ファイル541:暗黒の死花束(デスブーケ)『7・小五郎と英理の帰郷』
蘭が口を広げ、ザルチムとリリーに襲いかかった。
蘭
「死ねぇぇぇぇっ!!」
グァァァァ・・・
蘭がザルチムとリリーに直撃した。
バシャアアア!!
真希
「ザルチムさん!」
実希
「リリーさん!!」
ズザザザザ・・・
蘭
「食ってやるぅぅぅ!!1欠片も残さずにねぇぇぇぇ!!!」
真希
「1歩も動かずに!?」
実希
「何で逃げなかったんや!?」
ザルチム
「ク・・・ククク・・・」
リリー
「フフフ・・・」
蘭
「ぬ・・・?何がおかしいぃぃぃぃぃ!?」
ザルチム
「真希ちゃん!!実希ちゃん!!今こそ攻撃のチャンスだ!!この子の体は、特殊な水の粒子に変わっている・・・だからこそ、壁の中にも自由に入り込めるんだ!」
弥生
「そ、そうか!ザルチムさん達を消火するまでは壁の中に戻れないんだわ!!」
ザルチム
「実希ちゃんがミサンガを破壊し、真希ちゃんが洗脳解除呪文を叩き込むんだ!!」
真希
「そ、そんな事をしたら、」
実希
「ザルチムさん達も助からへん!!」
リリー
「やれいうてんねや!!サッサとしろぉ!!」
蘭
「グ・・・ヌッ・・・!!」
弥生
「やるしかないわ!命がけで作ってくれたチャンスなのよ!!2人の体が泡にされる前に!!」
ザルチム
「ボク達の死を越えていけ!!黄の組織と戦うとは、そういう事だ!!!」
実希
「チクショー!!テオエム・・・」
その時、謎の攻撃が2人を襲った。
ピシィィィ!!
ドサァ!!
倒れた2人の後ろに、小五郎と英理が現れた。
小五郎
「仲間を犠牲にするなど、」
英理
「所詮あなた達にはできない。」
小五郎・英理
「オマエ(あなた)達の負けだ(よ)!」
真希・実希
「小五郎さん、英理さん!?」
2人の目は、なぜか虚ろだ。
蘭
「!そうか!あなた達も組織の力に魅せられたのね!!」
真希・実希
「2人が・・・ペンデュラムアッドに!?」
弥生
「そんな・・・2人が組織の力に屈してしまったの!?」
小五郎・英理
「見せてやるぜ(やるわ)、オレ(私)の新たな力を!!」
真希・実希
「キャアアアア・・・!!」
小五郎と英理は、それぞれ剣を振った。
小五郎・英理
「毛利小五郎&妃英理・・・鬼神&鬼女スタイル!!!」
ズバァッ!!
2人の攻撃が、ミサンガを叩き斬った。
蘭
「バ・・・バ・・・カ・・・な?」
小五郎
「今だ!真希君、実希君!!」
真希・実希
「ハッ・・・は、はい!!」
真希と実希は小五郎の言葉で我に返ると、手をかざした。
真希
「シアン・マキアクル・・・」
実希
「シオン・ミキエムル・・・」
真希・実希
「アブソリュージョン!!!」
真希と実希は、同時に光を放った。
パァァァァァ・・・
光は蘭を包み込み、絡みついていたヒュプノを破壊した。
バキィン!!
蘭は元の姿に戻り、地面に落下した。
ドサッ・・・
弥生
「みんなを、助けてくれた・・・」
小五郎
「オレと英理は、ペンデュラムアッドに対抗できる力を得るために・・・」
英理
「この2本の刀を、ある人から渡されたのよ・・・」
やはり、小五郎と英理は味方だった!
残るは、3人の強敵と黒幕・・・!! |