放課後トーク 二日目
なんだかんだで、放課後猥談短編の続編(?)です。
一応、簡単な登場人物紹介。
江戸既温喜 えどすであつき
・高校一年生男子
・ツッコミ担当
市女ノ苗良与 しじょのなえいよ
・高校二年生女子
・エロボケ担当
♯6:前回までのあらすじ?
「高校一年生の江戸既温喜は、ある日の放課後、先輩の女子生徒”市女ノ苗良与“と運命的な出会いをした。それからというもの、二人は毎日、放課後になると使用されていない無人の教室、ひと気の少ない校舎裏、夕陽が照らす屋上、運動部に見つかるか見つからないかの瀬戸際という体育倉庫など、様々な場所であらゆるプレイを追及していくのであった────」
「100%そんなお話じゃなかったです! 断言します!」
「えー」
「えー、じゃないですよ。それ、どんなAVですか!」
「だったら……」
「だったら、って別のあらすじがあるんですか……」
「性奴隷となった温喜は、日々、良与とともに快楽の海へと────」
「性奴隷で始まった時点で即アウトですよ、そんなあらすじ」
「ちぇっ……」
「子供がおもちゃ買ってもらえなかったときみたいな、残念そうな顔しないでくださいよ」
「あちゅきおにいちゃんが、えっちぃおはなし、してくれないんですぅ」
「幼児退行!?」
「あ、こんな感じのやりとり、確か前回やったわね」
「あぁ、そうでしたね────って、先輩、なんで今日もいるんですか!?」
「え、だって、前回、また明日ね、って言ったでしょ」
♯7:何系?
「今日は何の教科を勉強をしているの?」
「あ、今日は数学をやろうかなと」
「数学か……」
「先輩は理系ですか?」
「う~ん、どちらかというと、保体系かな」
「何と比較したんですか……普通、文系か理系のどちらかが候補かと思うんですけど」
「保体系っていうのは、保健体育のことね」
「言わなくても大体何のことかは分かっていましたけど……」
「じゃあ、温喜くんは何系? 草食系?」
「一応、文系です……ていうか、草食系じゃ話が勉強方面から脱線しますよ」
「ぱっと見、草食系男子って感じね」
「ははっ……全然聞いてねぇや、この人……」
♯8:数学
「えーと……x=2yの2乗か……」
「セ、”セックスイコール卑猥の2乗“ですって!?」
「”エックスイコール2ワイの2乗“です!」
「あ、あははは、ごめんねぇ、聞き間違いしちゃったわ」
「いや、明らかに故意でしょ……」
「それにしても、2乗とか3乗って聞くと、なんだか興奮するわよね」
「絶対しません」
「だってさぁ、2”乗“よ? 乗るのよ?」
「だからなんだって言うんですか……」
「スンスン泣いてたあの子や、いつもツンツンしてる子もさ、いつかは男の上に乗っかってアンアン言うのかと思うと、どうしても興奮せざるを得ないのよねぇ」
「それと2乗に何の接点があるっていうんですか……」
「だから、乗よ」
「漢字の一文字で興奮するって……思春期真っ盛りの中二男子じゃないですか」
「思春期真っ盛りの高二女子だもの! えっへん!」
「そこ、威張るところじゃないと思います」
「むぅ……あ、ほら、温喜くん。手が止まってるわよ」
「手が止まったのは先輩のせいですよ」
「早く終わらせてしまわないと日が暮れるわ」
「そ、そんな急かさないでください」
「…………うむ」
「……どうしたんですか、突然腕なんか組んで、頷いて」
「今のやりとりだけ切り取ってみると、妙にいやらしいな、と思って……」
「えっ……」
「まるで、わたしの前でオ○○ーしているみたいに思えるわよね」
「さすがにそこまではツッコめないっす……」
「え、突っ込むだなんて、強引なのね」
「あぁ、勉強はかどらねぇ……」
♯9:教養ある部分をセックスアピール
「ほら、温喜くん。その問題、間違ってるわよ」
「え、どこですか!?」
「その平方根よ。4を2乗するはずが、4に2をかけちゃってるじゃない」
「あ、これはなんという凡ミスを……」
「平方根というのは2乗根、自乗根とも言って、同じ数字たちをかけることを言うの」
「じゃあ、これは”4×2=8“ではなく、”4×4=16“ということですよね」
「うん、そういうこと。ちなみに、同じ数字たち──つまり、同じ性別たちを×ことで、平方根──いえ、男根がクロスして────」
「はい、アウトー」
「えー……」
