ファイル504:情熱の昆虫忍者(インセディア)『4・刺客達の襲撃』
鈴也とコナン達が京都に向かった頃、獅子雅の元にも連絡が届いていた。
獅子雅
「そうか、アイツが出発したか・・・しかも護衛つきとはね。」
獅子雅は連絡した男の立体映像が消えると、クククと笑った。
獅子雅
「バカなヤツだ・・・どれだけ護衛をつけようとも、我が精鋭の前では無意味・・・」
そう言うと、獅子雅は手紙を書き始めた。
獅子雅
「『蜂野鈴也を捕らえ、連れて来い・・・手段は問わぬ』・・・と。」
獅子雅は手紙を書くと、それをハト達に取りつけた。
獅子雅
「さぁ、行け!」
獅子雅はハト達を飛ばすと、不敵な笑みを浮かべた。
獅子雅
「見せてもらうぞ、ハチ忍者の護衛達よ。オマエ達の実力とやらをな・・・」
鈴也達は、京都府へとたどり着いた。
刃から電話を受けた美保達も、授業を抜け出し途中で合流した。
コナン
「さて、京都に着いたけど・・・どう行動する?鈴也君。」
鈴也
「そうだね。大勢だとさすがのヤツも警戒するだろうから、いくつかのグループに分けて行動した方が良いだろうね。」
鈴也の提案で、コナン達はグループ行動をする事になった。
組み分けは以下の通り。
美保チーム−美保・銀一・金美・エル・刃
美香チーム−美香・深雪・弓雁・波香・泉
伊澄チーム−伊澄・祐美・歩美・光彦
マリアチーム−マリア・たくま・元太・ユリ・雷薙
風月チーム−風月・暁・フレア・清兵衛・メトロ
鈴也チーム−鈴也・コナン・哀・真希
コナン
「オレ達と伊澄ちゃんのグループは4人か。」
哀
「人数の関係上ね。」
真希
「その分、私達は責任感も重大よ。」
鈴也
「しっかり護衛頼むよ。」
美保
「じゃあ、玉龍寺で落ち合いましょう。」
鈴也達は、グループごとに出発した。
雷薙達は、森の中を進んでいた。
ユリは元太にしがみつきながら歩いている。
ユリ
「ね、ねぇ元太君・・・動物って事は、爬虫類もいるのよね?」
元太
「ああ。」
たくま
「そういや、ユリちゃんってヘビが苦手なんだっけ?コナン君に聞いたけど。」
ユリ
「う、うん・・・」
マリア
「心配ないて!所詮人間が化けるもんやし!」
ユリ
「人間が化けたものでも、苦手なものは苦手なの!」
そんな事を言っていたユリの頭上に、何かが落ちてきた。
ポトッ!
ユリ
「へ?」
『シャーッ!!』
ヘビである。
ユリ
「キャアアアアア〜ッ!!」
ユリは全速力で逃げ出した。
元太
「あ、ユリちゃん待て!」
元太も後を追って行った。
雷薙
「マズい!バラバラになったらヤツらに狙われる!追うわよ!!」
マリア・たくま
「はい!!」
雷薙達も後を追った。
もちろん、ユリの頭上にヘビが落ちてきたのは偶然ではない。
木の上にいた女が、彼女の弱点を聞くと同時にヘビを召喚し落としたのだ。
「ウフフ・・・あの子の弱点はヘビか・・・アタシにとって打ってつけの獲物ね・・・」
そう言うと、女は行動を開始した。
同じ頃、風月達は別の道を進んでいた。
風月
「今何か悲鳴が聞こえなかった?」
暁
「きっとユリちゃんだよ。ヘビが落ちてきたからじゃないかな?」
フレア
「へぇ、ユリちゃんヘビが苦手なんだ。何か親近感わくな。」
メトロ
「オマエも爬虫類苦手だもんな。」
暁
「そうなんですか?」
フレア
「ええ、アタシはカメレオンが苦手でね・・・」
そう言いながら進んでいると、清兵衛の足が止まった。
メトロ
「どうした、清兵衛?」
清兵衛
「何かいる・・・拙者達の近くに・・・おそらく、姿を消せるヤツだろう・・・」
メトロ
「みんあ、ぬかるな!」
メトロ達は戦闘の体勢を整える。
次の瞬間、メトロ達はカメレオン忍者の大群に囲まれた。
フレア
「やっぱり出て来たわね・・・」
メトロ
「松葉ちゃんの仲間であるオレ達の弱点は向こうに筒抜けなのか?」
清兵衛
「そうかもしれぬな。どちらにせよ、ここを突破しなければ松葉ちゃんは救えない!」
風月
「覚悟を決めましょう!!」
風月達は、カメレオン忍者達に向かって行った。
一方、美保達は一足早く敵と戦っていた。
美保
「ハァッ!!」
銀一・金美
「ゼェイッ!!」
美保達は、ネズミ忍者達を圧倒している。
倒しても倒しても、後から後からわいてくるが。
刃
「キリがあらへんな・・・」
エル
「異常なほどの繁殖性がネズミの特徴・・・彼らも同じなんでしょうね。」
美保
「仕方ないわ・・・全員の最大技で、一気に吹っ飛ばすわよ!!」
銀一・金美・エル・刃
「了解!!」
美保達は1ヶ所に集まり、強大な光を発した。
そして、次の瞬間・・・
ネズミ忍者達は、1人残らず気絶した。
次回は、ユリと鈴也に危機が・・・ |