第6打席・天才と義妹stage2
「聞かせろ穂波」
オレ達は部活の帰りに晩飯をファミレスでとる事にした。
理由は急な来訪者に食べさす分の食料が無かった為だ。
まぁ、部活が忙しくて買い物にあまり行く気が無かった為である。
そんな中、オレは穂波に何故ココへ来たか、尋問していた。
天才と言っても何もかも分かるはずではない。
優れてるのは計算速度。記憶力。発想などなど挙げたら限が無いほどあるが。分からない物は論理にそぐわない行動、簡単に言うと馬鹿な行動だ。
「言わないと・・・・・・ダメ?」
パフェを食べるスプーンを咥えながら顔を横に倒す。
ちなみに席順は右端にオレ、隣に餐場。オレの向かいに、穂波という感じだ。
何故か知らないがオレの隣の席で餐場と穂波が口論なったが。
「そうだ」
口につけていたアイスコーヒーを置き、穂波と向き合う。
何故か餐場と穂波がが熱い視線を送っていたけども。
「穂波!」
「「あ、」」
2人揃って声を上げる。
「・・・・・・・・・・話せ」
「うぅ・・・・・・・」
「穂波! ハッキリ言ってくれ正当な理由がなければお前の親父に連絡するんだから」
暫らく穂波は黙ってた。
その雰囲気に呑まれたか、注文した料理を持ってた女性に「置いておいてください」と、だけ言った。
「・・・・・・お義兄ぃ? 料理来たんだから、料理食べてからで・・・・・・」
「お腹が一杯で話せなくなったって逃れさせない為にも食わせん」
「う・・・・・・・!!」
言い逃れの手を封じられたからか穂波は項垂れるだけだった。もちろんアイツはすぐに口を開くであろう。
なぜなら、穂波は・・・・『ラーメンを頼んだ』為である。
とうぜん冷めたスープのノビた麺はイヤだろう。
当然、すぐに口を開いた。
「実は・・・・・・・ね?」
半分泣きながら口を開く。
何故泣く必要があるのか気になるが。
「お父さんがね」
「穂波の父親が?」
1つ2つ間を空けてオレが質問するのに対して。口を開くのを拒んでる様子の穂波・・・・・。
これだから、馬鹿の考えは分からないんだ・・・・・・・。
「倒れたの。だから・・・・・・・・お義兄ぃの所に・・・・・・・」
「ウソはよせ」
穂波のウソを瞬時に暴く。
理由は簡単だ。
「ウソじゃないよ!」
と、穂波は言うがそれもウソであろう。
「なら・・・・・・
なんで、学校の制服なんだよ?」
オレの指摘に対して穂波は絶望に色を浮かべる。
正解みたいだな。
さてと、次に考えるのは本題だ。
『なんで、制服でココへ来たのか?』だ。
「1番のお洒落な服だから!」
「だからウソは止せ! 普通に考えて1回家に帰ったなら少なからず着替えるだろ?
それに、制服が1番お洒落な服だと? 餐場だって制服を着ればタダでさえ目立たないバストがぁ______」
<ドゴォ!>
餐場の軽やかな左ジャブが直撃した。
店内に響き渡るほどの・・・・・・・。
当然、突然の音に辺りが静まりかえり。
1同こちらを注目する。
徐々に餐場の顔がマグマのように赤く熱くなる。
「あ、アンタが悪いのよ!!」
オレはただただ真実を・・・・・・と、言おうとしたが、さっきの似の前になるのを避けた。
「で、本題に戻るぞ」
危うく脱線してしまう所だった。
まったく・・・・・・・。
しかし、穂波は口を開こうとしない。
オレはとある勘が働いた。
なんだ、そう言うことか。簡単に考えるんだったな。
「『家出』か・・・・・・・」
「うぐぅ!!」
言葉に詰まったみたいだ。はぁ〜めんどくせぇ〜。
「穂波、ケータイはあるか?」
「へっ?」
「ケータイを持ってるか? と、聞いてるんだ」
「あ、あぁ。あるよ」
と、言いながらポケットの中を詮索する。
「あったあった」と、言いオレに見せる。
「可愛いでしょ?」
と、呟くがオレは無視して奪い取り、通話帳を詮索する。
とある番号を見つけて連絡する。
「なにしてんのよ!!」
「いくら妹のでもだめだよ! 神也!!」
「うろさいから黙ってろ!」
オレが2人を静止させる。
アソコではもう有名か? すぐに出た。
「お。久しぶりだな
ああ、神也だよ。わかったまず落ち着け。落ち着いたか?
