FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章(62/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル52

佐々木メトロ
松葉の同級生の1人で、慎重派な二枚目少年。
江戸時代に活躍した剣豪・佐々木小次郎の子孫に当たる。
佐々木家も桜野家他とは戦国時代から続く親しい関係である。
宮本家の娘であるフレアと恋仲関係にある。
松葉と鈴也の関係を冷やかす取り巻きの1人で、清兵衛よりも積極的に参加する。
だが自身もフレアとの関係を冷やかされると赤面する傾向あり。
幼い頃からフレアと良くチャンバラゴッコをしていたが、彼女には1度も勝てた事がなくそれが悩みの1つにもなっている。
だが、負けるたびにメトロ自身は『女に勝ってはしゃぐのは武士として恥』と言って本心をごまかしている。
見かけによらず幼少の頃はイジメられっ子で、フレアに良く助けてもらっていた過去があり、その事もあってか彼女より強くなりたいと日々修業にに明け暮れている。
忍法は鈴也と同じく水であり、メトロと鈴也のコンビネーションは松葉とフレアのコンビネーションと同様敗れる事はほぼない。
変化する昆虫は、セミ。
FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル506:情熱の昆虫忍者(インセディア)『6・意外な味方』


同じ頃、美香のグループも敵と戦闘中だった。

美香
「フゥ、キリがないわね・・・」

美香は先頭を走りながら、イタチ忍者達を吹っ飛ばしていく。

その後ろに続く深雪達も、襲って来る敵を圧倒していた。

波香
「だんだんキツくなってくるわね・・・」

弓雁
「もうちょっとや、がんばろ!」


「それより、コナン君達は大丈夫かな?」

泉が心配そうに言う。

深雪
「そだね・・・鈴也君を守りつつだものね。バテてないかしら・・・」


深雪も不安そうだ。

美香
「じゃあ、彼らと合流する?ちょうど敵もいなくなったし・・・」

美香達は、コナン達のいる場所に向かった。



その頃、マリア・たくま・雷薙は、波布美と戦っていた。

マリア
「村正ーっ!!」

マリアは木刀を手に取ると、波布美の尾目掛けて振り下ろした。

マリア
「ゼェイッ!!」

ズバッ!!

マリアは波布美の尾を斬り落とした。

だが・・・

ニョキ・・・

マリア
「え?」

尻尾は見る見る内に再生していった。

マリア
「何やと!?」

尻尾はあっという間に再生した。

マリア
「何で?何で再生したんや!?」

波布美
「アタシ、実はトカゲ忍者とヘビ忍者のハーフなのよ。知ってるでしょ?トカゲは危機に陥ると尻尾を生贄に逃走でき、その際に斬り落とされた尻尾は後にまた生えてくる事を・・・つまり、アタシに尻尾を斬り落とす攻撃は通用しないのよ!」

マリア
「そやけど、アタシの剣術の前にはそんな手段は通じへん!何度でも斬り落とし、疲れ切ったところでケリをつけたるわ!!」

波布美
「あら、そう・・・でも、その調子だと先にバテるのはあなた達の方じゃない?」

マリア
「え?」

マリアが振り返ると、たくまが片膝をついていた。

たくま
「ハァ、ハァ・・・」

マリア
「し、しもた!たくまが・・・」

波布美
「スキありね!」

波布美はたくまに襲いかかった。

マリア
「あっ!!」

たくま
「うわっ!!」

たくまは波布美に噛みつかれた。

ガブッ!!

波布美はたくまを持ち上げると、そのまま飲み込んだ。

ゴクン!!

マリア
「たくまぁ!!」

ペロリン。

波布美
「3人も食べると、さすがにお腹がふくれるわねぇ・・・あなたの彼氏も中々美味よ♪」

マリア
「よくも・・・許さへん!!」

マリアは波布美の尻尾を細切れにした。

波布美
「甘いわね・・・細かくされた方が、逆にアタシにとって有利なのよ!!」

そう言うと同時に、細切れにされた尻尾がマリア目掛けて飛んできた。

そのままマリアに直撃する。

マリア
「キャアアアアア!!」

マリアは吹っ飛ばされる。

その一瞬のスキをつき、波布美はマリアを捕らえた。

グルグルグル!!

マリア
「キャア!!」

波布美
「ここまでね。」

マリア
「イ、イヤやぁ〜!!」

波布美はイヤがるマリアに噛みつき、彼女をペロリと飲み込んだ。

ゴックン!

ペロリン。

雷薙
「マ、マリアちゃ〜ん!!」

波布美
「さてと、後はあなただけね。」

波布美は雷薙ににじり寄った。

雷薙
「食べられてたまるもんですか!!」

雷薙は蛾の翼を生やし、飛び上がった。

雷薙
「そりゃあ、子供の彼らより私の方が美味だと思うわよ。でもねぇ・・・(あ、ユリちゃんは正体大人だったっけ?)」

その言葉は波布美を興奮させるのには充分だった。

雷薙
「あ・・・ヤバ・・・」

波布美
「いた〜だき〜ます〜♪」

波布美は尻尾の弾丸を放った。

雷薙
「わっ、わっ!!」

雷薙は必死に避けたが、弾丸の内の1つが雷薙の翼を破った。

バァン!!

雷薙
「キャアアア!!」

雷薙は落ちた。

そこを待っていたかのように、波布美は雷薙を巻き取る。

グルグルグル!

雷薙
「わ、私なんか食べてもおいしくないわよ!不細工ですから、ホラホラ。」

雷薙は一生懸命変な顔をしたが、波布美に通じるワケがない。

波布美
「あ〜ん♪」

波布美は嬉しそうに口を開け、そして・・・

動きを止めた。

雷薙
「な、何よ・・・」

覚悟を決めた雷薙が波布美を見ると、波布美の背中に謎の影が刀を突き立てていた。

雷薙
「な!?」

波布美
「ガ、アアア・・・」

「疾風・・・斬・幻影破!!」

謎の影の攻撃が炸裂すると、球体に包まれたマリア達が現れ、地面に落ちる。

その後、波布美は元の姿に戻り、気絶した。

スゥゥゥゥ・・・

ドサッ!

「危機一髪だったわね。」

雷薙
「あ、ありがとうございます・・・あの、あなたは一体・・・?」

幡宮(マングウ)郁美(イクミ)
「自己紹介が遅れたわね。アタシはネコイタチ一族の幡宮郁美よ!」

雷薙
「マ、マングース忍者・・・」

雷薙は、しばらく唖然としていた・・・

次回は、美香達とコナン達の合流と松葉と鈴也の会話!












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