ファイル511:情熱の昆虫忍者(インセディア)『11・暴走マリアの手なずけ方!?』
イヌ忍者とネコ忍者の軍団との交戦をしていた美保達は、頭首である猛彦と妖子を倒し戦況では圧倒的に優勢であった。
ただ1つを除いては・・・
マリア
「フニャ〜・・・」
マリアは目が血走り、毛は少し逆立っている。
エル
「どうなってるの?これ・・・」
金美
「いつものマリアちゃんじゃない・・・」
たくま
「思い出した・・・マリアとつき合い始めた頃、アイツ、オレと一緒に公園でノラネコの大群に絡まれた事があってさ。その時初めて知ったんだよ、アイツがネコ恐怖症だって事を。」
銀一
「それで、彼女どうなったの?」
たくま
「オレは必死にマリアを守ったんだけど、守りきれなくて・・・アイツ、ネコに囲まれて一斉に襲われたんだ。それで、オレが助けようとしたその時だったよ・・・アイツの目が、今と同じようになったのは・・・」
美保
「私、あれと同じ症状を前に見た事があるわ!そう、マリアちゃんが今なっている状態は、私の母さんが以前なったのと全く同じ症状・・・その名も、人猫化症候群(ちなみに名前は美保命名)!!」
エル
「つまりそれって、人がネコみたいになっちゃうって事?」
美保
「ええ。これは母さんを鎮めた後私があるマンガを読んでから気づいたんだけど、ネコが苦手な人はネコを見ただけで震え上がってしまうものなの。だけどネコに追い詰められた時、その人は恐怖のあまり意識を失い、まるでネコのようになってしまうのよ・・・」
金美
「それって、止める方法はないの?」
美保
「1つだけあるわ。その人を気絶させる事よ!!」
銀一
「だったら、やるしかないな!金美!!」
金美
「ええ!!」
銀一と金美は、マリアに飛びかかった。
銀一・金美
「(お願い、気絶して・・・マリアちゃん!!)」
だが・・・
マリア
「フッシャ!!」
マリアはクロスさせた手を振り、銀一と金美を吹っ飛ばした。
銀一
「うわっ!!」
金美
「キャッ!!」
銀一と金美は地面に叩きつけられ、気絶した。
美保
「銀一!金美!!」
美保は叫んだ。
エル
「クッ・・・」
エルはマリアに向かっていく。
エル
「マリアちゃん!!」
エルは手刀をマリアに振り下ろした。
だが・・・
ガッ!
エル
「ウソ!?」
驚愕したエルは、一瞬油断した。
マリア
「フシャア!!」
マリアはエルを斬りつけた。
ザン!!
エル
「キャア!!」
エルは吹っ飛ばされた。
美保
「エル!!」
エルは気絶している。
美保
「これはヤバいわね・・・」
ギャン!!
美保
「って、ちょっと待っ・・・」
ドカァ!!
美保
「キャン!!」
ドサッ!
美保はアッサリやられた。
刃
「美保ちゃ〜ん!!」
マリア
「フシュ・・・」
刃
「やるやない・・・まさか美保ちゃん達を倒すとはな・・・アタシも相手したる!かかってこんかい!!」
刃はマリアにケンカを売った。
マリア
「フシャ!!」
マリアは刃に突っ込んだ。
刃
「1回アンタと1VS1で戦ってみたかったんや!!レイガズン・リイス!!」
刃は雷の弾を乱射した。
しかし、マリアは全部なぎ払った。
ザシュ!!
刃
「なっ・・・」
マリア
「フシャア!!」
マリアは刃に飛びかかった。
刃
「わぁぁ!!マ・リシルド!!」
刃はあわてて盾を出した。
だが、マリアはアッサリ盾を破壊した。
バキャア!!
刃
「ウソォ!!」
マリアはそのまま、刃を押し倒した。
ドッ!
刃
「ヤ、ヤバい・・・」
刃は、かつてない危機を感じていた。
マリア
「フシャア・・・」
マリアは村正をかまえる。
刃
「(も、もうアカン・・・)」
刃が目を閉じかけた、その時だった。
たくま
「マリア!!」
たくまの声が聞こえた。
たくま
「マリア!こっちに来い!!」
マリア
「フニャア!!」
マリアは刃から離れると、たくまに飛びかかった。
バッ!
刃
「たくま君!危ない!!」
刃はたくまを心配した。
だが・・・
刃
「ヘ?」
マリア
「ニャア〜ン・・・」
マリアはたくまのひざの上で、ゴロゴロしていた。
刃
「マリアちゃんが・・・おとなしなった・・・?」
刃はしばらくポカンとした。
その頃、伊澄達のチームは、既に刺客を撃退していた。 |