待て! 事情を今、説明するから黙って聞いてろ。
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ってなことだ。叔父さんにも伝えといてくれないか?
あぁ。迎えに来てくれって。今から住所を言うから、メモの用意はいいか?
_____だ。頼んだぞ。
はっ? 他に言うことは無いかって?
ちょ!!? なんでキレてるんだよ!?」
切られた・・・・・・・逆ギレかよ。
あんにゃろ!
「ったく。瞳のヤツ・・・・・・イキナリ切りやがって・・・・・・」
そう言いながら、穂波にケータイを返す。
視線を感じて隣を見ると、餐場が睨んでた。
「瞳さんって誰かな? 神也?」
笑ってない笑顔で・・・・・・・・・。
女ってワケ分からん。
余計なことを言うと厄介な事になりそうなので口を閉ざすが。穂波のヤツ、余計なことを言いやがった
「私のお義姉ちゃんになる人ぉ〜」
「瞳は別にそんな奴じゃ・・・・」
「・・・・・・・・・」
餐場のヤツ固まった・・・・・。
もう、モアイ像ってきな感じで。
「ただの幼馴染だよ。親がかって大きくなったら結婚させるかって言ってただけだろ?」
「そんなこと言うとヒトみん悲しむよ・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
まだ、コイツは固まってる・・・・・・・・なんで固まってるんだよ?
軽く突く。
ビクともしない。
頬を抓る。
ビクともしない。
耳の穴に息を吹きかける。
ビクン! と、大きな反応を返す。
「なにするのよ!!」
「やっと反応が返ってきたか。鈍感娘」
「鈍感はアンタの方でしょう!!」
「? 鈍感のつもりはないんだがな?」
「お前の鈍感は死なないと直らないみたいだな!?」
死なないと直らない病気など。
死んだら意味が無いじゃないか。
まったく。馬鹿でも分かるだろ。
「んで、穂波。親父が迎えに来るらしいから。俺の家で待ってろ」
「お義兄ぃは?」
「ちょっとな」
穂波が追求してきたが、ラーメンを目の前に出すとうむ。も言わずに貪り付いた。
単純なヤツだ。
「餐場も早く食え。冷めると料理は不味いからな」
自分のチャーハンを取り。餐場のBセット(ヤキソバ。ライス。スープ)を取ってやる。
オレ達は黙々と箸を進めた。
時刻は5:30分。少し早めの晩飯を食べた。
「餐場と一緒に言ってろ」
「う〜!」
家出の理由がありそうだけど兎に角無視をする。
穂波のことは餐場に任せて、オレは逆の道に進む。
当ても無く。
「・・・・・・・・・顔を見せたくないんだよな・・・・・・・アイツも来るだろうし」
ただただ、ブラブラ歩き。時間を過す。
そういえば、近くにバッティングセンターあったな。
けっこう大きい所だからいいのあるかな?
そんな感じで入って見た。
まず入ってみた感想は広いし、機種も沢山あるな・・・・・・そんな感想を抱く。
しばらく見て回った。
すると見なれた顔を見つけた。
「青海沢じゃないか?」
「あれ? 織田じゃいか? どうしたんだよ?」
近寄り雑談を始めた。
どうやらここでバイトをしていたようだ。バイトが終って閉店してから1時間、従業員で貸しきりにさせてくれるみたいだ。
高校はいってすぐ始めてたみたいだ。
「オレもやってみようかな?」
「ああ! 気が向いたらコイよ! 店長に言っておくからな」
「頼んだぞ」
少し話したあと、忙しいから青海沢は持ち場に戻ってった。
アソコからココまでだいたい2,3時間だから・・・・・。
暫らくオレはバッティング練習をみっちり練習した。
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