FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章(6/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル39

色葉(イロハ)
温泉宿『霞亭』に、いつの間にか住み着いたお手伝いさん。
お持て成しが大好き。
初登場は、ファイル411。
薄桃の長い髪を、左右で三つ編みにしている。
正体は、木製の精巧な絡繰り人形。
両肩のパーツには『弐』、背中にはDIX168と読める謎の型式番号と『色葉』という文字が書かれている。
さらに背中にはMHEの文字が表記されているため、開発者は『あの人』の関係者である可能性が高い。
お客さんのお持て成しを役割だと思っていて、邪魔をする者は敵とみなし排除する。
霞亭が自分の家だと思っている。
『女将』と自称している。
制御システムは頭の歯車1つが欠けただけでも暴走する。
絡繰り人形なので体がバラバラになっても死なず、パーツを組み立て直せば元に戻る。
胴体が軟らかいらしい。
暴走した時、宿の玄関を破壊した。
なぜか武装を内蔵している。
時々、全武装開放をしないとムズムズするらしい(現在は弾切れで使用不可能)。
年代、口径を問わずに弾を装填できる高性能だが、コナンが知っている場所が遠いので入手には時間がかかりそうである。
頭が悪いらしく、コナンが頭を差した事に対し、『頭突きですか?』と言うほどの天然ボケ。
FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル450:怪人・紺夜叉の謎『5』


コナン
「なーんで観光地の土産物売り場に木刀なんてあるんだろうねー。」

色葉
「さぁ?そういうものらしいですよ。これもどうですか?」

真希
「あら、コナン君に色葉さん。何してるんです?もうお土産選んでるんですか?」

コナン
「あ、真希ちゃん!大変だよ、出たんだ真希ちゃん!本物の紺夜叉が!!」

真希
「え!?ホントですか!?」

色葉
「それで先程風月さんが亡き者に・・・ヨヨヨ・・・」

真希
「ええ!?」

コナン
「勝手に殺さない。つーかトドメは色葉さんでしょ。アンタ本当にメカか?」

「キャアアアアア〜ッ!!」

コナン
「!!この悲鳴はユリちゃん!!」

色葉
「寅の間です、入ってすぐ左の。」

コナン
「はい!」

ダッ!

コナン
「ユリちゃん無事か!?」

ガラッ!

コナン
「!!遅かったか!?」

色葉
「何か顔にかけられてますよ。どうやら本物みたいです。」

コナン
「まさか薯蕷!?何てこった・・・早くも次の死者が・・・」

色葉
「だから死んでませんって。」

ユリ
「ん・・・コナン君・・・?」

真希
「あ、気づきましたよ。」

コナン
「大丈夫?体痒かったりしない?」

ユリ
「ああ〜ん、コナンくぅ〜ん♪」

ガバッ!

コナン
「え!?ちょ、ちょっと何?どうしたのユリちゃん!?」

ユリ
「ウフフ〜ン、私を選んでくれたんですね〜♪では不束者(ふつつかもの)ですが・・・早速ピーをピーしてピーでピピィーんでそれからピガーッにピーガガピーピガガガーさせていただきますですよ〜♪」

ところどころ台詞を伏せてます(ヤバい言葉なので)。

コナン
「女の子がそんな事言っちゃダメ〜ッ!!」

ユリは浴衣をはだけながらコナンに迫った。

コナン
「どどど、どうしちゃったの!?いつもの恥ずかしがり屋のユリちゃんじゃないよ〜!!2人共見てないで止めてよ!」

「フフフ・・・その娘にかけたのは薯蕷ではないぞ。」

ヌッ!

コナン
「!紺夜叉!!」

「実は間違えて、口にすればたちまちエロエロ〜ンな気分になる色気キノコのおろし汁をかけてしまってな。おとなしそうな顔して結構耳年増なのね〜。テヘッ♪」

コナン
「何て事〜っ!!」

「例によって解毒薬もあるが・・・まぁ少年も満更ではなさそうだし別にいらんか?」

コナン
「何でそうなる!!つーか逃げんな!!2人共ユリちゃんを頼む!!」

ダッ!

