ファイル540:暗黒の死花束(デスブーケ)『6・窮地の背水の陣』
蘭が真希達に襲撃をかけたのと同時刻、大阪府支部に向かっていたハヤテ達5人は・・・
咲夜が突然しゃがみ込んだ。
ハヤテ
「咲夜さん、どうかしたんですか?」
咲夜
「クツのヒモが切れてしもた・・・」
ハヤテ
「クツヒモ?」
咲夜
「まだたいして使うてへんのに。」
千桜
「安物を買うからですよ。」
伊澄
「今の内に直しておくのよ。」
理沙
「いざという時、この日本を守れなくては困るからな。」
咲夜
「(何やろ・・・イヤな予感がするで・・・?)」
咲夜の予感は、当たっていた。
蘭
「死ねぇぇぇ!!」
蘭は巨大な手でザルチムに襲いかかった。
グォォ・・・
真希
「ザ・・・ザルチムさん!!」
弥生
「危なーい!!」
ザルチムに手が届きそうになった、その時・・・
リリー
「ソルド・ギコル!!」
バシュウ!!
巨大な手の指が切られた。
蘭
「ぐぬっ!?」
ザルチム
「忘れてもらっては困るよ。」
リリー
「『ザルチムある所にリリーあり』ってなぁ!!」
ザルチム
「行けぇ、リリー!!」
リリー
「4天王やか何やか知らへんがなぁ、ブッ飛ばしたるでぇ!!」
リリーは両手をかざした。
リリー
「ラージア・ギコル!!」
リリーの両手から氷の光線が放たれた。
ヒュゴォォォォォ!!
蘭は壁に潜った。
ズザ・・・
ズゾォォォ・・・
潜りきったと同時に、光線が命中した。
ドゴォォォ!!
弥生
「やったぁ!さすがザルチムさ・・・」
弥生がそう言いきる前に、上から水が落ちてきた。
ポタ、ポタポタ・・・
弥生が上を見上げると、天井から蘭が現れた。
ズザォォォ・・・
弥生
「キャ〜ッ!?」
蘭
「ムダムダムダよぉぉぉ!!」
真希
「この人、壁の中を移動できるんだわ!!」
実希
「しかも無傷や!」
ザルチム
「潜っている間は無敵状態か!?」
蘭
「タップリと喰らいなさいぃぃぃ・・・」
ズズズ・・・
蘭
「ラージア・バブルスゥゥゥ!!!」
複数の水弾が、真希達を襲った。
ドドドォォォ!!
真希・実希
「キャアアアア〜!!」
真希達は逃げ出した。
リリー
「こんな化け物、どうやったら倒せるんや〜っ!?」
弥生
「勝てっこないよ〜っ!!」
ザルチム
「イヤ、勝てる!力を合わせれば、必ず勝てるハズだ!」
真希
「そうだわ!!」
実希
「ここにはたくさんの仲間がいるんや!!」
真希
「みんなぁ!一緒に戦・・・って・・・」
真希達が向かった先には、既に大量のFBI捜査官達が波に埋もれていた・・・
蘭
「仲間共は、とっくの昔に水蟻地獄の餌食よぉぉぉ・・・」
ズゾザザザザ・・・
放心する真希達に、蘭が追いついてきた。
真希・実希
「ぜ・・・全滅・・・!?」
弥生
「たった1人の敵に・・・」
リリー
「ど・・・どうしたらええんや・・・?」
ザルチム
「・・・!」
もはや、絶体絶命・・・!?
次回、ついにあの2人が帰郷!! |