友情のハーレムが好き
複数の異性に囲まれたり、恋愛感情を向けられたりする作品を「ハーレム」と言いますが、わたしは主人公が異性ではなく友だち(あるいは尊敬、忠義でも可)として、すなわち「恋愛」ではなく「友愛」の感情を向けられまくる作品が好きです。また、そのような主人公を気に入ることが多いです。主人公の性別、周囲のキャラの性別、キャラ同士の異性同性は問いません。
恐らく多くのハーレム好きな人がそうであるように、わたしは主人公によく感情移入するので、主人公が愛されている、可愛がられている、尊敬されているのが単純に気持ちがよくて好きです。ただ――これも普通のハーレムものに共通ですが――主人公が愛されうるだけの説得力は欲しいですね。そして主人公もまた、周囲のキャラを全力で愛していてほしいです。
周囲のキャラが主人公を取り合って争っているのはあまり好きではありません。というか、友愛で誰かを取り合うという状況は、よほど幼稚な子どもでもない限りそうそうないと思いますが。要するに、主人公は誰からも好かれるし、周囲のキャラもみんな仲良し、というのが好きです。仲良しのみんなが結託して主人公を助けに来たり守ってくれたりする展開があると嬉しいです。
だから対立だとかシビアな関係だとかを描くのが苦手なんだよなあ~……。