「途中まで教養あるようなセリフだったのに、何で一転してBLになっているんですか!」
「ちなみに、プラスは男性、マイナスは女性、ってことも付け足したかったんだけど」
「…………一応聞くことにしますけど」
「うん、なんでも聞いて」
「その理由は……?」
「男性器がプラス──つまり、付属、すなわち突出────」
「はい、ありがとうございます、もう結構です!」
「プラス同士を掛け合わせてもプラスなのは、すでに突起物が付属しているからで────」
「ちょ、ストップ!!」
「マイナス同士を掛け合わせるとプラスになるのは、百合用の電○で連結することだと思っているわ。ちなみに──」
「と、止まらないだとッ!?」
「プラスとマイナスを掛けた場合、マイナスになるのは、近年草食系男子が増加傾向にあるから、男子が女子に押し倒されるの」
「じゃあ、昔は!?」
「というわけでね、男根──いえ、平方根には気をつけないといけないわよ。同性同士をかける──BL&百合が平方根と覚えてね」
「いや、無理ですって」
「むぅ、折角、エロを交えて勉強を教えてあげたというのに……」
「明らか、エロの方がメインに思えたんですけど」
「エロばかりじゃない! この小説では勉強も出来るんだ! っていう教養ある部分をセックスアピールしたかったのになぁ……」
「一語、余計なものが混じってまーす」
♯10:罵詈雑言くらい平気
「はぁ……」
「どうしたの、温喜くん。元気ないわねぇ」
「いや、もうなんか……こんなのが毎日続くのかなぁ、なんて思うとややテンションが下がりましてね……」
「ダメだよ、ネガティブは。ポジティブシンキング!」
「先輩は元気ですねぇ……気のもち方がしっかりしていて……」
「気丈な性格だからかしら、ねぇ」
「いつも気丈に振舞っているんですか?」
「そりゃあ、一度きりの人生だもの。楽しく生きなきゃ損じゃない」
「あぁ……確かに猥談中の先輩は活き活きとしてますもんねぇ……」
「イキイキだなんて……いくらわたしでも、そんな常に絶頂とか流石に無理……」
「へぇ…………」
「ところで、温喜くん……」
「ん……なんですか?」
「”気丈に“が”騎乗位”に聞こえたわたしって、末期かしら……?」
「自覚ないんすか……」
「え?」
「いや、大丈夫っす! 先輩、すでに末期中の末期なので!」
「Oh……若干心が痛んだわ……」
「あ……す、すみません……」
「ううん、気にしないで。罵詈雑言くらい平気だから」
「で、でも……」
「だってさ、罵られると湿潤状態になっちゃうんだもの」
「あえて、どこがとは問いませんよ…………」
「わたし、Мだから」
「いきなりのカミングアウト、ありがとうございます……」
「あと、S気質も兼ね備えているから、大丈夫!」
「なにが大丈夫なのか分からない!!」
「両方に対応出来るってことじゃないのよ」
「変態の塊だー!!」
「それじゃダメ。エロス神と呼んで」
「恥じらいがない!?」
「失礼ね、恥じらいくらいあるわよ」
「例えば?」
「チ○○ンとかオ○○ールみたいに、丸を付けられるところよ!」
「残念ながらそれ……規制って言うんです……」
♯11:写生!
「さて、下校時間ね」
「あぁ……今日もあまり勉強が進まなかった……」
「なに落ち込んでいるの? 明日も来るから」
「いや、出来れば来ないで頂きたいんですけど……」
「そういえば、明日って……」
「あ……明日はあれか……って────」
「うん、写生大会!」
「え、あれ……?」
「どうしたの?」
「先輩のエロがない? まさか、そんな……”写生“大会の漢字が正しいだなんて……」
「なによ、首傾げちゃって」
「い、いえ……気にしないでください……」
「明日の写生大会、楽しみよねー! 写生!」
「……なんで最後、そこだけ切り取って言ったんですか……?」
本文の最後、次回絶対あるだろうっていうような終わり方をしましたが、まぁ、エロネタ思いついたら書きます。
エロネタ思いついたら、って書きましたけど、常に頭の中がエロい事でいっぱいなわけではないですよ?
たま~に、ホント稀に、生理現象的な感じで、偶然にも閃くことがあるんですよねー。
なので、私はエロエロ野郎ではないです。
ということにしておいてください。
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