FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章(61/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル51

宮本フレア
松葉の同級生の1人で、お茶目な性格の女の子。
江戸時代に活躍した剣豪・宮本武蔵の子孫に当たる。
宮本家は桜野家他とは戦国時代から続く親しい関係である。
佐々木家の男であるメトロと恋仲関係。
松葉と鈴也の関係を冷やかす取り巻きの1人で、必ず最初に言い出すのも彼女。
だがフレア自身もメトロとの関係を冷やかされる事が多い。
忍法は松葉と同じく炎系で、彼女とのコンビネーションは1度も敗れた事がない。
蝶に変化できる事も松葉と一緒。
先祖代々受け継いだ二刀流剣術を使う。
どちらの刀にもフレアの念が込められているため、かすっただけでも火がつく仕掛けになっている。
カラオケが好きで、将来は歌手になろうと思っているが、忍術の修業が忙しいため休日にしか楽しめず悩んでいる。
FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル505:情熱の昆虫忍者(インセディア)『5・消えた鈴也』


伊澄達のチームは、サクサクと森の中を進んでいた。

祐美
「伊澄ちゃんは方向オンチじゃないのね。ナギちゃんの親戚なのに。」

伊澄
「私はナギちゃんとはちがいますから。」

歩美
「それに、襲ってくる忍者が全て弾かれてるものね。」

光彦
「スゴい威力の結界ですよね。」

伊澄
「これでも、七海島の時の10分の1の力よ。」

伊澄はシレッと言った。

歩美・光彦・祐美
「(この子(この人)の本気ってどれだけ怖いのよ(怖いんですか)!!)」

歩美達はそう思った。



その頃、元太は逃げるユリに追いついていた。

元太
「落ち着けよ、ユリ!」

元太はユリの腕をつかむ。

ユリ
「落ち着いてられないわよ!」

元太
「オマエが落ち着かないと、ダメだろうが!」

元太は叫ぶ。

ユリはビクッとなった。

ユリ
「ゴ、ゴメン・・・でも、あれだけは本当に・・・ダメなんだもん・・・」

ユリはしゃがみ込んだ。

元太
「わかったよ・・・オマエの弱点はオレの弱点だ。2人で少しずつ克服していこう。な?」

元太が言った。

ユリ
「うん・・・」

ユリは赤面した。

「ウフフ・・・そんな事を言っていられるかしら?」

元太・ユリ
「?」

元太とユリが振り向くと、後ろから女が現れた。

ザッザッ・・・

蝮崎(マムシザキ)波布美(ハブミ)「さっきヘビを放ったのはこのアタシ・・・アタシはヘビ一族の刺客・蝮崎波布美よ。」

ユリ
「マ、マムシに・・・ハ、ハ・・・ブ・・・」

ドサッ!

ユリは気絶してしまった。

元太
「ユ、ユリ!これはマズいな・・・しかたねぇ!!」

元太はユリを背負うと、走り出した。

ダッ!

波布美
「逃がさないわよ!臨兵闘者皆陣列在前・・・変化!!」

波布美は巨大なハブに変化すると、元太とユリを追い始めた。

初めは元太も順調に逃げていたが、数分も追い続けられるとペースも落ちてくる。

そして数秒後、ついに疲れて倒れてしまった。

元太
「ハァハァ・・・!!」

ドッ!

それを待っていたかのように、波布美は元太とユリに襲いかかった。

グルグルグル・・・

波布美は元太とユリをグルグル巻きにし、持ち上げる。

ヒョイッ・・・

元太
「ぐっ・・・は、放せ・・・」

波布美
「イヤよ。さてと・・・いただきまぁ〜す♪」

波布美は大きく口を開けると、元太とユリに迫った。

元太
「う、うわぁぁぁ・・・」

バクッ!!

波布美は2人に噛みつき、持ち上げた。

グィッ!

そこへ、マリア達が駆けつける。

たくま
「ハァハァ、やっと追いついた・・・」

雷薙
「あぁ!2人が・・・」

マリア
「元太君!!ユリちゃ・・・」

波布美は元太とユリを飲み込んだ。

ゴックン!!

ペロリン。

たくま
「た、食べちまった・・・2人を・・・」

波布美
「ウフフ・・・この2人、中々美味ねぇ♪」

波布美は舌を出した。

波布美
「さぁ、次はあなた達の番よ。」

マリア
「よくも元太君とユリちゃんを・・・許さへんで!!」

マリア達は、波布美に向かって行った。





一方、コナン達はサル忍者達の素速さに悪戦苦闘していた。

コナン
「クソッ、何て素速いヤツらなんだ!!」


「サルは元々体つきが小さいから、素速い動きができる・・・サルよりも重い人間でこれほどの素速さを出す事ができるなんて!!」

鈴也
「マズいな・・・コイツらの狙いはおそらく、オレ達を疲労させる事・・・このままじゃ、どっちみち疲れて倒れてしまう!!」

そんな事を言っている間に、鈴也の足下がふらついた。

コナン
「鈴也君!」

コナンと哀が鈴也に駆け寄る。

それを待っていたかのように、サル忍者達は一斉に飛びかかってきた。


「わっ!!飛びかかってきた!!」

真希
「任せて!!」

真希はコナン達の近くに寄った。

真希
「アクウシル!!」

真希が呪文を唱えると、ドーム状のバリアーがコナン達を包み込んだ。

ヴァッ!!

サル忍者達は弾かれたが、すぐに突っ込んできてバリアーを攻撃し始める。

ドガァ!!

バキィ!!

コナン
「マズい・・・ヒビが入り始めてる!!」

真希
「心配しないで・・・ギガ・ラ・アクウシル!!」

真希が呪文を唱えると、バリアーが大きくなった。

その瞬間、サル忍者達は吹っ飛んだ。


「な、何て威力なの!!」

真希
「この呪文は敵を閉じ込め、放たれた攻撃を全て跳ね返す・・・裏を返せば、力を込めたこのバリアーは強大な盾と化すってワケよ!!」

コナン
「いける・・・これならいけるぞ!!」

コナン達は勝利を確信した。

だが、この時彼ら3人は気づかなかった。

鈴也の足下に、新たな刺客が迫っている事など・・・

そして、次の瞬間・・・

鈴也
「うぐっ!?」

鈴也は足下から飛び出してきた影に口を塞がれた。

そのまま地中へと引きずり込まれる。

哀・真希
「な!?」

コナン
「す、鈴也君!!」

コナンは手を伸ばした。

鈴也
「コ、コナンく・・・」

コナンの努力も虚しく、鈴也は地中へと消えてしまった。

コナン
「す、鈴也君・・・」


「上ばかりに気を取られて、油断してたわ・・・」

真希
「ど、どうしよう・・・」

コナン達は、しばらく立ち尽くしていた・・・

ついに敵の手に落ちてしまった鈴也・・・

次回は、思いがけない味方が登場!!












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう