ファイル509:情熱の昆虫忍者(インセディア)『9・地中からの刺客と真希の力』
獅子雅がスイッチを押した事により、コナン達は奈落の底へと落ちて行った。
数秒後・・・
ドサッ!
コナン・哀・真希・歩美・光彦・元太・ユリ
「わっ!!」
コナン達7人は、穴から外に飛び出た。
コナン
「みんな、大丈夫?」
哀
「何とかね・・・」
歩美
「あら、他のみんなは?」
光彦
「多分みんな、別々の場所に落とされたんでしょう。」
真希
「きっとみんな、無事でいるハズよ!」
光彦と真希が言った。
「果たしてどうかな?」
コナン・哀・真希・歩美・光彦・元太・ユリ
「?」
コナン達が振り向くと、茶色い忍者装束を着た男が立っていた。
コナン
「あっ!」
哀・真希
「さっきのモグラ忍者!!」
伊達竜土
「オレはモグラ一族の刺客・伊達竜土!先ほどは蜂野鈴也をさらうという目的を遂行するために不本意にも戦わずして去ってしまったが、甘く見てもらっては困る!」
ジャキッ!
竜土
「モグラという生き物は、土中では敵なしと言われる哺乳類でも1・2を争う実力者!地中にさえ潜れれば、その速さに追いつける者などほぼいない!」
ザッ!
ズボッ!
コナン
「潜った!」
哀
「一体どこに・・・」
ズッ!
コナン
「!」
地中から飛び出した竜土に、コナンは吹っ飛ばされた。
ドガァッ!!
コナン
「うわぁっ!!」
哀
「コナン君!!」
真希
「油断しないで!まだコイツの攻撃は続いて・・・キャアッ!!」
ガッ!
歩美
「真希ちゃん!!」
竜土
「ハーハハハ!!早く降参した方が身のためだぞ!!」
竜土の攻撃が、コナン達を攻撃し続ける。
歩美
「そうしようよ!」
光彦
「こんなに速くちゃ、ボク達に勝ち目はありませんよ!!」
コナン・哀
「クッ・・・」
その時、どこからか声が聞こえた。
「ククク・・・いいや、もう遅い!この城に踏み込んだ時点で、オマエ達はすでに我々の敵!このツメの・・・生贄になってもらう!!」
ジャキッ!
真希
「危ない!!」
真希が咄嗟にコナン達をかばうと、それと同時に真希の肩を何かがかすった。
ザシュッ!!
真希
「グッ・・・」
ドサッ!
コナン
「真希ちゃん!!」
真希
「大丈夫、少しかすっただけよ・・・」
「ククククク・・・」
真希を襲った者が、正体を現した。
班見猫次
「オレはツチハンミョウ一族の班見猫次!雷音寺に金で雇われた者だ!!」
ユリ
「昆虫忍者なのに、金で敵側に寝返ったってワケ?最低ね。」
ユリが吐き捨てるように言った。
猫次
「フン、小娘が。どうせこの世の中、金があるヤツがえらいんだよ!!オレは雷音寺にその事を教わったのだ!!」
竜土
「さぁ、ハンミョウ!一気にカタをつけようぞ!!」
猫次
「ああ!!」
竜土は再び土に潜り、猫次は爪をかざした。
猫次
「ムン!」
猫次が念じると、爪は大きくなった。
猫次
「喰らえ!!」
猫次が爪を振り下ろした。
ヒュッ!
歩美がそれを腕の刃で受け止める。
ガッ!
猫次
「何!?」
歩美
「コナン君と哀ちゃんは、キズ1つつけさせない・・・絶対に!!」
歩美が腕を振ると、猫次は吹っ飛んだ。
猫次
「うぉぉぉ!!」
真希
「テオアクル!!」
真希が手をかざすと、上空からの水流が猫次を地面に叩き落とした。
バシュウウウ!!
猫次
「ぐわぁ!!」
猫次は衝撃で気絶した。
真希
「後は、モグラ忍者のみ・・・」
真希は精神を集中させた。
真希
「(集中せよ、真希・・・敵の魔力を感じとるのよ・・・)」
真希はしばらく集中を続け、そして・・・
真希
「見えた!そこね!!」
真希が指を差した。
竜土
「ヤ、ヤベ・・・」
竜土は慌てて攻撃態勢に入ろうとした。
真希
「もう・・・遅い!!ハァァァァァッ・・・ラージア・アクル!!」
真希が地面に手を置くと、地面から無数の水流が吹き出した。
その中の1つが、竜土を突き上げていた。
竜土
「ぐぁぁっ・・・」
真希は飛び上がると、竜土に一撃を入れた。
真希
「セェイッ!!」
ドカッ!
竜土
「ガハッ・・・」
ドゥッ!!
真希の手刀をモロに喰らった竜土は、地面に叩きつけられ気絶した。
ガク・・・
真希
「フゥ・・・間一髪だったわね・・・」
コナン達は2人の刺客を拘束すると、先へと進んだ。
次回は、刃達が活躍!! |