色葉
「はい!チェッ・・・」



コナン
「クッ、どこへ行った・・・!?」

パタッ!

コナン
「!」

歩美
「スースー・・・」

「ム・・・もう寝てたのか・・・フム、起こすのも気の毒だな。この笑い薬は使わないでおくか・・・」

コナン
「いたな!!今度はさせんぞ!!」

バシッ!

「ムッ!!フフフその調子その調子、そうこなくては・・・」

バッ!

コナン
「クソッ!バカにして!」

歩美
「ん〜・・・何よもう、眠れないじゃない・・・って、ええ!?頭がビショ濡れ!?何でぇ!?」



コナン
「ホントに素早い・・・!またどこかの部屋に隠れたか!?」

「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ・・・」

コナン
「ん?怪しい声が・・・ひょっとしてここか・・・?」

スッ!

コナン
「!?」


「来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない・・・」

花弁なしの花の山。

パタン!

コナン
「・・・ここは心配無用だな。」

「キャアアアッ止めんかい〜っ!!」

コナン
「マリアちゃん!?しまった!!そっちへ先に行くべきだったか・・・!」

ダッ!

マリア
「な、何すんねんこのヤロッ!!」

コナン
「マリアちゃん、無事か!?」

バンッ!

マリア
「あ〜もう!何でこういう時に限って妖怪が襲って来んねん!おかげで服がはだけて・・・」

ブッ!

マリア
「あ、コナン君!ウチを選んでくれたんか!?」

コナン
「お、お邪魔しました・・・」

パタン!

マリア
「ええ!?ちょおコナン君!邪魔やないって!つーか助けてやぁ〜!!」

コナン
「まさか妖怪の相手してたとは・・・アイツ・・・どこ行ったんだ?念のため空き部屋も調べてみるか・・・」



コナン
「え!?」


「入るな!」



コナン
「はい?」

光彦・たくま
「出てけ。」



元太
「入っちゃダメ。」

ドカッ!

コナン
「ホギャ!?何でぇ!?」



コナン
「ど、どうして?何で?なぜに有無を言わさずに追い出されんの?嫌われたのかな・・・?」

シクシクシク・・・

もちろん、ちがいます。

タタッ・・・

真希
「あ!コナン君。いました?紺夜叉。」

この子が元凶。

コナン
「それが途中で見失っちゃって・・・ところで、あのー、ユリちゃんはどうしたかな・・・?エロエロ〜ンは?」

真希
「それなら色葉さんが当て身かまして寝かせて、色葉さんの部屋に連れてってます。てぃって。」

コナン
「またか。」

真希
「あら!?」

コナン
「ん?どしたの?」

真希
「今、上に怪しい人影が!!」

コナン
「しまった、2階か!!」




「んにゃ〜・・・」

トントン!


「うにゃぁっ!?は、はいっ起きてるよぉ!!」

ガラッ!

こなん
「哀、無事か!?」


「ヘ?うん、無事だよぉ?あ・・・!コナン君来てくれたんだ・・・」

こなん
「?来てくれたってどゆ事?」



こなん
「はい?オレが誰と一夜を過ごすか争ってたぁ!?」


「うん、それでコナン君に一番カワイイ子を選んでもらおうって事になって・・・じゃあコナン君手紙読んでなかったんだ。」

こなん
「うん、紺夜叉って怪人が現れてさ。そいつを追っかけてたんだよ。」


「なーんだ、そうだったんだ・・・そりゃそうだよね・・・」

こなん
「ひょっとして、ガッカリした?」


「え!?そ、そんな事ないよ!」

こなん
「ガッカリする事はないよ。」


「?何で?」

こなん
「オレが一番カワイイと思ってるのは・・・哀なんだから。」


「ええ!?」

ドッキーンッ!!


「ウソッ、どうして!?私なんかよりその・・・あの・・・わ、わ、何かドキドキしてグルグル回ってワケわかんないよぉ〜!」

こなん
「ウソじゃないよ。証拠見せてあげるから目をつぶって。」


「ヘ?う、うん?」

哀は目を閉じようとした。

こなん
「(ニヤッ・・・)」

哀、大ピンチ!?












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