の命もここまでか・・・・
「―――――てば・・・キョ・・・・起きて・・・・・ョンくん・・・起き・・・・・」
誰だ、人の睡眠を邪魔する奴は・・・・
「キョンくん!!おきて!!大変なの〜!!キョンくんったら、起きてって・・・よ〜し・・・エイッ!!」
と、俺を見事なボディープレスで起こしてくれたのは、我が妹である。
「・・・頼むから、普通に起こしてくれないか・・・あと、兄をキョンくんと呼ぶのは止めてくれ・・・・」
あれ?おかしい・・・・俺って・・・こんなに声、高かったっけ?
「私、おとこのこになっちゃったんだよ〜!!」
と、笑いながら言う弟はいつも通り・・・・・あれ?弟?ちがうだろ!!妹しか居ない筈・・・・
「さて、妹よ・・・他には誰が男になっていたか知っているか?」
まぁ、俺もいろいろ有り過ぎたからな・・・今までの経験上、それが、インチキくさい話でも、聞く事にしている。
「男になった人は知らないけど、女になった人なら知ってるよ♪」
「ん〜・・・と。誰だ、それ?古泉とかか?もしくは近所の田中さんか?」
「ちがうよ〜それはねぇ・・・キョンくんだよ♪」
俺は妹の話が終わる前にはもう洗面所のほうに向かっていた。めざすは鏡!!
よし、到着だ・・・・そこには男の俺がいるはず・・
「んなッ!!・・・・・・な、何だこれは・・・・・」
鏡に映っていたのは髪の毛をボサボサにし、仰天している女だった・・・・
〈第二話に続きます〉
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