ファイル497:玩具と少女の襲撃『5』
「106より基地へ!現在順調に飛行中!まもなく訓練飛行を終えて、帰投・・・ん?」
その時、何かが飛行機に張り付いた。
ビュッ!
「う・・・うわっ!?」
真希
「やっほ〜♪これ、カッコイイね!?それに速そう♪」
「ちょ・・・オマエ・・・あっ、何を・・・わ〜!?」
ズンッ!
その頃リリーとファミリアは、レモンの操るロボットと戦っていた。
新美
「ゴウ・ファミス!!」
リリー
「ゴウ・ギコル!!」
ドゴォ!!
トイ・レモン
「チッ、何なのよあなた達?さっきから防御ばっかりじゃない。『バスター』しないの?でなきゃ、本気で私を殺しに来なよ。」
2人が破壊した腕が、瞬時に修復された。
ヴウウウン・・・
リリー
「ファミリアちゃん!ダメージが修復されていくわ!!」
ファミリア
「ま〜、幻覚だしね〜。とにかくマスターが来るまで、時間を稼ぐしかないわ。幻覚に食われないよう気をつけて!」
リリー
「ユリちゃんと刃は大丈夫やろうか・・・?」
ファミリア
「光を遮って視覚からのフィードバックを防いでるから・・・これ以上の進行はないと思うけど・・・」
トイ・レモン
「何ブツブツ言ってるのよ!?もっとマジメに遊べよなっ!!」
その時、消防車からの放水がロボットの目に当たった。
バシュ!!
トイ・レモン
「キャッ!?」
ザルチム
「放水〜っ!!ロボットの目を狙え!!よそ見をするな、リリー!あんな古くさい大味な逆輸入ロボットに負けるな!!」
トイ・レモン
「何ですって〜っ!!ゴッド救急ロボをバカにするな〜!!」
ザルチム
「日本じゃそんなダサいオモチャはもはや幼児しか遊ばん!!我が国のオモチャはもっと進化しているのだ!!こんな風にな!!」
ニャンッ♪
『リリー・ハートネス 強化突撃服』
トイ・レモン
「お・・・おお!?」
ザルチム
「以前仲間に作ってもらったのだ・・・」
リリー
「無断で妙な物作んな〜っ!!」
刃
「光も音も入って来えへんけど・・・外、どうなってる?」
ユリ
「ん〜、ファミリアさんとリリーさんががんばってくれてるみたいよ。後、ザルチムさんが少し足引っ張ってる。」
刃
「強力な幻覚やわ。見えへんようにしても、感触が広がってくる。心臓に届いたらアウトやね。」
ユリ
「空間歪めるのも思ったより限界が近そうだし・・・ダメ・・・くじけそうだわ・・・!!」
刃
「がんばって、ユリ!!すぐに真希ちゃんが来・・・」
その時・・・
ゴォォォォォ・・・
トイ・レモン
「ん?あれは・・・」
ザザザッ!
真希
「お待たせ〜っ!!タクシーが乗車拒否するから、手間取っちゃった!!」
刃
「真希ちゃん!!」
ファミリア
「マスター!!」
ザルチム
「新型主力戦闘機か・・・速いワケだ・・・!!」
トイ・レモン
「う・・・!!救急車よりあっちの方がカッコイイ!?」
ファミリア
「赤井さんは!?」
真希
「輸送機で待ってる!私が来たから離れていいよ!」
ファミリア
「ったく、人使いが荒い・・・」
ヒュッ!
真希
「大丈夫!?2人共大丈夫だった!?」
ユリ
「真希ちゃん・・・」
真希
「ゴメン、一緒にいなくて・・・」
ユリ
「堪忍よ、メロス!!私を殴って〜!!」
真希
「ハ?」
刃
「(気が小さいんやから、ユリは〜!後でアタシからチクろと思てたのに。)」
トイ・レモン
「何よぉ、あなたは?」
真希
「私の親友、よくもオモチャにしてくれたわね・・・!!って、私今うまい事言った!?うまい事言ったよね!?」
ユリ
「あ〜はいはい。」
刃
「うまいうま〜い(棒読み)。」
真希
「この3人が・・・『ザ・シスターズ』フルメンバーよ!!」
トイ・レモン
「何ですって・・・!?ウソつけ!!フィギュアは普通メインキャラから作られるものでしょ!」
真希
「フィギュア?」
ザルチム
「バカめ!最近はそうでもない・・・」
リリー
「うっさい黙れ!!」
トイ・レモン
「まぁ、どうでもいいわ。とにかく早いトコバスターしてみなよ。」
ヒュパッ!
秀一
「言われなくてもそうするさ!!」
刃
「シュウ!!」
秀一
「その子の背後にいる連中!聞いてるか!?バスターを手に入れれば、自分達の商品が無敵になるとでも思ったのか!?それとも全世界のエスパーが力を合わせる事を恐れたか!?あいにくだが、こんな偵察はムダだ!!洗脳エスパーを何人寄越そうが・・・オレ達は必ず解放する!!」
『フ・・・覚えておこう、少年。もう十分だ。レモンには『戦った後死ね』と伝えなさい。』
「・・・はい。サイクロプス。」 |