ファイル498:玩具と少女の襲撃『6』
真希
「刃ちゃん!ユリちゃん!行くよ!!」
真希は刃とユリと手をつなぐと、空中に飛び出した。
ビュン!!
トイ・レモン
「何よあなた達!!逃げるつもりなの!!チィッ!!」
カッ!
真希
「バ〜カ、逃げてるワケじゃないわよ!1度あなたの影響範囲から離れて、2人を元に戻すのよ!!」
ユリ
「でも、なかなか戻らないわよ?」
刃
「それだけ能力が強力なんよ。もうちょいや、真希ちゃん。」
その時、真希を連れてきた戦闘機が引き寄せられていた。
ゴッ!
真希
「!!パイロットのおじさん!!基地に戻ったんじゃ・・・」
「機体が勝手に・・・君のせいじゃないのか!?」
次の瞬間、戦闘機はロボットに変形した。
ガチャガチャ・・・
ガシャン!!
「わぁぁ!?」
秀一
「戦闘機と合体して3人を追う気だ!時間を稼がないと!リリーちゃん、降りて!ECMを使う!!」
リリーは秀一のそばに寄った。
秀一
「多少の効き目はあるハズだ!ヤツの能力の射程を少しでも縮める!!」
キュウウウン・・・
ファミリア
「来るわ!ECMを切って!」
ヒュパッ!
トイ・レモン
「な!!」
次の瞬間、戦闘機ロボと救急車ロボは連鎖で爆発した。
ゴガァ!!
トイ・レモン
「キャアア〜ッ!!」
フッ・・・
レモンは地面に落ちた。
トイ・レモン
「ク・・・クソッ・・・!!私のゴッド救急ロボが・・・!!」
レモンの頭に、刃が触れた。
キュン!
トイ・レモン
「・・・!!」
刃
「さすがに今のは堪えたみたいやね。ダメージが抜けるまで、オモチャはお預けや。」
トイ・レモン
「フ・・・フン!!それも後2〜3分の事よ!!どっちみちこの遊びは、『バスター』か『私が死ぬか』ってシナリオなのよ!どう転んだって私の負けはないのよ。早くしないと反撃するわよ・・・!!」
真希
「『負けがない』?あなた、バッカじゃないの!?あなた、最初からずっと・・・独りぼっちじゃないのよ。」
トイ・レモン
「・・・!!」
刃
「オモチャがいくらたくさんあっても・・・1人で遊ぶのはつまらないんやろ。だから戦うんよ。その間だけ1人じゃないって感じるから・・・その弱みを洗脳に利用されたんがわからへんの?」
ユリ
「『死ぬ』って何のためよ?あなたの事使い捨てにする連中のため?」
真希
「どう転んでも負けがないのは私達よ。何があっても・・・1人じゃないもの。」
トイ・レモン
「・・・!!」
ファミリア
「さっきまで半泣きだったクセに、そろった途端によく言うわ。」
トイ・レモン
「黙れ・・・!!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ、黙れぇ〜っ!!!」
ヴァアアア・・・
レモンは巨大怪獣に変身した。
秀一
「ザ・シスターズトリプルバスター!!完全解禁!!」
ギュン!!
真希
「大丈夫、あなただって友達になれるよ。刃ちゃんとユリちゃんの仇討った後でね〜っ!!シアン・マキアクル・アブソリュージョン!!!」
パッコ〜ン!!
真希は思いっきり怪獣を蹴飛ばし、洗脳を解いた。
ヴゥッ・・・
秀一
「け・・・蹴りでも効くんだ!?」
ファミリア
「『救いたい』っていう優しい気持ちがこもってればいいんじゃない?」
秀一
「イヤ、こもってなかっただろ、あれ・・・」
ファミリア
「ま、多少厳しくてもしょうがないでしょ。いくら同族を守りたい本能があるったって・・・あの子達のキズナは特別なんだから。」
「キズナ・・・か。ちょっと妬けるねぇ。」
秀一
「ヘ?」
「じゃ、我々も引き上げだ。」
「は〜い。凪木ちゃんがカンカンだよ、デュリオア。」
ガポッ・・・
七海『プハー。』
『オレ達が必ず解放する!』
デュリオア
「・・・フン。」
「な〜にニヤけてるんだよ、デュリオア。や〜らし。」
七海『てれぱしーデモヨクワカラナイ・・・嬉シイノカむかツイテルノカ、ドッチダ?』
デュリオア
「・・・うるさいね、何でもないよ!!」
無事、2人目を解放した真希。
次回は、何と美希が登場!! |