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FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル510:情熱の昆虫忍者(インセディア)『10・刃とマリアの意外な弱点』


コナン達が刺客を撃退した頃、刃達も先を急いでいた。

大量に発生する、イタチの忍者を退けながら・・・


「キリがあらへんな・・・」

エル
「こんなに手下が行く手を塞いでるって事は、この先に知られてはいけない者がいるって教えているようなものよね・・・」

美保
「そうね。急ぎましょう!」

刃達が先を急ごうとした、その時だった。

空から、何者が現れたのは。

それと同時に、刃の体に悪寒が走った。

ガタガタ・・・


「・・・」

銀一
「ど、どうした、刃ちゃん!?」

銀一が刃に話しかけた。


「ア、アタシ・・・犬が大の苦手なんよ・・・アレルギーで・・・」

刃の言葉通り、空から降りて来たのは犬の忍者だった。

「ククク・・・情報通りだな・・・こんな所で、オレ達下っ端が役に立つとは・・・」

金美
「情報通り?」

「その娘の弱点に関する情報は、ある人物から買ったのさ・・・100万でな・・・」

たくま
「弱点に関する情報を買っただと!?」

「ああ。残念ながら他のヤツの情報は手に入らなかったが・・・オレ達にはその娘の情報だけで充分・・・ソイツが一番手強いからな・・・」

エル
「マズイ・・・刃ちゃんの様子が・・・」

マリア
「たくま!アンタは刃を側で守って!」

たくま
「ああ!わかった!」

「ククク・・・オマエ達を襲撃するのがオレ達イヌ忍者だけだと思うなよ?」

男の声と共に、刃達の反対側からも何者かが現れた。

エル
「コイツらは!?」

犬飼(イヌカイ)猛彦(タケヒコ)
「ソイツらはネコ忍者共だ。元来人間共はイヌとネコは追う者追われる者という関係上犬猿の仲ならぬ犬猫(けんびょう)の仲と思っているようだが、それはちがう!その事柄は全て人間が作ったウソなのだ!イヌとネコは人間に飼われる者同士・・・仲良くする事こそ真実なのだ!オレの名は犬飼(イヌカイ)猛彦(タケヒコ)!イヌ一族の頭首をやっている者だ!!そして、ネコ一族の頭首であるコイツの名は猫間(ネコマ)妖子(ヨウコ)!」

猫間(ネコマ)妖子(ヨウコ)
「ウフフ・・・あなた達にアタシ達犬猫軍団を倒せるかしら?」

たくま
「マズイぞ・・・マリアは猫が苦手なんだった・・・」

マリア
「アホ・・・みんなががんばっとるのに、ウチだけ怖がっとられへんわ・・・こんなヤツら、目を瞑っとっても倒せるわ!!」

そう言うと、マリアは村正を取り出した。

マリア
「心・・・眼!!」

マリアは精神を集中させると、軍団に斬りかかって行った。

マリア
「せぇいっ!!」

マリアはイヌ軍団をなぎ払っていく。

しかし、ここで猛彦はある事に気づいた。

マリアがネコ軍団には手をつけていない事を。

猛彦
「ククク・・・どうやらあの娘がネコがダメというのは事実のようだな・・・」

妖子
「あなた達、やっておしまい!!」

「イエッサー!!」

ネコ忍者達は、一斉にマリアに襲いかかった。

マリア
「キャ〜ッ!!」

マリアは、ネコ忍者達軍団の山に埋もれた。

たくま
「マ、マリア!!」

美保・銀一・金美・エル・刃
「マリアちゃん!!」

刃と彼女守っていたたくま、イヌ忍者達と交戦していた美保達が同時に叫んだ。

美保
「大変!早く助けないと!!」

美保がネコ忍者の山に向かおうとした。

猛彦
「ハハハ、もう遅いわ!」

妖子
「今頃あの娘は、ネコ忍者の山につぶされ・・・」

妖子が言い終えかけた、その瞬間・・・

ドゴォォォン!!

ネコ忍者達が、一瞬の内に吹っ飛んだ。

猛彦
「な、何だ!?」

煙の中から、マリアが姿を現した。

しかし、何かがおかしい。

マリア
「・・・フニ〜・・・」

エル
「ど、どうしたのかしら刃ちゃん・・・」

金美
「目が光ってるわ!?」

妖子
「フン!所詮見かけ倒し・・・」

ドギュン!!

妖子
「え!?」

マリア
「フニャ〜!!」

ザンッ!!

マリアは峰打ちで妖子を吹っ飛ばした。

妖子
「キャア!!」

ドカッ!!

妖子は木に当たり、気絶した。

猛彦
「チッ!!よくも妖子を!!」

猛彦は剣を取り出し、マリアに向かって行ったが・・・

ザンッ!

一瞬の内に、剣はバラバラになった。

猛彦
「ウ、ウソ・・・?」

マリア
「フニ〜!!」

ドカッ!!

マリアは猛彦を殴り飛ばした。

木に当たった猛彦は、気絶した。

美保
「やった!親玉2人をやっつけたわ!!」

エル
「で、でも、何だかマリアちゃんの様子がおかしいわよ・・・?」

マリア
「フシャ〜・・・」

果たして、マリアの身に何か起こったのか・・・!?












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