真相
料理はご馳走だった。
婉は心を込めて作ったからだ。
久しぶりに風と会ったので、
師父はお酒をいっぱい飲んだ。
風は
「うまい!うまい!」
と、いいながらいっぱい食べた。
婉はそれを見るだけで満足だった。
夏の深夜、
虫のすだく声も聞こえる。
寝られない風は、
外に出て師父の部屋に行った。
「師父!師父」
と、軽くノックした。
師父は酒豪だった。
かなり飲んだが、
酔わなかった。
風のノック聞こえた。
「風、何か用か?」
と聞いた。
「はい。師父!こんな時間ですみません」
「何のこと?」
「僕はよく同じ夢を見るけど…」
「不思議な戦う夢?!」
「はい!師父、あの夢を知っている?」
「うん」
と、師父はちょっと黙って、
「もうお前を教えるべき時だ。明日の午後に、潭に来い」
と言った。
懐かしい潭!
楽しい思いをさせる処!
潭水は綺麗だった。
昔と同じ、
自由自在に遊んでいる魚の姿も見える。
風が来た時に、
考え中の老人がいた。
静かに石の上に座って、
頭をあげて、
青空を眺めている。
「師父!」
と、風は声をかけた
「おいで」
と、師父は風に手を振って、
「ここに座ろう」
と言った。
風が座ると、
師父は続いて言った。
「風、これからの話を聞いて、
驚いても、黙って聞いてくれ!」
「わかった」
風は返事した。
師父はいつもの優しい顔を厳しい表情に変えて、
話し始めた。
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